カテゴリー
ワイン・データシート

2018 NOVO BRUT ワイン・データシート

English

陽は昇る、美しき泡立ち上る……「のぼ」は、ビン内二次醗酵方式で造られたスパークリングワインです。ビンの中で酵母が細かい泡をつくるこのビン内二次醗酵によって、過去数世紀にわたってフランスのシャンパーニュ地方をはじめ世界中で偉大なスパークリングワインが生み出されています。
ココ・ファーム・ワイナリーのスパークリングワイン「のぼ」は、こころみ学園の葡萄畑で、大切に育てられたリースリング・リオン種の葡萄から原酒(キュベ)を造ります。大量生産を行わず、澱をビン口に集めるルミュアージュも、澱を凍らせて抜くデゴルジュマンも、すべて手作業によるものです。この辛口の「のぼブリュット」は、澱を凍らせて取り除いた後、同じワインで補填したドサージュ0(ゼロ)で、
いわゆるナチュールのスパークリングワインです。
このワイン、「リースリング・リオンはスパークリングワインにしてみたら面白いものになるのではないか」と思いつき、とりあえずは自分たちのために試しに造りはじめたものでした。ココ・ファーム・ワイナリーのスタッフみんなが泡のワインを飲むことが大好きだったのも忘れてはいけない理由です。
1996年のぼドゥミセックが、2000年九州沖縄サミットの晩餐会の席でサーヴィスされました。このことは、本当に光栄なことと感じております。そしてこれからもこの名誉にお応えできるよう、私たちは常に初心を忘れず、さらに厳しく、その高い品質を維持していく覚悟でおります。

テクニカル・データ
品種: リースリング・リオン 99%
プティ・マンサン 1%
畑: 栃木県足利市田島 こころみ学園
収穫: 2017/09/25
2018/08/22, 27

収穫時の糖度(平均)約18.8°Brix
収穫方法:手摘み

醗酵: 葡萄を房のままプレスし、フリーランと低圧力で搾られた部分のみを使用。果汁をステンレスタンクに入れ、野生酵母で醗酵させる。ビン内二次醗酵は、特別に選別された乾燥酵母を添加して醗酵させた。
熟成: ステンレスタンクで澱とともに、約8カ月間熟成。
瓶詰: ビン内二次醗酵を経て、約34カ月酵母の澱と接触させながら熟成。
ビン詰日:2019/06/04 (ティラージュ) 2022/03/17(デゴルジュマン)
本数:1,392本   アルコール:12.0 %   酸度:5.0g/L.   残糖:0.6g/L.

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
レモンピール、グレープフルーツ、梨に加えレモングラスやカモミールの香り。口当たりはフレッシュでタイト。上品な酸ときめ細やかなクリーム状の泡が口中に広がる。胡桃、ブリオッシュのような香ばしさと火打石など硬質な印象に加え、旨味やほのかな苦みが全体を支えて最後までしっかり味わいが続いていく。
料理との相性: ミョウガとオクラのピクルス、コシアブラのお浸し、キャロットラペ、あさりのワイン蒸し、真鯛のソテー ラヴィゴットソース、花ズッキーニのフリット、烏賊とそら豆の炒め物、牡蠣のオイル漬け、キスの天ぷら、ざるそば、カマンベール、マロングラッセ、柚子ソルベ
飲み頃: 2024年までは、冷蔵庫や氷水でよく冷やしすっきりと楽しんでから、ゆっくりと熟した香りや温度変化を味わうことをおすすめする。2025年~2030年は、熟成により複雑性と持続性が増し、味わいの向上が期待できる

2022/06/14

2018 NOVO BRUTワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2020 Dai-Ni Gakusyo Wine Details

Japanese

In Cocoromi Gakuen vineyard, we have been growing Muscat Bailey A, a hybrid grape variety crossed by the famous grape grower Mr. Kawakami Zenbei, since the beginning of our vineyard in 1958. Now, based on our 60 years experience as a grape grower, we grow Muscat Bailey A in our three vineyards. One is the hilltop vineyard “Kaitakuen” in Cocoromi Gakuen, our second vineyard is “Akami vineyard” in Sano city which was cultivated in 1982, and the third vineyard is “Terrace vineyard” which was cultivated in 2012 after Great East Japan Earthquake. In “ Dai-Ni Gakusho”, you will find the full natural charm of our wine. When you taste this wine, it will remind you of the many master pieces in the second movement of great symphonies.

TECHNICAL DATA
VARIETY Muscat Bailey A 100%
VINEYARD Tajima, Ashikaga, Tochigi
Akami, Sano, Tochigi
HARVEST
DATE
29th September , 1st, 14th October 2020
Brix @the Harvest 19.5oBrix(average)
BOTTLING Bottled on: 25th June 2021
The number of bottles: 3,032(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 10.9 %
Total acidity: 7.0 g/L.
Residual Sugar: 5.6g/L.

18/Feb/2022

 

2020 Dai-Ni Gakusyo Wine Details PDF

カテゴリー
ワイン・データシート

2021 いまここ 赤 ワイン・データシート

足利に生まれ生きた相田みつを氏の書をラベルにした「いまここ」。伝統的なボルドー品種であるメルロ種やカベルネ・ソーヴィニョン種、日本固有の葡萄品種マスカット・ベーリーAなど日本各地の葡萄栽培農家さんに大切に育てられた葡萄を、足利の醸造場で野生酵母で醗酵させました。MLF(マロラクテック醗酵)も野生乳酸菌によるものです。果実味、ストラクチャー、樽熟の香り、ここちよい渋み・・・優しく希望に溢れた赤ワインです。
いま、ここに在ることを大切に、この困難な時代を少しでも明るく、のんびり暮らしていきましょう。

テクニカル・データ
品種: メルロ 35%
カベルネ・ソーヴィニョン 30%
マスカット・ベーリーA 24%
ドルンフェルダー 4%
甲州 4%
他 3%
畑: 長野県高山村
山形県上山
栃木県足利市、大平町
山梨県甲州市勝沼
北海道余市町
群馬県
収穫: 2019/10/15, 16, 17
2020/09/29, 30 10/01, 13, 20
2021/09/14, 21, 30 10/07, 08, 11, 12, 14, 15, 18, 19, 22, 25, 26

収穫方法:手摘み

醗酵: 熟した葡萄を選果し、良い房だけを除梗後軽く破砕する。ステンレスタンク、オークタンクに入れ低温状態から徐々に醗酵するよう促す。ルモンタージュを行いながら、徐々にマストを温めてゆく。2、3日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。約1~2週間醸した後、醗酵により出てきたアルコールによって果皮や種子からの成分が程よく抽出されたことを確認後、プレス。木樽、オークタンクに移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: 木樽およびオークタンクで約5〜6カ月熟成。澱引き後、清澄せず、濾過を行った。
瓶詰: 濾過を行いながらビン詰。 ビン詰日:2022/05/16〜20
アルコール:12.2%   酸度:5.1 g/L.   残糖:1.1g/L.

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
カシスやイチゴジャム、フルーツトマトの香りにナツメグ、クローブなどのスパイス、木炭やタバコ、カカオ、醤油などのニュアンスも加わり複雑。味わいは柔らかいアタックで、全体的に甘やかな果実味と酸がうまくまとまり、余韻に滑らかなタンニンとスパイスの味が続いていく。
料理との相性: ニンジンとレーズンのラぺ、レモンハーブソーセージ、アランチーニ、ポーチドエッグ、蒸し鶏とパクチーのマリネ、鰤の照り焼き、焼き餃子、仔羊の香草パン粉焼き、ピーマンの肉詰め、豚バラ肉のカスレ、蛸とキャベツのアンチョビパスタ
飲み頃: 2025年までは、フレッシュな果実味のある味わいが続く。2026年からは、熟成により味わいにまとまりがでてきて、熟成感と香ばしさが増すだろう。暑い時期は少し冷やしても楽しめるフードフレンドリーなワイン。

2022/09/20

2021 いまここ 赤ワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2021 タナロゼ ワイン・データシート

English

タナはフランス南西部原産の黒葡萄で、赤ワインの渋味の元にもなる「タンニン」が語源と言われ、現地では渋味が強く、色の濃いしっかりした赤ワインが造られています。私たちは海外のワイン産地を訪れる旅の途中で、このタナ種に巡り会いました。今、このタナ種の葡萄は、日本でも突出した色の濃さとタンニンを持つ葡萄に育っています。そんな葡萄でロゼワイン!? 不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。実はタナは、渋味や色の濃さだけでなく、のびやかで芯のある酸味やボディを持ち、特に高山村の佐藤さんが育てるタナには、土地の特徴である鉱物のような味わいが感じられます。そこで最初赤ワインを造って、次に2016年は白ワインとしての鉱物的な魅力を生かし「ブラン・ド・タナ」を造ってみました。その結果、この葡萄の赤ワインと白ワインの両方の魅力を実感することができました。それならばロゼは? ということで2017年からは「タナロゼ」を造り、この3つの秋の試作を経て私たちは日本のタナから造るワインのひとつの答えを掴んだような気がしています。
2021年秋、醸造場ではタナの果皮の色や成分が果汁に移るようMC(マセラシオンカルボニック)を行った後、野生酵母や野生乳酸菌で醗酵させました。渋味がやわらかく豊かな酸とボディを持ち、赤い果実の香るチャーミングなロゼワインになりました。日本生まれのタナ種の日本のロゼワインです。

テクニカル・データ
品種: タナ 100%
畑: 長野県高山村 佐藤農園
山形県上山 佐竹畑、木村畑、大坂畑
収穫: 2021/10/11, 14, 22
収穫時の糖度(平均) 約23.9°Brix
収穫方法:手摘み
醗酵: 2つの方法で仕込んだ。1つ目はフリーランの果汁のみをステンレスタンクに入れ液温を22℃以下で1週間、その後樽に移動して3週間、野生酵母で醗酵。2つ目は房全体をタンクに入れ、MC(マセラシオンカルボニック)を約1週間行った後にプレス。ステンレスタンクに入れて液温を22℃以下で3日間、その後樽に移動して2週間、野生酵母で醗酵させた。その後、野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を続ける。
熟成: 約9割を木樽、約1割をステンレスタンクで4~5カ月熟成。その後、澱引きしてブレンドを行った。
瓶詰: 澱引き後、清澄せず無濾過でビン詰。
ビン詰日:2022/04/20   本数:2,529本(750ml)
アルコール:12.1%   酸度:6.3g/L.   残糖:1.2g/L.

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは明るいラズベリーレッド。アセロラやラズベリーの果実に、バラやシナモン、ナツメグ、腐葉土などの香りを感じる。口当たりは柔らかいアタックに全体を優しい果実味が包み、余韻に穏やかな渋みと心地よい酸がうまくまとまっている。
料理との相性: だし巻き卵、鮭のルイベ、ハモンセラーノ、ルッコラとスモークチーズのサラダ、ピータン、生春巻き、ブイヤベース、鶏モモ肉の味噌焼き、サルティンボッカ、納豆パスタ
飲み頃: 023年から2025年までは、フレッシュな香りのある味わいが続く。
2026年からは、タンニンがなじみ一体感と香ばしい余韻が出てくるだろう。

2022/09/19

2021 タナロゼワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2021 雲の時間 ワイン・データシート

今回のこころみシリーズは、北海道余市のソーヴィニョン・ブラン、ゲヴュルツトラミナー、ピノ・グリなど、冷涼な気候に適したいろいろな白ワイン用葡萄から造られています。余市では栽培例の少ないこれらの品種を新しく始めるのは勇気のいることです。ベテランの藤澤さんを中心に、才川さんや荒さん、舟窪さんたち熱心な農家さんたちのおかげで「2021雲の時間」が誕生しました。ソーヴィニョン・ブランをはじめ、樹もまだ若いです。そして、この葡萄でのワイン造りの経験もまだまだ足りませんが、私たちは、これらの葡萄とそのワインの可能性を大いに感じています。
余市でのこの新しいチャレンジからできたワインをぜひ楽しんでみてください。ゆったりと流れる雲を見ているような「こころみシリーズ 雲の時間」です。ワイン名は、萩原朔太郎の散文『虚無の歌』(「四季」1936年5月号)のなかの「雲を見てゐる自由の時間」という言葉からイメージをいただきました。

テクニカル・データ
品種: ソーヴィニョン・ブラン 75%
ゲヴュルツトラミナー 23%
ピノ・グリ 2%
畑: 北海道余市 才川農園、藤澤農園、荒農園、舟窪農園
収穫: 2021/09/27
収穫時の糖度(平均)約21.3°Brix
収穫方法:手摘み
醗酵: 2つの方法で仕込んだ。1つ目はフリーランの果汁のみをステンレスタンクに入れ液温を23℃以下に保ち、野生酵母で約3週間醗酵。2つ目は除梗した葡萄をタンクに入れ一晩スキンコンタクトした後にやさしくプレス。葡萄の香りを逃さないように液温を19℃以下に保ち、野生酵母で約1カ月醗酵させた。一部品種については混醸した。
熟成: 醗酵終了後、ステンレスタンクで約5~6カ月熟成。その後、澱引きしてブレンドを行った。
瓶詰: 澱引き後、無濾過・無清澄でビン詰。
ビン詰日:2022/04/20 本数:2,200本(750ml)
アルコール:12.6%   酸度:6.2 g/L.   残糖:1.3g/L.
このワインについて
テイスティング・
コメント:
香りはグレープフルーツや黄桃、マンゴスチンの果実に、ユーカリやジャスミン、レモングラス、ヨーグルトなどの香りが広がる。味わいは、アタックは柔らかで火打石や鉱物的なニュアンスも感じられ、全体的にさわやかな果実とシャープな酸、余韻に引き締まるほろ苦さが続いていく。
料理との相性: トマトファルシ、鶏ササミとパクチーのサラダ、桃と生ハムのカプレーゼ、松茸の土瓶蒸し、ムール貝の白ワイン蒸し、ワカサギのフリット、秋刀魚の炭火焼き、豚バラ肉のミルフィーユ鍋、胡麻肉団子の甘酢和え
飲み頃: 2023年から2025年は、フレッシュな果実味のある味わいが続く。
2026年からは、熟成により渋みが落ち着き一体感が出てくるだろう。

2022/09/05

2021 雲の時間ワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2021 農民ロッソ ワイン・データシート

English

“ロッソ”はイタリア語で“赤”の意味。「農民ロッソ」は、果実味と希望に満ちた日本の赤ワインです。
「2021農民ロッソ」は、2021年に収穫された日本の葡萄を野生酵母で醗酵させました。セパージュは、伝統的なボルドー品種 メルロやカベルネ・ソーヴィニョンに、日本固有の葡萄品種 マスカット・ベーリーAなどをバランス良く加えました。その土地その土地で元気に育った赤ワイン用葡萄が、絶妙のバランスで美味しいハーモニーを奏でます。

テクニカル・データ
品種: メルロ 35%
カベルネ・ソーヴィニョン 30%
マスカット・ベーリーA 24%
ドルンフェルダー 4%
甲州 4%
他 3%
畑: 長野県高山村
山形県上山
栃木県足利市、大平町
山梨県甲州市勝沼
北海道余市町
群馬県
収穫: 2019/10/15, 16, 17
2020/09/29, 30 10/01, 13, 20
2021/09/14, 21, 30 10/07, 08, 11, 12, 14, 15, 18, 19, 22, 25, 26

収穫方法:手摘み

醗酵: 熟した葡萄を選果し、良い房だけを除梗後軽く破砕する。ステンレスタンク、オークタンクに入れ低温状態から徐々に醗酵するよう促す。ルモンタージュを行いながら、徐々にマストを温めてゆく。2、3日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。約1~2週間醸した後、醗酵により出てきたアルコールによって果皮や種子からの成分が程よく抽出されたことを確認後、プレス。木樽、オークタンクに移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: 木樽およびオークタンクで約5〜6カ月熟成。澱引き後、清澄せず、濾過を行った。
瓶詰: 濾過を行いながらビン詰。
ビン詰日:2022/05/16〜20 本数:34,116本(750ml) 18,750本(375ml)
アルコール:12.2%   酸度:5.1 g/L.   残糖:1.1g/L.

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
カシスやイチゴジャム、フルーツトマトの香りにナツメグ、クローブなどのスパイス、木炭やタバコ、カカオ、醤油などのニュアンスも加わり複雑。味わいは柔らかいアタックで、全体的に甘やかな果実味と酸がうまくまとまり、余韻に滑らかなタンニンとスパイスの味が続いていく。
料理との相性: ニンジンとレーズンのラぺ、レモンハーブソーセージ、アランチーニ、ポーチドエッグ、蒸し鶏とパクチーのマリネ、鰤の照り焼き、焼き餃子、仔羊の香草パン粉焼き、ピーマンの肉詰め、豚バラ肉のカスレ、蛸とキャベツのアンチョビパスタ
飲み頃: 2025年までは、フレッシュな果実味のある味わいが続く。2026年からは、熟成により味わいにまとまりがでてきて、熟成感と香ばしさが増すだろう。暑い時期は少し冷やしても楽しめるフードフレンドリーなワイン。

2022/05/26

2021 農民ロッソワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2021 いまここ 白 ワイン・データシート

足利に生まれ生きた相田みつを氏(1924年5月20日-1991年12月17日)の書は、地元のお店や家の片隅で私たちを勇気づけてくれています。「いま、ここに在ることを大切に」という、相田みつを氏の書をラベルにした「いまここ白」は、とても親しみやすい白ワインです。アペリティフに良し、のんびりとした午後に1杯飲んでも良し。その柔らかく、やさしい口当たりとフレッシュなハーブや果物の香りは、ワイン初心者の方にはもちろん鋭い味覚の持ち主にも喜ばれるでしょう。
葡萄は山梨県の契約栽培農家さんによって大切に育てられた日本固有の葡萄品種、甲州種が主体です。北海道余市や山形県の契約栽培農家さんの葡萄も特別にセレクトしました。醸造場では丁寧な選果後、澱を沈めてジュースのみタンクに入れて野生酵母で醗酵。その後タンクを冷却し低温にして醗酵を止め、果実の新鮮さやバランスを維持するようにしました。

テクニカル・データ
品種: 甲州 69%
バッカス 9%
プティ・マンサン 8%
ミュラー・トゥルガウ 6%
シルヴァーナ 3%
マルヴァジア 3%
シャルドネ 2%
畑: 山梨県甲州市勝沼、甲州市塩山、山梨市
北海道余市
山形県上山
長野県高山村、安曇野
収穫: 2021/09/13, 14, 17, 18, 19, 21, 24, 25, 28
2021/10/04, 05, 11, 18, 19
2021/11/02

収穫時の糖度 (平均): 約17.0°Brix
収穫方法:手摘み

醗酵: 除梗した葡萄をやさしくプレスして、タンクに入れる。澱を沈め、澄んだ果汁を21℃以下に保ち、野生酵母で約1カ月醗酵。甘味と酸味のバランスが良いタイミングでタンクを冷却して醗酵を止める。一部のタンクについては混醸した。
熟成: ステンレスタンクで約4カ月熟成。その後、澱引き・ブレンドし、濾過を行った。
瓶詰: 澱引き後、メンブレンフィルターで濾過しながらビン詰。 ビン詰日:2022/04/12~15
アルコール:11.2%   酸度:5.1 g/L.   残糖:8g/L.

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
香りは青りんごや洋梨の果実に、ヨーグルトや吟醸香、ジュニパーベリー、石灰などを複雑に感じる。味わいは、程よい甘みを感じ、全体的に果実味とさわやかな酸のバランスがある。余韻にオリの旨味とみずみずしさが続いていく。
料理との相性: 丸ごとレタスのシーザーサラダ、切り干し大根のおひたし、ガーリックトースト、海鮮チヂミ、おでん、とうもろこしの天婦羅、豚ひき肉ともやしのクミン炒め、鶏モモ肉の柚子味噌焼き、グリーンカレー、ナシゴレン
飲み頃: 2022年から2025年は、フレッシュな果実味のある味わいが続く。2026年からは、熟成により一体感が増してドライフルーツや香ばしさなどが出てくるだろう。

2022/07/06

2021 いまここ 白ワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2021 Ashicoco ワイン・データシート

English

「Ashicoco(あしここ)」は日本固有の葡萄品種、甲州種を主体としたワインで私たちがワインを造りはじめた1984年から毎年新たな気持ちで造り続けています。「2021Ashicoco」は特別にセレクトした甲州種の葡萄を優しくプレス。バッカス種やプティ・マンサン種等の葡萄もブレンドしました。澱を沈めた後は澄んだジュースを野生酵母で醗酵させ、果実の新鮮さを維持することを心がけながら、低温醗酵でじっくり丁寧に造りました。このワインのフレッシュな果実の香りと優しく厚みのある口当たりは、はじめてワインをお飲みになる方にはもちろんのことワインに精通した方にも喜ばれることでしょう。日本の醗酵調味料(醤油・味噌・味醂など)を使った和食全般と良く合い、また和洋中、色々なお料理が並ぶ普段の食卓にも合わせやすい日本の白ワインです。

テクニカル・データ
品種: 甲州 69%
バッカス 9%
プティ・マンサン 8%
ミュラー・トゥルガウ 6%
シルヴァーナ 3%
マルヴァジア 3%
シャルドネ 2%
畑: 山梨県甲州市勝沼、甲州市塩山、山梨市
北海道余市
山形県上山
長野県高山村、安曇野
収穫: 2021/09/13, 14, 17, 18, 19, 21, 24, 25, 28
2021/10/04, 05, 11, 18, 19
2021/11/02

収穫時の糖度 (平均): 約17.0°Brix
収穫方法:手摘み

醗酵: 除梗した葡萄をやさしくプレスして、タンクに入れる。澱を沈め、澄んだ果汁を21℃以下に保ち、野生酵母で約1カ月醗酵。甘味と酸味のバランスが良いタイミングでタンクを冷却して醗酵を止める。一部のタンクについては混醸した。
熟成: ステンレスタンクで約4カ月熟成。その後、澱引き・ブレンドし、濾過を行った。
瓶詰: 澱引き後、メンブレンフィルターで濾過しながらビン詰。
ビン詰日:2022/04/12~15   本数:30,608本(750ml) 9,971本(375ml)
アルコール:11.2%   酸度:5.1 g/L.   残糖:8g/L.

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
香りは青りんごや洋梨の果実に、ヨーグルトや吟醸香、ジュニパーベリー、石灰などを複雑に感じる。味わいは、程よい甘みを感じ、全体的に果実味とさわやかな酸のバランスがある。余韻にオリの旨味とみずみずしさが続いていく。
料理との相性: 丸ごとレタスのシーザーサラダ、切り干し大根のおひたし、ガーリックトースト、海鮮チヂミ、おでん、とうもろこしの天婦羅、豚ひき肉ともやしのクミン炒め、鶏モモ肉の柚子味噌焼き、グリーンカレー、ナシゴレン
飲み頃: 2022年から2025年は、フレッシュな果実味のある味わいが続く。2026年からは、熟成により一体感が増してドライフルーツや香ばしさなどが出てくるだろう。

2022/07/06

2021 Ashicocoワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2021 いまここ ロゼ ワイン・データシート

「いまここロゼ」は、フレッシュで複雑、果実味溢れたチャーミングなロゼワインです。他のココ・ファーム・ワイナリーのワインと同じように野生酵母で自然に醗酵させました。ラベルは足利に生まれ生きた相田みつを氏(1924年-1991年)の書。和食や中華、洋食など様々なお料理ともよく合います。

テクニカル・データ
品種: メルロ 50%
マスカット・ベーリーA 14%
ドルンフェルダー 11%
カベルネ・ソーヴィニヨン 6%
甲州 5%
シャルドネ 4%
カベルネ・フラン 3%
プティ・マンサン 2%
その他 5%
畑: 群馬県前橋市
長野県高山村、安曇野、大町市
山形県上山、高畠町
山梨県北杜市、甲州市勝沼
北海道余市
栃木県足利市、栃木市、佐野市、大平町
収穫: 2021/09/04, 06, 14, 15, 17, 18, 21, 23, 27, 28, 29, 30
2021/10/02, 05, 07, 08, 09, 11, 12, 14, 15, 18, 22, 23, 25, 26
2021/11/09
醗酵: 除梗した葡萄をやさしくプレスして、タンクに入れる。時間をかけ丁寧に搾られたフルーティで旨みのある果汁を20℃以下に保ち、野生酵母で約1カ月半醗酵させた。甘味と酸味のバランスが良いタイミングでタンクを冷却して醗酵を止める。一部のタンクについては混醸した。
熟成: ステンレスタンクで約3カ月熟成。その後、澱引き・ブレンドし、濾過を行った。
瓶詰: 澱引き後、メンブレンフィルターで濾過を行いながらビン詰。 ビン詰日:2022/04/01, 02
アルコール:11.9%   酸度:4.6g/L   残糖:12.3g/L

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは輝きのある淡いサーモンピンク。さくらんぼやイチゴ、フルーツトマトの香りに加え、はちみつやローズヒップ、ジャスミン、タバコの葉を複雑に感じる。味わいは程よい甘みを口中で感じ、心地よい軽やかな酸と良く溶け込んだ優しいタンニンが旨味と共にじっくりと広がっていく。
料理との相性: クレソンサラダ、鮭のルイベ、ホワイトアスパラガスのグリエールチーズかけ、ラタトゥイユ、ホタルイカの沖漬け、牡蠣の香草パン粉焼き、キノコのバターホイル焼き、鶏肉とピーマンのカシューナッツ炒め、ぼたん鍋
飲み頃: 2022から2026年は、フレッシュな果実味のある味わいが続く。2027年からは、熟成により一体感が増して、ドライフルーツの風味や香ばしさなどが出てくるだろう。

2022/07/06

2021 いまここ ロゼワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2021 こころぜ ワイン・データシート

English

最近はおうち飲みでロゼは大人気。「2021こころぜ」もフレッシュで複雑で果実味溢れたチャーミングなロゼワインです。2015、2016ヴィンテージをJAL国際線ビジネスクラスにご搭載いただきました。

テクニカル・データ
品種: メルロ 50%
マスカット・ベーリーA 14%
ドルンフェルダー 11%
カベルネ・ソーヴィニヨン 6%
甲州 5%
シャルドネ 4%
カベルネ・フラン 3%
プティ・マンサン 2%
その他 5%
畑: 群馬県前橋市
長野県高山村、安曇野、大町市
山形県上山、高畠町
山梨県北杜市、甲州市勝沼
北海道余市
栃木県足利市、栃木市、佐野市、大平町
収穫: 2021/09/04, 06, 14, 15, 17, 18, 21, 23, 27, 28, 29, 30
2021/10/02, 05, 07, 08, 09, 11, 12, 14, 15, 18, 22, 23, 25, 26
2021/11/09
醗酵: 除梗した葡萄をやさしくプレスして、タンクに入れる。時間をかけ丁寧に搾られたフルーティで旨みのある果汁を20℃以下に保ち、野生酵母で約1カ月半醗酵させた。甘味と酸味のバランスが良いタイミングでタンクを冷却して醗酵を止める。一部のタンクについては混醸した。
熟成: ステンレスタンクで約3カ月熟成。その後、澱引き・ブレンドし、濾過を行った。
瓶詰: 澱引き後、メンブレンフィルターによる濾過を行いながらビン詰。
ビン詰日:2022/04/01, 02   本数:7,005本(750ml) 8,434本(375ml)
アルコール:11.9%   酸度:4.6g/L   残糖:12.3g/L

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは輝きのある淡いサーモンピンク。さくらんぼやイチゴ、フルーツトマトの香りに加え、はちみつやローズヒップ、ジャスミン、タバコの葉を複雑に感じる。味わいは程よい甘みを口中で感じ、心地よい軽やかな酸と良く溶け込んだ優しいタンニンが旨味と共にじっくりと広がっていく。
料理との相性: クレソンサラダ、鮭のルイベ、ホワイトアスパラガスのグリエールチーズかけ、ラタトゥイユ、ホタルイカの沖漬け、牡蠣の香草パン粉焼き、キノコのバターホイル焼き、鶏肉とピーマンのカシューナッツ炒め、ぼたん鍋
飲み頃: 2022から2026年は、フレッシュな果実味のある味わいが続く。2027年からは、熟成により一体感が増して、ドライフルーツの風味や香ばしさなどが出てくるだろう。

2022/07/06

2021 こころぜワイン・データシートPDF(プリントに最適です)