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2013 こころみノートン ワイン・データシート

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「2013こころみノートン」は非常に珍しい品種、ノートン種からつくられています。多くの葡萄品種は、高温多湿で夏に雨の多い地域では順調に育ちにくく、たとえそのような状況でつくれたとしても、ワインは果実味がなく色の薄い水っぽいものになりがちでした。しかし、私たちはアメリカ合衆国の東海岸のヴァージニアや中央部のミズーリで、日本より雨の多い気候にもかかわらず、その地域原産のノートン種(シンシアナ種)が果実たっぷりの色の濃い、印象的なワインになっていることを目の当たりにしました。そこでノートン種であれば日本でも上手く育つと思いこころみ学園の畑で栽培しはじめました。醸造場では乾燥酵母でなく葡萄についた野生酵母で発酵させ、発酵後、樽に入れ熟成させ、オリ引きし、清澄やろ過なしで、ビン詰めしました。ノートン種の濃さと奥深さを表現するため、より純粋に飾り気なくつくりました。2020年ヴィンテージ以降、「こころみノートン」は自家畑の赤ワインをブレンドし、こころみシリーズ「協奏曲R」として新たな可能性にチャレンジしています。

テクニカル・データ
品種: ノートン 100%
畑: 足利市田島
収穫: 2013/10/15       収穫時の糖度: 19.3°Brix
醗酵: 2つの方法で野生酵母により醗酵させた。
1つ目は、葡萄を除梗し、軽く破砕する。1日2回ピジャージュしながら醸し、徐々にマストを温めてゆく。4、5日すると天然酵母による発酵が自然に始まる。発酵は高めの温度ですすみ、残糖がなくなるまで続く。約10日間以上醸した後、マストをプレスした。
2つ目は、葡萄を全房でタンクに入れて炭酸ガスで満たし、1週間MC法(マセラシオン・カルボニック法)を行った。その後、葡萄を破砕し1週間醸し発酵を行った。十分に成分を抽出した後プレスした。
酵母による発酵後、小樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック発酵)を促す。
熟成: オークの小樽で5カ月、ステンレスタンクで1カ月半熟成。
瓶詰: 瓶詰日: 2014/5/21 本数: 1,955本(750ml)
アルコール:11.0%   酸度: 0.690 g/100 ml   残糖: 0.255%

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
ブルーベリー、チェリーなどのフルーツの香りに、湿った葉や紅茶、なめし皮のニュアンスと複雑味が広がる。濃縮感のある果実味にさわやかな酸が加わり、滑らかなタンニンと厚みのある味わいがゆっくりと続いていく。
料理との相性: スペアリブ、黒酢の酢豚、北京ダック、鴨肉のローストフランボワーズソース、めかじきのソテー バルサミコソース、レアチーズケーキ チェリーソース
飲み頃: 現在から5~10年後。熟成により、口当たりが柔らかに広がる、ゆったりとしたまろやかで複雑なワインとなる。

2020/10/04

2013 こころみノートンワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

 

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2011 オークバレル赤 ワイン・データシート

ワイン通のための本格的なワイン。オーク・バレル赤は、エキス分、パワー、複雑味に富んだ、長期熟成可能なワインです。力強く広がりのある、素晴らしい複雑味とバランスを備えたフルボディです。現在十分楽しめるワインであり、牛肉、子羊、鶏肉、鴨料理のディナーに最高のパートナーとなるでしょう。また、今後5年以上は熟成を続け、複雑さを増すことも間違いありません。

1989年、日本のこころみ学園の農夫たちによって、カリフォルニアに葡萄の苗木が植えられました。このワインは、カリフォルニアの良質な葡萄を原料として、こころみ学園のワイン醸造場ココ・ファーム・ワイナリーが、カリフォルニアの旧友マット・クラインさんに醸造を委託したワインです。ココ・ファーム・ワイナリーでしか扱っていないカリフォルニアワインをお楽しみください。

テクニカル・データ
品種: プティ・シラー 37% カリニャン 27% ムールヴェードル 30% ジンファンデル 6%
畑: カリフォルニア
醗酵: 100%やさしく除梗してタンクにいれ、中程度の温度で8日間ほど醗酵。
熟成: 20%はフレンチオークの新樽、80%はフレンチオークの古い樽で約12カ月貯蔵。
瓶詰: ブレンドした後、軽く濾過して瓶詰。
アルコール: 14.76%  酸度: 0.63 g/100 ml. 残糖: 0.40%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2011オーク・バレル赤」は、コクがあり力強いフルボディの赤ワイン。チョコレートの甘い香り、シナモンのようなスパイス、プラムやプルーン、黒砂糖、タール、つぶ餡、ヴァニラ等の香ばしく甘い香りがある。
口に含むと力強くコクがあるが、やさしい口当たり。コンポートやドライフルーツの甘み、
プルーンやプラムの完熟した果実がたっぷり感じられる。まとまりがあり、洗練された上品な味わいとなっている。後味は心地よくやわらかな余韻が長く続く。
料理との相性: やや濃い、しっかりした料理:鰻の蒲焼、豚の角煮、ステーキ、鴨のロースト、チキンの照り焼き、バーベキュー、グアカモレ など。
飲み頃: 現在から2020年頃まで:現在も楽しめるが、熟成によってまろやかになり、より深く複雑で、芳醇なワインとなるだろう。

2015/01/09

2011 オークバレル赤ワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

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2012 第一楽章 ワイン・データシート

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第一楽章は20世紀初頭の著名な葡萄栽培家川上善兵衛氏によって発展した品種による赤ワインです。真に個性豊かなワインとするため、伝統的なヨーロッパの技術を取り入れ、綿密な土地選び、非常な手間をかける農作業、そして手作業によるワイン造りを行っています。

原料となるマスカット・ベイリーAは、私たちのワイナリーを見下ろす山頂に位置する「開拓園」と佐野市赤見の畑の痩せた土壌で育てられます。ワインには強い花の香り、スパイス、果実など品種の特徴が十分に表れています。

また、製造過程において清澄・フィルター処理を一切行なっておりません。熟した果実の味わいと複雑さを持つ自然のままのワインに仕上げるために、人為的に手を加えることを最小限に抑えて瓶詰めしました。その結果、ワインはやや曇ったままで熟成とともにオリが沈殿するでしょう。開栓する数時間前にボトルを立て、オリを沈めておくことをお勧めいたします。オリが舞わぬようグラスにゆっくりと注ぎ、ワインをお楽しみください。

テクニカル・データ
品種: マスカット・ベイリーA 100%
畑: 栃木県足利市田島、栃木県佐野市赤見
収穫: 2012/10/22,11/1    収穫時の糖度: 21.5°Brix
醗酵: 除梗し軽く破砕して、小型のタンクへ移す。1日2回のピジャージュをおこないながら、徐々にマストを温めてゆく。4、5日すると野生酵母による発酵が始まる。発酵は高めの温度ですすみ、残糖がなくなるまで続く。注意深くピジャージュをおこないながら、十分な色素と風味を抽出する。おおよそ10日間醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。その後、小樽内で野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック発酵)を続ける。
熟成: フランス産オークの古樽で6ヶ月熟成した後、オリ引きし、清澄・濾過処理なしで瓶詰。
瓶詰: 瓶詰日: 2013/5/24 本数: 2,924 本 (750ml)
アルコール: 11.7%   酸度: 0.532g/100 ml   残糖: 0.195%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2012第一楽章」は、香りはストロベリー、チェリー、ラズベリー、カシス、ブラックベリーなどのフルーツ、スミレの花やミントなどの華やかさもあり、コーヒー、黒砂糖、シナモンのようなスパイス、さらに土やタールなど、複雑な香りが感じられる。味わいはコクがありなめらかで透明感が感じられる。果実の凝縮感と黒砂糖のような香ばしさがちょうど良いバランス。余韻は長く、ミネラルと細かい渋味を伴う。
料理との相性: うなぎのかば焼き、地鶏と鶏モツのすき焼き、イノシシ鍋、強い風味のチーズ(ウォッシュタイプ)、麻婆豆腐、カラスミ大根、鴨肉のロースト フランボワーズソース
飲み頃: 現在から2022年頃まで。保存状態によっては、適切な熟成により複雑味と柔らかさを増し、まろやかで素晴らしいまとまりのあるワインに成長するでしょう。

2015/10/27

2012 第一楽章ワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

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2012 山のシャルドネ ワイン・データシート

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「山のシャルドネ」は、私たちが自信を持ってお届けできる、その年一番のシャルドネ種のワインです。
私たちは、「私たちが求めるシャルドネ種」を手に入れるため、日本中の産地に足を伸ばし、多くの農家を訪ねました。そして、この品種に最適な土地と優秀な農家に出会うことができたのです。
数少ない味わい深い葡萄を受け取り、畑の良さをそのまま引き継ぎ、ワインにしました。
このように最高レベルのものは毎年できるとは限りません。

「2012山のシャルドネ」は山形県上山のシャルドネで作りました。
上山の畑は火山灰や粘土に岩や石が混ざった土壌で、真南から西南西向きの急斜面です。収量を制限、遅摘みをして、山形の良さ(昼夜の激しい温度差、長い日照時間)を充分に引き出したので、シトラス系の風味としっかりとした長い味わいが、たっぷりと感じられます。

葡萄を房ごと搾りオリ引きし、豊かな風味を残すため最低限の処理のみを行った後、野生酵母により発酵させました。醗酵後もタンクの中でオリと一緒に熟成させ、MLF(マロラクティック発酵)を促しました。MLFが終わると、より長く熟成をし、オリ引きして瓶詰めしました。

テクニカル・データ
品種: シャルドネ 100%
畑: 山形県上山
収穫: 2012/9/24, 10/14 収穫時の糖度: 20.3°Brix (平均)
醗酵: 房ごと葡萄をプレスし、オリを沈めた後、上澄みを樽で野生酵母にて約17℃~21℃で
約1カ月間醗酵。その後、樽内でMLF(マロラクティック発酵)を行う。
熟成: 醗酵終了後、そのまま樽で4ヶ月、その後ステンレスタンクで約8ヶ月
瓶詰: 瓶詰日:2013/12/18 本数: 1,464 本(750ml)
アルコール: 12.0%   酸度: 0.487g/100 ml   残糖: 0.27%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2012山のシャルドネ」は麦わら色をしている。香りは、りんご、桃、カスタード、ナッツ、火打石など複雑な印象。開いてくると、桃、シトラス系の爽やかな香りとバターやブリオッシュのような香ばしい香りのバランスがちょうど良い。 口に含むと、りんご、桃、オレンジピール、かりんのような雰囲気を感じ、丸くて広がりがある。
また、ナッツのような香ばしい風味と強いミネラルが長い余韻をつくっている。
料理との相性: 帆立のバター焼き、魚介のフリカッセ、チキンときのこのグリル、銀杏の天ぷら、クリームシチュー、筍ご飯、さつま揚げ
飲み頃: このワインは2020年ころまでが飲み頃ですが、熟成によっては、より長く楽しめるでしょう。

2015/02/06

2012 山のシャルドネワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

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2012 山のタナ ワイン・データシート

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2020年秋、8年前に収穫され野生酵母で醸造された「山のタナ」が、ほどよい熟成の時を迎え、蔵出しになりました。
当時も今も、タナ種は日本ではあまり知られていません。当時、栽培醸造スタッフが「タナ種を栽培してみたい」と言ったとき、販売スタッフは「ハリウッド・スターが自家用飛行機でフランス南西部の現地まで買いに行くようなワイン」という認識しかありませんでした。ソムリエさんやワインの専門家しか知らないような品種のワインをどのように売ったらよいか、期待しつつも戸惑っていたのです。
海外のワイン産地と比べたとき、日本の独特な土壌と気候は私たちを困惑させてきました。しかしタナ(タナット)を植えて、どんな葡萄品種を栽培すべきかは単純なことと気づきました。「日本でうまく育つ品種こそが、私たちが栽培すべき品種」なのです。フランス南西部マディラン地域から探し出してきたタナ種の葡萄はその名の通りタンニンが豊富で、今、素晴らしい飲み時を迎えています。
東日本大震災の復興への第1歩を歩み出した2012年、山に掘られた横穴の貯蔵熟成庫に寝かせた「2012山のタナ」を、熟成後の2020年、皆さまにご紹介できることをありがたく幸せに思っています。

テクニカル・データ
品種: タナ 100%
畑: 山形県上山 南果連協同組合・佐竹 達夫、木村 昌男
収穫: 2012/10/14,22   収穫時の糖度: 22.8Brix
醗酵: 完熟した葡萄を除梗し軽く破砕して、小型のタンクへ移す。1日2回のピジュアージュをおこないながら、徐々にマストを温めてゆく。3、4日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。醗酵は高めの温度ですすみ、残糖がなくなるまで続く。注意深くピジュアージュを続けながら、十分な色素と風味を抽出する。約10日間醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。その後、小樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック発酵)を促す。
熟成: オークの小樽で15カ月熟成。
瓶詰: 瓶詰日: 2014/2/4 本数: 2,090 本(750ml)
アルコール:11.9%   酸度: 0.637g/100ml.   残糖: 0.19%

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
ブラックチェリーや野生の黒イチゴのアロマに、枯れ葉や木炭、タバコなどのヴェジェタルが合わさった複雑な香りを感じる。味わいが滑らかで、熟成感を伴った細かい酸味が全体を支え長い余韻へと続いていく。
料理との相性: ステーキ、スペアリブ、牛肉の燻製、トンポーロー、黒酢の酢豚、メンチカツ、炭火焼全般、メカジキのソテー バルサミコソース、ブルーチーズ、シェーブルチーズ
飲み頃: 現在、飲み頃。それ以降でも、熟成により口当たりが柔らかに広がる、ゆったりとしたまろやかで複雑なワインとなる。

2020/10/04

2012 山のタナワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

 

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2014 収穫祭記念赤ワイン ワイン・データシート

「収穫祭記念赤ワイン」は、複雑味を楽しめる、風味豊かでバランスのよい、それも手頃な価格のテーブル・ワインです。
このワインのブレンドには、樽またはタンク熟成による質の高い、それもちょうど今飲み頃を迎えられるよう造られたワインを使用しています。私たちのワインの中にはよりフル・ボディで優れた構造を持つワインもいくつかありますが、「今夜のディナーに最適なワイン」には躊躇なくこのワインをお勧めするでしょう。複雑、飲み頃、そして納得の価格。これが、「収穫祭記念赤ワイン」のキーワードです。

1989年、日本のこころみ学園の農夫たちによって、カリフォルニアに葡萄の苗木が植えられました。このワインは、カリフォルニアの良質な葡萄を原料として、こころみ学園のワイン醸造場ココ・ファーム・ワイナリーが、カリフォルニアの旧友マット・クラインさんに醸造を委託したワインです。ココ・ファーム・ワイナリーでしか扱っていないカリフォルニアワインをお楽しみください。

ワインラベルは仲條 正義さんの絵です。

テクニカル・データ
品種: カリニャン74% 、ジンファンデル26%
畑: カリフォルニア
醗酵: 75%除梗、25%(カリニャンの3分の1)を房ごと発酵。
選抜したローヌ川からの酵母で、22℃前後の中温発酵を行った。
乳酸菌発酵はアルコール発酵と同時に行った。14日間の発酵後、85%のワインは木のタンクで、残りの15%はステンレスタンクで5か月間貯蔵。
瓶詰: アルコ-ル: 14.94%  酸度: 0.66g/100 ml.  残糖: 0.53 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「収穫祭記念赤ワイン」は、しっかりとしたミディアム・ボディの赤ワインです。香りは プラム、ラズベリー、ブラックチェリーなどのフルーツの中にスパイシーなアクセントとがありミントのようなハーブの香りもある。口の中では赤いベリー系の果実、ドライフルーツの味わい、ビターチョコレート、シナモンのようなニュアンスもある。
料理との相性: 程よくコクのある肉料理、ソーセージ、ラムチョップのグリル、タコス、
牛筋の煮込み、クワトロ・フロマージュのピザ
飲み頃: 現在から1~3年後:現在でも楽しめるが、熟成によってスパイシーな個性を増し、より味わい深いワインへと成長するであろう。

2014/11/01

2014 収穫祭記念赤ワインワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

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2014 収穫祭記念白ワイン ワイン・データシート

「収穫祭記念白ワイン」は、数種の異なる原料ブドウからの幾つもの果実味やアロマのキャラクターを、
バイキングのように取り合わせています。結果として、ワインは軽く清清しい印象を残しながら、柔らかく甘やかでリッチな味わいとなっています。注意深い管理のもと醗酵・熟成されることで、もぎたての果実のように香り高く、熟したブドウの持つ自然の良さをすべて備えたワインとなるのです。

ワイン造りに関し、ステンレスタンク醗酵から熟成に至る様々な場面において、常に完全な醸造技術を用いています。その結果は、ワイン自身が雄弁に語っています。…これは贅沢で本格的なワイン、しかし何より飲んで楽しいワインであると。

1989年、日本のこころみ学園の農夫たちによって、カリフォルニアに葡萄の苗木が植えられました。このワインは、カリフォルニアの良質な葡萄を原料として、こころみ学園のワイン醸造場ココ・ファーム・ワイナリーが、カリフォルニアの旧友マット・クラインさんに醸造を委託したワインです。ココ・ファーム・ワイナリーでしか扱っていないカリフォルニアワインをお楽しみください。

ワインラベルは仲條 正義さんの絵です。

テクニカル・データ
品種: リースリング35%  シャルドネ35% シュナンブラン30%
畑: カリフォルニア
収穫:
醗酵: 房ごと低圧で搾り、低温沈殿(36時間)の後、ステンレスタンクへ澱引きし、
乾燥酵母添加。3週間低温醗酵(14℃~18℃)させ、冷却で醗酵を止めた。
ベントナイトで清澄した後、ステンレスタンクのみで1か月半貯蔵。
その後ブレンドし、ろ過してビン詰め。
瓶詰: アルコール: 12.25%   酸度: 0.87g/100 ml.   残糖: 2.99%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「収穫祭記念白ワイン」は、花のような華やかな香りや桃やアプリコットの香り。
味わいは、りんごや洋ナシ、オレンジ、はちみつ、りんごのコンポートのような甘さと
きれいな酸でソフトでバランスがよく、余韻は柔らかい。
料理との相性: りんごと豚の煮込み、カリフォルニアロール、鶏肉はちみつ照り焼き、林檎のサラダ、
白カビチーズ(ジャムを添えて)、しゃぶしゃぶ(ごまだれ)
飲み頃: 現在から2017年頃まで。今飲んでも若々しいフレッシュな味わいを楽しめるが、 適度な熟成によって、より複雑味のあるワインに成長するだろう。

2014/10/31

2014 収穫祭記念白ワインワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

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2014 のぼっこ ワイン・データシート

“ワインは人々を喜ばせるもの”
この単純な事実は、タキシードで着飾ったソムリエや1本10万円のワインにあふれた世界では忘れやすいことかもしれません。
しかし、手軽なワインでも高価なワインでも、あらゆるワインはお客様に喜びを与えなくてはなりません。

ココの「のぼっこ」は気取らず飲め、笑顔になれるようなワインです。
低温で醗酵させ、その後半でさらに温度を落として「のぼっこ」はできました。ワインを冷やすことによってフレッシュなフルーツの特徴や綺麗な酸味、醗酵中にできた二酸化炭素からの発泡を有するワインになりました。
また、このワインは清澄やろ過をしていません。その結果、醗酵によるくもりと気泡が残る、ジューシーでフレッシュで生き生きとした赤ワインになりました。
タンクからお客様のお手元のグラスまでとても近いワインです。お客様の笑顔に出会えるくらいに・・・

家族や友達とご一緒にお楽しみください。例えば、チーズ、パン、ソーセージ、ピクルスや何か好きなものを持ってピクニックに持っていってみてはいかがですか?
緊張いらず、心配いらず、コルクスクリューもいりません。
よく冷やしてお飲みください。

テクニカル・データ
品種: 小公子 100%
畑: 山形県上山、栃木県佐野市赤見、埼玉県比企郡滑川
収穫: 2014/8/8,12,13,14,15, 9/1 収穫時の糖度(平均)20.6°Brix
醗酵: 葡萄を房ごと搾り、ジュースをステンレスタンクに入れ、自然と野生酵母により醗酵が始まるのを待つ。約15℃~20℃の温度を保ち、ろ過などをせずに瓶詰。
瓶詰: 瓶詰日: 2014/9/30 本数: 6466本(750ml)
アルコール: 10.6%   酸度: 0.803 g/100 ml.   残糖: 0.360%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2014のぼっこ」は紫がかった若々しいルビー色。香りはスモーキーで、ラズベリーやプラム、すみれのような花の香りもある。口に含むと、ライトでしなやかではあるが、充実した果実味が味わえる。余韻はフレッシュな酸味が爽やか。
料理との相性: ハム、パテ、パニーニ、ソーセージ、スペアリブ、タコスなど。
飲み頃: 若いうちに飲むワインなので、2015年以内にお飲みください。

2014/10/22

2014 のぼっこワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

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2012 こころみノートン ワイン・データシート

2020年夏、8年間の熟成を経て、「2012こころみノートン」を皆さまにお届けできることは、私たちにとって、特別な意味があります。ノートン種は限られた地域でのみ栽培されていた非常に珍しい品種です。独特な気候の日本で上手く育ち、且つおもしろい品種を探していたとき、私たちはこのノートン種に興味をもちました。多くの葡萄品種は、高温多湿で、夏に雨の多い地域では順調に育ちにくく、例えそのような状況でつくれたとしても、果実味がなく、色の薄い、水っぽいワインになってしまうと思われていました。しかし、私たちはアメリカ合衆国の東海岸のヴァージニアや中央部のミズーリ地域でこのことに当てはまらないワインを見つけました。そこでは日本より雨の多い気候にもかかわらず、ノートン種(シンシアナ種)で果実たっぷりの色の濃い印象的なワインをつくっていました。ノートン種なら日本でも上手く育つと思い、こころみ学園の畑で栽培しはじめました。醸造場では葡萄を、乾燥酵母でなく、健康で香り高い葡萄についた野生酵母で発酵させました。発酵後やさしく搾り、樽に入れ熟成させました。テイスティングで良いバランスの樽を選別しブレンドを決め、オリ引きし、清澄やろ過なしでビン詰めしました。より純粋に飾り気なくつくった2012年自家畑産のノートン種のワイン。熟成期間を経て飲み頃のノートン種のワインをお楽しみいただけることは望外の喜びです。

テクニカル・データ
品種: ノートン 100%
畑: 栃木県足利市田島
収穫: 2012/10/18       収穫時の糖度: 20.8oBrix
醗酵: 完熟したぶどうを除梗し軽く破砕して、小型のタンクへ移す。1日2回のピジュアージュをおこないながら、徐々にマストを温めてゆく。4、5日すると天然酵母による発酵が自然に始まる。発酵は高めの温度ですすみ、残糖がなくなるまで続く。注意深くピジュアージュを続けながら、十分な色素と風味を抽出する。約10日間以上醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。その後、小樽に移しマロラクティック発酵を促す。
熟成: オークの小樽で6カ月半 熟成。
瓶詰: 瓶詰日: 2013/5/24  本数: 1,155本(750ml)
アルコール:11.0%   酸度: 0.727 g/100 ml   残糖: 0.15%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
完熟した果実というよりは、ラズベリーやカシスなどのもぎたての赤いフルーツのニュアンスが特徴。香りはすみれやラベンダーなどの花、ピーマンや甘草などのグリーン的なニュアンス。硬さのある酸とがっしりとしたタンニンにより、濃縮感があり力強さも備えた印象。

料理との相性: スペアリブ、黒酢の酢豚、北京ダック、鴨肉のローストフランボワーズソース、
めかじきのソテーバルサミコソース レアチーズケーキとチェリーソース
飲み頃: 現在、飲み頃。2025年頃までは、熟成により、口当たりが柔らかに広がる、ゆったりとしたまろやかで複雑なワインとなるだろう。

2020/07/24

2012 こころみノートンワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

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2012 風のルージュ ワイン・データシート

「2012風のルージュ」は、ツヴァイゲルトを主体にした赤ワインです。ツヴァイゲルトという品種には、馴染みがない方もいらっしゃるかもしれません。この「2012風のルージュ」に使われているツヴァイゲルトは、意外にも北海道の余市で育ちました。なぜ“意外にも”かというと、赤ワイン用の品種はたいてい熟すのに、たっぷりの日光、暖かさ、時間が必要だからです。日本の北の寒い地域で育てられたにも関わらず、私たちは農家さんから薫り高く、甘く熟した葡萄をいただきました。私たちは葡萄の個性にあった仕込み方で醗酵させ、慎重に樽で熟成させました。その結果、良いワインができました。この意外なワインをお分かりいただくと幸いです。

ちなみに、「2006風のルージュ」は、2008年北海道洞爺湖サミットの7月8日の夕食会にてお使いただきました。外務省ホームページのG8サミット事務局のワイン紹介には次のように記されています。
「1970年代、ウイーン郊外の修道院から北海道にツヴァイゲルトの苗がもたらされたが、その苗が徐々に広がって、今ではこの品種のワインが北海道を代表する赤ワインとなりつつある。冷涼な気候を反映した若々しく豊かな果実味とフレッシュな酸と程よい渋味が身上のこのワインは、飲み応えも十分。未だ知名度は低いが、知られざるツヴァイゲルトの魅力、北海道の赤ワインの可能性を存分に感じさせる。」

テクニカル・データ
品種: ツヴァイゲルト 79% メルロー21% 

畑: 北海道余市郡 余市 山形県上山 

収穫: 2012/10/8,12,14,15,18,22      収穫時の糖度:20.79°Brix (平均)

醗酵: 完熟した葡萄を選果し、より良い房のみを除梗しステンレスタンクに入れ、野生酵母で醗酵させる。十分に皮から成分を抽出するため、高めの温度を維持し、一部ロットには若干補糖する。ピジュアージュしながら1~2週間醸す。その後マストを搾り、ワインを皮と種から分け、小樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック発酵)を促す。

熟成: オークの小樽で11ヶ月熟成。

瓶詰: 瓶詰日: 2013/9/17 本数:10,180本 (750ml)
アルコール:11.5 %   酸度: 0.592 g/100 ml.   残糖: 0.115%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2012風のルージュ」は、香りはダークチェリー、カシス、ラズベリーなどの赤い果実、ピンクグレープフルーツのようなフレッシュな柑橘とすみれのような花、シナモンのようなスパイスを感じる。口中は丸く、華やかでフレッシュな印象。やわらかさと生き生きとした酸を感じ、華やかな赤い果実と柑橘、余韻にスパイスを感じる。

料理との相性: ステーキ(黒胡椒をきかせて)、鰻の蒲焼(山椒をきかせて)、青カビのチーズ、ウィンナーシュニッツェル、鴨のロースト

飲み頃: 今から2019年頃まで:熟成によって、よりなめらかで複雑なワインとなるでしょう。

2015/12/11

2012 風のルージュワイン・データシートPDF(プリントに適しています)