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2019 山のタナ ワイン・データシート

English

タナ種の葡萄は、フランス南西部やワイン専門家の方たちの間では有名でも、日本ではあまりよく知られていません。1950年代に葡萄畑を開墾し1980年代からワインを造りはじめた私たちにとって、海外の有名なワイン産地やワイン品種と比べたとき、日本の独特な土壌と気候は、私たちを悩ませ続けてきました。どんな品種を栽培すべきか、長い間、試行錯誤を重ね、実際に植樹してからもそのリスクを覚悟しなければなりません。でもこころみ学園のこころみはやってみること。私たちは、20世紀の終わりに世界中のワイン産地を訪れはじめ、21世紀初頭にフランス南西部を旅してこの赤ワイン用葡萄品種:タナ(Tannat)と、白ワイン用葡萄品種:プティ・マンサンとグロ・マンサンに出会いました。そして日本にこれらの葡萄品種を導入し自分たちの畑で、日本に似た気候の世界中の葡萄を育ててみて「日本でうまく育つ品種こそが、私たちが栽培すべき品種」と単純に考えるようになりました。
このフランスのマディラン地域で出会ったタナ種はその名のとおりタンニンが豊富です。「2019山のタナ」は、濃い赤色、黒みがかったサクランボやプラムの香り、しっかりした酸、きめ細やかなタンニン、ワインの中に見事な体感を感じます。タンニンのここちよい渋みを持つ日本生まれのタナ種から、濃い色、しっかりした芯、果実味、ストラクチャーなどを携えた日本の赤ワインを造れたことに感謝しこのワインを造ることを今、みんなで楽しんでいます。10年後にもまた飲んでみたいワインです。

テクニカル・データ
品種: タナ 100 %
畑: 長野県高山村 佐藤農園
収穫: 2019/10/09, 10
収穫時の糖度(平均)約23.7°Brix
醗酵: 熟した葡萄を除梗し軽く破砕して、オークタンクへ移す。ルモンタージュを行いながら、徐々にマストを温めてゆく。3、4日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。醗酵は高めの温度ですすみ、残糖がなくなるまで続く。注意深くルモンタージュを続けながら、十分な色素と風味を抽出する。約2週間醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。その後、木樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: オークの樽で約13カ月熟成
瓶詰: 澱引き・ブレンドし、清澄・濾過処理なしでビン詰。
ビン詰日:2020/12/24   本数:2,057 本(750ml)
アルコール:12.6 %   酸度:6.7 g/L.   残糖:0.9 g/L.

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは黒紫がかったガーネット。香りはダークチェリーやカシスの黒い果実に、クミンやクローヴのスパイス、なめし皮、火打石、キノコなどを複雑に感じる。味わいは全体的にまろやかなタンニンと芯のある伸びやかな酸のバランスを感じる。グラスに注いだ後に時間をかけてゆっくり味わいたい。
料理との相性: 焼サバと花山椒の押し寿司、手羽元のすっぱ煮、ビスマルクピザ、みそ田楽、牛肉とゴボウの時雨煮、キンメダイの煮付け、鰻の蒲焼き、サザエのつぼ焼き、コックオバン、ブッフ・ブルギニヨン、豚モモ肉のソテー 生マスタードソース
飲み頃: 2022年~2026年 果実味とフレッシュな酸を感じる清涼感のある味わいが続く。2027年からは、熟成によりタンニンが滑らかになり、旨味や香ばしさ主体の味わいへと変わっていくだろう。

2022/03/21

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2019 オークバレル白 ワイン・データシート

昭和59年(1984年)ワイン造りに着手した私たちは、優れたワイン用葡萄を求めて、平成元年(1989年)海を渡り、カリフォルニア・ソノマに5ヘクタールのワイン用葡萄畑を確保しました。現地の”クライン・セラー”の協力を得て、15年契約で葡萄畑を借りたのです。この葡萄畑の支柱を立てたり、葡萄の苗木植えもこころみ学園の園生や職員たちが行い、葡萄が実るようになってからは、このカリフォルニア産の葡萄を日本に運んでワインを造ったりしていました。そして2004年以降は、こころみ学園の旧友、マット・クラインさんに醸造を委託し、現地でビン詰めして“Friend of COCO”の銘柄で、ココ・ファーム・ワイナリーだけのカリフォルニア・ワインを輸入し、皆さまにご紹介しています。
マット・クラインさんは、クライン・セラーズのオーナー、フレッド・クラインさんの弟で、カリフォルニア内陸部に広がるジンファンデルや、マタロ、プティット・シラー、カリニャンなどカリフォルニアの歴史そのものと言える自根の古樹から、優れたワインを輩出している知る人ぞ知る腕のよい醸造家です。このマット・クラインさんに醸造を委託し、ココ・ファーム・ワイナリー取締役ブルース・ガットラヴやココ・ファーム・ワイナリーのスタッフが監修している「オークバレル白」。その原料葡萄に、私たちは、世界中で栽培され産地によって実に多彩な表情を見せるシャルドネを選びました。
スタンダードなシャルドネの良さをおさえながら、カリフォルニアのシャルドネの魅力を引き出した「オークバレル白」。醸造場ではカリフォルニアの大地で生まれたシャルドネ種の十分に熟した葡萄のみが注意深く選果され、丁寧に圧搾されます。その風味に富んだ果汁はすぐにフランス産オーク樽へ移されて、樽内で醗酵、ワインとなります。ワイン名でもある樽は、伝統的なワインの醗酵及び熟成のための容器で、その起源は少なくとも数百年前にさかのぼります。その何千年も前にワインメーカーによって報告されている樽の効果は、現在もほとんど変わっていません。木製の樽を使うことにより、ワインにはバニラ、クリーム、スパイスなどの豊かな風味が与えられ、自然のままの酸味はなめらかになります。樽熟成の後、樽から軽くオリ引きをし、ブレンドをします。またビン詰前に、濾過を行うことでワインを清澄させ、味わいを安定させて、このような洗練された華やかな辛口白ワインにまとめられていきます。「2019オークバレル白」は、樽熟成により造られるなめらかで上品な白ワインです。しかもお手頃な価格でありながら、複雑でバランスのとれた味わいを備えています。
初心者の方にも、ワインのプロの方にもお楽しみいただけるカリフォルニアの良質な白ワインです。

テクニカル・データ
品種: シャルドネ 100%
畑: カリフォルニア
瓶詰: アルコール: 14.3%   酸度:5.3g/L.   残糖:2.8g/L.

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
香りはリンゴ、カリン、赤肉メロンなどの果実に、はちみつやユーカリ、生クリームなどのニュアンス。味わいは、アタックは柔らかで、全体的にゆるやかな酸と芳醇なタル香で整っている印象。余韻に熟したニュアンスの果実味とふくよかなアルコールを感じる。
料理との相性: パンコントマテ、スパニッシュオムレツ、舌平目のムニエル、蟹みその甲羅焼きグラタン、シーフードドリア、おでん、チーズフォンデュ、鶏肉とキノコのクリーム煮、スペアリブの八角蒸し
飲み頃: 2022~2026年は、フレッシュで豊かな果実味のある味わいが続く。2027年からは、熟成により一体感が増して、なめらかさと香ばしさや熟成感も出てくるだろう。

2021/12/15

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2020 Kaze no Etude Wine Details

Japanese

Kaze no Etude is a gentle, dry white wine made from Chardonnay grapes mainly. As with many Chardonnay-based wines, the broad, rich mouthfeel and complex blend of fruit and earth aromas makes for very satisfying drinking. We’d recommend this with shellfish, fish or chicken in cream sauces, pork, and veal.

TECHNICAL DATA
VARIETY Chardonnay 74 %, Petit Manseng 19 %, Sauvignon Blanc 7 %
VINEYARD Kaminoyama, Yamagata
Azumino, Nagano
Takayama, Nagano
Hokuto, Yamanashi
Omachi, Nagano
HARVEST
DATE
Chardonnay: 10th, 16th, 21st, 25th, 28th September 2020 4th, 5th, 10th October 2020
Petit Manseng: 29th September 2020 4th October 2020
Sauvignon Blanc: 18th September 2020

Brix @the Harvest 18.5oBrix(average)

BOTTLING Bottled on: 3rd, 4th June 2021
The number of bottles: 14,678(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 11.9 %
Total acidity: 5.4 g/L.
Residual Sugar: 4.4g/L.

1/Dec/2021

 

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2018 オーバード赤 ワイン・データシート

1950年代、当時の特殊学級の中学生たちとその担任教師が足利の北の急斜面の山を開墾し600本あまりの葡萄の苗木を植えました。その葡萄をワインにするために1980年有限会社ココ・ファーム・ワイナリーが設立され、1984年小さな葡萄小屋で、初めてのワインが誕生しました。この「やってんべ精神」を携えたこころみ学園の農夫達は、1989年カリフォルニア・ソノマ地区に葡萄の苗木を植えました。15年契約で葡萄畑を借りて、カリフォルニアの葡萄栽培やワイン醸造を実地で学びながら、より高品質のワインづくりを目指したのです。このチャレンジは現在こころみ学園の旧友マット・クラインさんに引き継がれ、カリフォルニアの葡萄はカリフォルニアで醸造されビン詰めされて、輸入ワインとして日本に運ばれています。
「2018オーバード赤」は、カリフォルニアのマットさんが育てる歴史ある古木に実った葡萄をはじめ最高級葡萄を原料としてつくられたココ・ファーム・ワイナリーだけのカリフォルニアワインです。時代や国境を越えたひたむきな情熱がこの「オーバード(夜明けの歌)」に実りました。幸いに満ちた明るい朝を願いながら、心をこめてお届けします。

テクニカル・データ
品種: カリニャン 39%
ムールヴェードル 37%
プティット・シラー 21%
サンソー 3%
畑: カリフォルニア
収穫: 2018年
瓶詰: アルコール: 14.9%   酸度: 5.5 g/L.   残糖: 5.6 g/L.

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは黒みがかったガーネット。香りはカシスやプルーンの果実に、シナモンやナツメグのスパイス、甘草やユーカリ、杉などの香りを感じる。味わいはふくよかな果実味が広がり、全体をしなやかな酸が引き締める。骨格のあるタンニンとしっかりとしたアルコールが絡み合って長い余韻を感じる。
料理との相性: キノコのタルティーヌ、パテアンクルート、フォアグラのテリーヌ、マッシュルームのアヒージョ、プルーンとひよこ豆のサラダ、ハモンセラーノ、牛タンの塩焼き、仔羊のハーブグリエ、ビーフストロガノフ、パルミジャーノレッジャーノ
飲み頃: 2022年~2026年は、フレッシュな果実味のある味わいが続く。
2027年からは、熟成によりタンニンが滑らかになり、複雑で芳醇な味わいへと変わっていくだろう。

2021/12/07

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MV Concerto in R Wine Details

Japanese

Our vineyard of Cocoromi Gakuen was cultivated by intellectual disability students and their teacher in the 1950s. At present, there are five Cocoromi Gakuen vineyards including the central one with a steep slope, another new one at Akami in Sano city, our terrace vineyard, Frisee vineyard in Tajimacho Ashikaga city,and Tajimagawa-Ugan, the area consists of 6 hectars of vineyard. “Concerto in R” is a red wine, fermented with the grapes of these vineyards. We ferment with wild yeast from the grape skins and blend them with greatest care to maintain its good balance.
In the current severe climate variability “Concerto in R “ is a wine made with grapes grown at Cocoromi Gakuen vineyards and fermented with a simple and pure heart.The naming of this wine “R” is the abbreviation of “Red”,“Rouge” and “Rosso”.We hope you enjoy this wine like a concerto played with a beautiful harmony.

TECHNICAL DATA
VARIETY Norton 72%, Tannat 16%, Petit Verdot 12%
VINEYARD Tajima, Ashikaga, Tochigi
Akami, Sano, Tochigi
HARVEST
DATE
Norton: 6th, 8th, 12th October 2020 3rd, 7th October 2019
Tannat: 18th September 2020 1st October 2019
Petit Verdot: 10th September 2020
BOTTLING Bottled on: 24th June 2021
The number of bottles: 2,047(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 11.3 %
Total acidity: 6.3 g/ L.
Residual Sugar: 5.3 g/L.

7/Dec/2021

MV concerto_R Wine Details PDF

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2020 pinot gris Wine Details

Japanese

Pinot Gris is planted and vinified throughout the wine world, yielding several distinct styles of wine.
There is the light, refreshing, quaffable style typical of Italian Pinot Grigio. In places like California, Oregon, and New Zealand, warmer weather and a different set of goals often give ripe, rounded wines with mouth-filling fruit. The ne plus ultra of Pinot gris-based wines is widely considered to come from Alsace, where local conditions and traditions produce pungent, spicy wines with intense depth and minerality, capable of aging for decades.
To which of these categories (if any) does Hokkaido Pinot Gris belong?
As the 2020 Coco Toaru Pinot Gris is only our 7th vintage, it is still too early to tell.
We at 10R and Coco Farm and Winery strive to make wines respectful of their terroirs, so we won’t be ‘pushing’ the wines to conform to any pre-conceived notions of what Pinot Gris should be. But we offer up each and every vintage that they will tasty, true expressions of wine enjoyable to all.
Join us on our discovery of classic Hokkaido Pinot Gris.

TECHNICAL DATA
VARIETY Pinot Gris 100 %
VINEYARD Nobori district, Yoichi, Hokkaido
HARVEST
DATE
25th~29th October 2020
BOTTLING Bottled on: 18th~19th September 2021
The number of bottles: 6,247 (750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 12.3 %
Total acidity: 6.4g/L
Residual Sugar: 1.3g/L

12/Oct/2022

 

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2020陽はまた昇る

English

「陽はまた昇る」はタナ種を主体にした赤ワインです。タナ(Tannat)の名はタンニン(Tannin)に由来するようにその渋みが特徴です。フランス南西部マディラン地方の主要な葡萄品種で現地ではこの葡萄から濃い色の果実味豊かで渋味のしっかりとした長期熟成タイプのワインが数多く造られています。
私たちは西暦2000年前後からはじまった日本の適地適品種の葡萄を捜す旅の途中で、このタナ種の葡萄に巡り会いました。そして日本で育てることの可能性を感じ、まずはじめに足利にこの品種を植えてみました。その後、可能性を探るべく山形の契約農家に栽培をお願いしたところ初めての品種にもかかわらず、タナ種の栽培を快く快諾してくださいました。そして土地との相性もさることながら、彼らの経験と技術によってわずか数年のうちに素晴らしい葡萄が収穫できるようになりました。
醸造場では葡萄の良さを生かすためシンプルな造りを心がけました。ワイン醗酵は、野生酵母や野生乳酸菌が働いて、何も加えることなくアルコール醗酵やマロラクティック醗酵が行われました。
タナ種の果実味や渋味、酸味、カベルネ・ソーヴィニョン種とメルロ種の柔らかな口あたりなどが調和した力強く優しい赤ワインです。困難な時代、明日に希望をつなぎながらゆっくりいきましょう。

テクニカル・データ
品種: タナ 82%
カベルネ・ソーヴィニョン 17%
メルロ 1%
畑: 山形県上山 南果連協同組合
山梨県北杜市 シティファーム
収穫: 2020/10/10, 12, 18, 26
2020/11/05
収穫方法:手摘み
醗酵: 熟した葡萄を除梗し軽く破砕して、小型のタンクへ移す。ルモンタージュを行いながら、徐々にマストを温めてゆく。2、3日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。醗酵は高めの温度で進み、残糖がなくなるまで続く。注意深くルモンタージュを続けながら、十分な色素と風味を抽出する。約2週間醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。その後、木樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: オークの木樽で約12~13カ月熟成。
瓶詰: 澱引きし、無清澄・無濾過でビン詰。ビン詰日: 2021/12/22, 23  本数: 11,526本(750ml)
アルコール: 12.4 %   酸度: 8.8 g/L.   残糖: 0.03 g/L.

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは深みのある黒いガーネット。香りはダークチェリーやカシスの黒い果実に、ナツメグや白檀、なめし皮、石灰、スモーキーな香りを複雑に感じる。味わいは舌触りの良いタンニンと滑らかな酸のバランスが良く、余韻に香ばしさと程よい渋みが続く。
料理との相性: こころみ学園産原木栽培椎茸のソテー、炒り銀杏、アスパラガスとポーチドエッグ、豚肉のリエット、穴子の蒲焼き、鱈の焼き白子、ピーマンの肉詰め、豚ひき肉のクミンパスタ、レバニラ炒め、仔羊のロティ、ブフブルギニヨン
飲み頃: 2022年から2027年は、果実味とフレッシュな酸を感じる清涼感のある味わいが続く。2028年からは、熟成によりタンニンが滑らかになり、旨味や香ばしさ主体の味わいへと変わっていくだろう。

2022/09/06

2020 陽はまた昇るワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

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2020 pinot rose Wine Details

Japanese

The 2020 COCO TO ARU Pinot Rose marks our 8th vintage for this wine.
We originally began to produce this rose as a “one off”, an unplanned use of some grapes that seemed more suited for rose than for red wine. The reaction to that first wine was overwhelmingly positive, and so we decided to make the wine every year. We are very happy to do this as it is our firm conviction that dry rose wines can be some of the most refreshing, the most complex, the most food-friendly wines around.
With the decision to make this wine every year, we have continued to refine the process, exploring the best way to make a dry rose. In many cases, rose is made by blending lesser quality white and red wine to make a simple quaffing rose wine. Not so with the Coco To Aru Rose. Here we start with the best grapes possible—100% Pinot noir from the famed Kimura Vineyard in Yoichi, Hokkaido. We then undertake a very long, cool carbonic maceration of the whole clusters of grape in tank… this process, aided by the cold Hokkaido weather, allows for a very gentle extraction of aroma, flavor, umami and just the right amount of color (hence, the rose ‘blush’) from the skins. We then press the grapes, and continue the fermentation in specially selected barrels and stainless steel tanks. Post-fermentation aging on the lees helps to promote a gentle mouthfeel and complexity of both aroma and taste.
Rose production has a rather checkered history: of late, it is typically a wine, neither red nor white, made from red wine grapes insufficiently ripened or white wine grapes that don’t have anywhere else to go.
This is a sad thing, as carefully grown and vinified rose wines can be supremely enjoyable for both the casual wine drinker and the serious student of wine.
We hope you find this wine to your liking, as a compliment to your meal or your gathering of friends.

TECHNICAL DATA
VARIETY Pinot Noir  100 %
VINEYARD Kimura vineyard, Nobori district, Yoichi, Hokkaido
HARVEST
DATE
22th〜30th October 2020
BOTTLING Bottled on: 2nd~4th October 2021
The number of bottles: 10,684 (750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 12.6%
Total acidity: 9.3 g/L.
Residual Sugar: 3.6g/L.

12/Sep/2022

 

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2020 Kaze no Rouge Wine Details

Japanese

Kaze no Rouge is a full-bodied, full-blooded red wine made from Hokkaido-grown Zweigelt grapes mainly. Deeply scented, rich, and with round mouthfeel, these wine can be drunk young, but also handsomely repay cellaring. Pair with stews, game, or well-aged cheeses for a wonderful experience.

TECHNICAL DATA
VARIETY ZWEIGELT 86%, PINOT NOIR 13%, REGENT 1%
VINEYARD Yoichi Hokkaido
HARVEST
DATE
ZWEIGELT: 7th, 12th~16th, 18th~23th, 25th~30th October 2020
1st, 3rd, 7th November 2020
PINOT NOIR: 13th, 27th October 2020
REGENT: 7th November 2020
BOTTLING Bottled on: 2nd, 3rd September 2021
The number of bottles: 19,457(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 11.5%
Total acidity: 5.4 g/ L.
Residual Sugar: 0.35g/L.

9/Nov/2021

 

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2018 オーバード白 ワイン・データシート

「2018オーバード白」は、カリフォルニアの最高級シャルドネからなる白ワインです。
このオーバードを含む Friends of COCO シリーズのワインは、ココ・ファーム・ワイナリーがカリフォルニアの旧友マット・クラインさんに醸造を委託しているワイン。マット・クラインさんは、カリフォルニアの歴史そのものと言える自根の古樹からワインをつくったり、伝統的な技術と自由な発想で卓越したワインを少量手がける醸造家です。ココ・ファーム・ワイナリー取締役ブルース・ガットラヴとはカリフォルニア大学ディヴィス校時代からの友人です。
ココ・ファーム・ワイナリーがワインを造りはじめて5年目の平成元年(1989年)、日本では雨ばかり降って葡萄がほとんど採れず、一方、カリフォルニアでは雨が無く日照りで大変な年でした。注文はあるのに葡萄がなく困っていた私たちに、日照りで大変だったにもかかわらずカリフォルニアから葡萄を送ってきてくださったのがマット・クラインさんの実家のクライン・セラーでした。こんなことがきっかけで、ココ・ファーム・ワイナリーは15年契約でカリフォルニアに葡萄畑を借りることになり、この葡萄畑にはこころみ学園の園生たちが何度も作業に出かけました。1995年6月、園生が親を招待してカリフォルニアへ親子旅行。職員・卒園生などあわせて291名が参加したこともありました。
時代や国境を越えたひたむきな情熱がこの「オーバード(夜明けの歌)」には込められています。どんな時代であっても希望を失わず、幸いに満ちた明るい朝を願いながら、心をこめてお届けします。

開栓してワインが注がれるときに広がる力強く豪奢な香りが、このワインの特性を象徴しているともいえるでしょう。このワインがもつ最大の特徴のひとつは、ビンの中で長い歳月を経て熟成し味わいを増していくことにあります。長期貯蔵にふさわしい構造としっかりした果実の濃縮度を備えもち、熟成が進むにつれて、ワインはよりいっそうなめらかで複雑になり芳醇さを増し、洗練されていきます。ヨーロッパ最高峰のワインを彷彿とさせるスタイルの白ワイン、オーバード白。熟したフルーツからくる複雑さを備えたワインです。

テクニカル・データ
品種: シャルドネ
畑: カリフォルニア
収穫: 収穫日: 2018年
醗酵: アルコール: 14.3 %   酸度: 6.3 g/L.   残糖: 1.7 g/L.

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
香りは洋梨や白桃、カリンの果実に加え、ジャスミンやはちみつ、生クリーム、トースト、火打石など複雑に感じる。口当たりは辛口でアルコールのボリュームを感じる。オーク樽からくる上品な甘みと芯のある酸が全体をまとめていている。
料理との相性: パンコントマテ、クラムチャウダー、松茸の七輪焼き、生ハムと白桃のカプレーゼ、キノコのバターホイル焼き、蟹クリームコロッケ、舌平目のムニエ、豚バラと白菜のミルフィーユ鍋、ジャガイモのクリームシチュー
飲み頃: 2021年~2024年は、フレッシュな果実味のある味わいが続く。
2025年からは、熟成によるオイリーさと香ばしさがでてくるだろう。

2021/10/14

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