こころみ学園とココ・ファーム・ワイナリーの年表

 

昭和33年
(1958年)
栃木県足利市田島町の山に葡萄畑をつくる。
中学の特殊学級の教員だった川田昇と、特殊学級の子どもたちが中心になって作業にあたり、2年がかりで勾配38度の急斜面3ヘクタールを開墾。
昭和36年
(1961年)
現存する最も古い樹齢のマスカット・ベーリーAを、こころみ学園のマルロク葡萄畑に植樹。
昭和43年
(1968年)
葡萄畑の一角に手づくりのバラックで川田以下9人の職員が寝起きしながら、市・県・国の補助を受けず、自分たちの手で学園の施設づくりを進める。
昭和44年
(1969年)
30名収容の施設が竣工し「こころみ学園」と命名。11月に成人対象の知的障害者更生施設として認可が下りる。11月14日開所。園生30名(男性15名、女性15名)、職員9名。葡萄と椎茸の栽培を中心にした農作業をとおして園生の心身の健康を目指す。
昭和47年
(1972年)
2月 園生60名(男性25名、女性35名)
4月 園生80名(男性40名、女性40名)
昭和55年
(1980年)
2月 こころみ学園の考え方に賛同する父母など保護者たちの出資により、有限会社「ココ・ファーム・ワイナリー」設立。
昭和57年
(1982年)
佐野市赤見に葡萄畑を開墾。
昭和59年
(1984年)
4月 「ココ・ファーム・ワイナリー」に醸造の認可が下り、秋よりワインづくりを開始。1万2千本を生産し、完売。
11月 第1回収穫祭開催。
昭和61年
(1986年)
4月 佐野市の赤見の葡萄畑(2ヘクタール)にマスカット・ベーリーAの苗木を植える。
こころみ学園山頂の開拓園の開墾がはじまる。
昭和62年
(1987年)
こころみ学園開拓園に、マスカット・ベーリーAとリースリング・リオンを植樹。
平成 元年
(1989年)
カリフォルニア・ソノマに5ヘクタールの葡萄畑を確保。
この畑づくりやぶどうの苗木植えも園生と職員がおこなう。
平成 6年
(1994年)
 1月 古澤巌取締役就任
4月 園生90名(男性54名、女性36名)
平成 7年
(1995年)
6月 園生が親を招待して、カリフォルニアへ親子旅行。職員、卒園生などあわせて291名が参加。
平成11年
(1999年)
1月 ブルース・ガットラヴ取締役就任
4月 佐野市赤見の葡萄畑に小公子を植樹。
平成12年
(2000年)

4月 こころみ学園のマルサン葡萄畑にノートンとタナを植樹。
やまのこ棟(第1期工事)完成。
7月 スパークリングワイン「1996NOVO」が九州・沖縄サミットの首里城での晩餐会に使用される。以降、国際会議の夕食会や昼食会に採用される。

平成13年
(2001年)
6月 ぶどう学舎(第2期工事)完成。
平成14年
(2002年)
4月 田島町の田島川右岸にノートンとヴィニョールを植樹。
平成15年
(2003年)
4月 ココ・ファーム・カフェ、オープン。
平成18年
(2006年)
4月 こころみ学園のマルサン葡萄畑に、プティ・マンサン植樹。
平成19年
(2007年)
4月 佐野市赤見の葡萄畑にタナを植樹。
平成23年
(2011年)
11月 足利市田島町にワイン用葡萄畑、テラスヴィンヤード開墾。
平成24年
(2012年)
4月 テラスヴィンヤードにマスカット・ベーリーAとリースリング・リオンを植樹。
6月 高齢の知的障害者のための多目的スペース(カバネル)完成。
平成25年
(2013年)
12月 JAL国際線ファーストクラスラウンジで「2012足利呱呱和飲」が採用される。以降、国際線の機内やラウンジ、列車などに搭載される。
平成26年
(2014年)
香川県小豆島に小さなオリーブ畑をかりる。
平成30年
(2018年)
月 葡萄畑開墾60年を記念して、感謝の集いが開かれる。
4月 北海道岩見沢の自家畑に、ピノ・グリ、シャルドネ、ゲヴュルツトラミネールなど10品種を植える。
令和2年
(2020年)
4月 山形県上山の自家畑に、アルバリーニョ、シュナン・ブラン、プティ・マンサン、シャルドネ、リースリング・リオン、カベルネ・フランなどを植える。
 ◆採用歴

 

  • 2000年7月  九州・沖縄サミット首里城晩餐会 「1996NOVO」
  • 2008年 7月 北海道洞爺湖サミット総理夫人主催夕食会 「2006風のルージュ」
  • 2013年 10月 スペイン・ラホイ首相歓迎夕食会 「2010山のシャルドネ」
  • 2016年 4月 G7広島外相会合1日目岸田大臣夫人主催夕食会 「2012北ののぼ」
  • 2017年 8月 メイ英首相歓迎夕食会 「2012北ののぼ」
  • 2019年11月 G20愛知・名古屋外務大臣会合夕食会 「2018月を待つ」「2016陽はまた昇る」
           G20ワーキングランチ 「2018農民ロッソ」
  • 2019年11月 駐日ローマ法王庁大使館昼食会 「2018月を待つ」「2016陽はまた昇る」
  • 2023年5月 G7気候・エネルギー・環境相会合歓迎会(札幌) 「こことあるシリーズ2021シャルドネ」
  • 2023年6月 G7男女共同参画・女性活躍担当相会合レセプション(日光) 「MV北ののぼ」「2021協奏曲R」「2020風のエチュード」
◆搭載歴

 

  • JAL国際線ファーストクラスラウンジ:
    2013年12月~2014年2月 「2012足利呱呱和飲」 
    2017年3月~5月 「2014風のルージュ」
  • JAL国際線ビジネスクラス機内:
    2015年3月~2016年2月 「2013足利呱呱和飲」 
    2017年9月~2018年2月 「2015農民ロッソ」 
    2018年9月~2019年2月 「2015こころぜ」
    2019年3月~8月 「2016こころぜ」
    2022年11月~2023年2月 「2020農民ロッソ」
    2023年3月~ 「2021農民ドライ」
    2023年6月~ 「2020農民ロッソ」
    2023年7月~ 「2021Ashicoco」
  • JAL国際線ファーストクラス機内:
    2016年3月~5月 「こことあるシリーズ/2014ぴのぐり」 
    2016年5月~2017年2月 「2014月を待つ」「2015月を待つ」 
    2017年3月~10月 「MV風のエチュード」 
    2017年11月~2018年2月 「2014甲州F.O.S.」 
    2018年3月~9月 「2016風のエチュード」 
    2018年9月~2019年2月 「2015甲州F.O.S.」
    2022年9月~2023年2月 「2017甲州F.O.S.」
    2023年3月~ 「2019山のカンタータ」
  • ANA国際線ファーストクラス機内:
    2017年6月~2018年5月 「2015Ashicoco」
  • JR東日本TRAIN SUITE 四季島:
    2017年~「プティ・マンサン」「こころみノートン」「陽はまた昇る」
 ◆受賞歴

 

  • 2000年第9回日本生活文化賞
  • 2002年第1回渋沢栄一賞
  • 2006年第1回 ソーシャル・ビジネス・アワード ソーシャル・ベンチャー・ビジネス賞
  • 2007年デザイン・エクセレント・カンパニー賞
  • 2008年東京農大経営者大賞
  • 2010年吉川英治文化賞
  • 2018年ディスカバー農山漁村(むら)の宝選定
  • 2018年第10回若者力大賞
  • 2019年第9回日本でいちばん大切にしたい会社大賞
  • 2021年第8回ソーシャルプロダクツ・アワード2021優秀賞
  • 社会福祉法人こころみる会
    利用者134名(年齢17歳~87歳、男性97名、女性37名) 職員100名(常勤71名、非常勤29名)障害者支援施設『こころみ学園』/共同生活援助『あけぼの荘・三井荘・うちこし荘・あさひ荘・もちぶね荘・田島荘』6ホーム/相談支援事業所『こころみ』
  • 有限会社ココ・ファーム・ワイナリー スタッフ40名 カフェスタッフ10名
    2022年10月1日現在