カテゴリー
ワイン・データシート

2014 Dai-Ichi Gakusyo Wine Details

Japanese

Coco Farm’s Dai Ichi Gakusyo is a true meeting of East and West. With this wine, the Japan-only hybrid grape variety Muscat Bailey A is treated with the respect it deserves: organically farmed on steep, low-yielding mountain sites, the grapes are vinified in a very (European) traditional style, fermented with wild yeasts, aged in small oak casks, and bottled without filtration.
The resulting wine allies the strongly floral characters of the grape with the earthy, complex elements of winemaking to produce a singular product. The wine’s aromatic power, relative lightness on the palate and strong core of acidity make this wine natural with poultry dishes. We especially like it with tea-smoked duck dressed with a berry-based sauce.

TECHNICAL DATA
VARIETY Muscat Bailey A 100%
VINEYARD Tajima, Ashikaga, Tochigi
Akami, Sano, Tochigi
HARVEST
DATE
28th, 30th October 2014
Brix @the Harvest(average): 21.8°Brix
BOTTLING Bottled on: 18th December 2015
The number of bottles : 2,857(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 12.1 %   Total acidity: 0.52 g/ 100 ml.   Residual Sugar: 0.13 %

2014 Dai-Ichi Gakusyo Wine Details PDF

カテゴリー
ワイン・データシート

2014 第一楽章 ワイン・データシート

English

第一楽章は20世紀初頭の著名な葡萄栽培家川上善兵衛氏によって発展した品種による赤ワインです。真に個性豊かなワインとするため、伝統的なヨーロッパの技術を取り入れ、綿密な土地選び、非常な手間をかける農作業、そして手作業によるワイン造りを行っています。

原料となるマスカット・ベイリーAは、私たちのワイナリーを見下ろす山頂に位置する「開拓園」の痩せた土壌で育てられます。ワインには土の香り、スパイス、果実など葡萄の特徴が十分に表れています。

また、製造過程において清澄・フィルター処理を一切行なっておりません。熟した果実の味わいと複雑さを持つ自然のままのワインに仕上げるために、人為的に手を加えることを最小限に抑えてビン詰めしました。その結果、ワインはやや曇ったままで熟成とともにオリが沈殿するでしょう。開栓する数時間前にボトルを立て、オリを沈めておくことをお勧めいたします。オリが舞わぬようグラスにゆっくりと注ぎ、ワインをお楽しみください。

テクニカル・データ
品種: マスカット・ベイリーA 100%
畑: 栃木県足利市田島、栃木県佐野市赤見
収穫: 2014/10/28、30
収穫時の糖度:21.8°Brix(平均)
醗酵: 除梗し軽く破砕して、小型のタンクへ移す。1日2回のピジャージュをおこないながら、徐々にマストを温めてゆく。4、5日すると野生酵母による醗酵が始まる。醗酵は高めの温度ですすみ、残糖がなくなるまで続く。注意深くピジャージュをおこないながら、十分な色素と風味を抽出する。おおよそ14日間醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。その後、古樽内で野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を続ける。
熟成: フランス産オークの古樽で12ヶ月熟成した後オリ引きし、清澄・ろ過処理なしでビン詰。
ビン詰: ビン詰日: 2015/12/18 本数: 2,857 本 (750ml)
アルコール: 12.1 %   酸度: 0.52 g/100 ml   残糖: 0.13 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2014第一楽章」は、香りはストロベリー、ダークチェリーなどのフルーツ、さらに土やタール、梅しそなどの複雑な深い香りが感じられる。味わいは果実の凝縮感とヨーグルト、ダークチェリー、梅しその風味が混じり合い、コクがありなめらか。余韻は長く芯があり、ミネラルとやわらかい酸味、細かい渋味を伴う。
料理との相性: うなぎのかば焼き、鴨の治部煮、鴨のコンフィ、ビーフ・シチュー、地鶏と鶏モツのすき焼き、イノシシ鍋、強い風味のチーズ(ウォッシュタイプ)
飲み頃: 現在から2024年頃まで。保存状態によっては、適切な熟成により複雑味と柔らかさを増し、まろやかで素晴らしいまとまりのあるワインに成長するでしょう。

2017/01/27

2014 第一楽章ワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

カテゴリー
ワイン・データシート

2014 山のシャルドネ ワイン・データシート

English

「山のシャルドネ」は、私たちが自信を持ってお届けできる、その年一番のシャルドネ種のワインです。
私たちは、「私たちが求めるシャルドネ種」を手に入れるため、日本中の産地に足を伸ばし、多くの農家を訪ねました。そして、この品種に最適な土地と優秀な農家に出会うことができたのです。
数少ない味わい深い葡萄を受け取り、畑の良さをそのまま引き継ぎ、ワインにしました。
このように最高レベルのものは毎年できるとは限りません。

「2014山のシャルドネ」は山形県上山のシャルドネ種を主体につくられました。
上山の畑は火山灰や粘土に岩や石が混ざった土壌で、真南から西南西向きの急斜面です。収量を制限、遅摘みをして、山形の良さ(昼夜の激しい温度差、長い日照時間)を充分に引き出したので、シトラス系の風味としっかりとした長い味わいが、たっぷりと感じられます。

葡萄を房ごと搾り、豊かな風味を残すため最低限の処理のみを行いました。その後オリ引きし、野生酵母により醗酵させました。醗酵後もタンクの中でオリと一緒に熟成させ、野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促しました。MLFが終わると、より長く熟成をし、オリ引きしてビン詰しました。

テクニカル・データ
品種: シャルドネ 100%
畑: 山形県上山 86.6%
長野県大町 13.4%
収穫: 2014/10/15、17
収穫時の糖度: 22.0°Brix (平均)
醗酵: 房ごと葡萄をプレスし、オリを沈めた後、上澄みをステンレタンクで野生酵母にて約17℃~22℃で約1週間醗酵。その後、木樽またはステンレスタンクに移し、野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: 醗酵終了後、そのまま樽またはステンレスタンクで12ヶ月熟成後オリ引きし、清澄・ろ過処理なしでビン詰。
瓶詰: ビン詰日: 2015/12/16 本数: 2,126 本 (750ml)
アルコール: 12.9 %   酸度: 0.56 g/100 ml   残糖: 0.34 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2014山のシャルドネ」は、りんご、アプリコット、シトラスとオーク様の香りが複雑に混じり、甘やかな果実と香ばしさを連想する香り。口に含むと、りんご、グレープフルーツ、はちみつの風味が丸く広がり、新鮮さと成熟感が同居する果実味と香ばしい甘さを
感じる。ナッツのような香ばしい風味、ミネラル、やわらかい酸味が余韻をつくっている。
料理との相性: 程よくコクのある料理: 帆立のバター焼き、舌平目のソテー、チキンときのこのグリル、ローストポーク 焼き林檎添え
飲み頃: このワインは2022年ころまでが飲み頃ですが、熟成によっては、より長く楽しめるでしょう。

2017/01/27

2014 山のシャルドネワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

カテゴリー
ワイン・データシート

2014 サン・ヴァンサンロゼ ワイン・データシート

私たちが知る限り、ロゼワインは少々立場が悪いようです。大方、ワインといえば赤か白で、その中間のロゼはいつも後回し。いかに美味しいレストランでも場所が悪ければ繁盛しないように、ロゼは「どちらでもない」その色やスタイルが曖昧でわかりにくく、クオリティーの高さに反し認知度が低いのです。
これは本当に残念なことです。私たちが今までに出会ったベスト・ワインのいくつかはロゼなのですから。

「サン・ヴァンサン ロゼ」もまた、フレッシュで複雑味があり、赤い果実とほのかな土の香りが調和した素晴らしいロゼです。ブレンドには、新鮮さと深みを蓄えた、厳重に選別されたブドウを数種使用しています。また、料理の良きパートナーで、ベークド・ハムからカレーライスまで幅広く多彩な料理に合わせられます。

一度お試しください。このロゼが赤と白の「中間」ではなく、まさに「ロゼ」と納得できるでしょう。

「サン・ヴァンサン ロゼ」は、葡萄の守り神「サン・ヴァンサン」に感謝して冬季のみご用意しているワインです。

テクニカル・データ
品種: マスカット・ベイリーA 64.2%、甲州 15.8%、メルロ 9.5%、
ベイリー・アリカントA 6.5%、その他 4.0%
畑: 山梨県勝沼、山梨県穂坂、栃木県大平、山形県上山、栃木県田島、他
醗酵: ブドウの実を傷つけないように除梗し、やさしくプレス。時間をかけ丁寧に搾られた、フルーティーで旨みのあるジュースに、コクを出すため若干補糖する。フレッシュな果実味を保つために、低温で 2~3週間かけてじっくり野生酵母で醗酵。
熟成: ステンレスタンクにオリ引きし、低温で約3ヶ月熟成後ブレンド。
ろ過後、ビン詰。
ビン詰: ビン詰日: 2015/2/4, 5, 6 本数: 14,054 本 (750 ml)   11,764本 (375 ml)
アルコール: 11.4%   酸度: 0.530 g/100 ml   残糖: 0.740%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2014サン・ヴァンサン ロゼ」は、ほんのり甘いロゼワイン。色はチャーミングな桜色。香りはキャンディー、さくらんぼ、苺のシロップ、などの綺麗でフレッシュな印象とともに香ばしさも感じる。口中は、優しい果実の香りが優しく広がり、さくらんぼ、
キャンディー、ラズベリーやチェリーなどの素直なやわらかい果実味たっぷりの味わい。
料理との相性: 酢豚、生ハムとメロン、ポークソテー フルーツソース添え、クリームチーズのスモークサーモン巻き、フルーツの盛り合わせ、ラタトゥイユ、カレー、タイ風春雨サラダ
飲み頃: 現在から2017年頃までは若くフレッシュな味わいを楽しめますが、熟成により、
さらにやわらかい味わいになるでしょう。

2016/12/09

2014 サン・ヴァンサンロゼワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

カテゴリー
ワイン・データシート

2014 Kaze no Rouge Wine Details

Japanese

Kaze no Rouge is a full-bodied, full-blooded red wine made chiefly from Hokkaido-grown Zweigelt grapes. Deeply scented, rich, and with a powerfully structured mouthfeel, these wine can be drunk young, but also handsomely repay cellaring. Pair with stews, game, or well-aged cheeses for a wonderful experience.

TECHNICAL DATA
VARIETY Zweigelt 79 % Merlot 21 %
VINEYARD Yoichi, Hokkaido(Zweigelt)
Kaminoyama, Yamagata(Merlot)
HARVEST
DATE
10th, 14th, 17th, 20th, 22nd October 2014
Brix @the Harvest(average): 21.6°Brix
BOTTLING Bottled on: 16th, 17th December 2015
The number of bottles : 12,549(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 12.7 %   Total acidity: 0.59 gm/ 100 ml.   Residual Sugar: 0.14 %

02/Dec/2016

2014 Kaze no Rouge Wine Details PDF

カテゴリー
ワイン・データシート

2014 風のルージュ ワイン・データシート

English

 「2014風のルージュ」は、ツヴァイゲルトを主体にした赤ワインです。ツヴァイゲルトという品種には、馴染みがない方もいらっしゃるかもしれません。この「2014風のルージュ」に使われているツヴァイゲルトは、意外にも北海道の余市で育ちました。なぜ“意外にも”かというと、赤ワイン用の品種はたいてい熟すのに、たっぷりの日光、暖かさ、時間が必要だからです。日本の北の寒い地域で育てられたにも 関わらず、私たちは農家さんから薫り高く、甘く熟した葡萄をいただきました。私たちは葡萄の個性にあった仕込み方で醗酵させ、慎重に樽で熟成させました。その結果、良いワインができました。この意外なワインをお分かりいただくと幸いです。

 ちなみに、「2006風のルージュ」は、2008年北海道洞爺湖サミットの7月8日の夕食会にてお使いいただきました。外務省ホームページのG8サミット事務局のワイン紹介には次のように記されています。
 「1970年代、ウイーン郊外の修道院から北海道にツヴァイゲルトの苗がもたらされたが、その苗が徐々に広がって、今ではこの品種のワインが北海道を代表する赤ワインとなりつつある。冷涼な気候を反映した若々しく豊かな果実味とフレッシュな酸と程よい渋味が身上のこのワインは、飲み応えも十分。未だ知名度は低いが、知られざるツヴァイゲルトの魅力、北海道の赤ワインの可能性を存分に感じさせる。」

テクニカル・データ
品種: ツヴァイゲルト 79.4%
メルロ 20.6%
畑: 北海道余市 藤澤農園
山形県上山 奈良崎亨畑、奈良崎洋一畑、渡辺祐自畑、渡辺健太郎畑、尾形昌男畑、大沼明広畑
収穫: 2014/10/14, 20, 22(ツヴァイゲルト)
2014/10/10, 17, 20(メルロ)
収穫時の糖度:21.6°Brix(平均)
醗酵: 完熟した葡萄を選果し、より良い房のみを除梗しステンレスタンクに入れ、野生酵母で醗酵させる。十分に皮から成分を抽出するため、高めの温度を維持し、一部ロットには若干補糖する。ピジャージュしながら約10日間醸す。その後マストを搾り、ワインを皮と種から分け、小樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: オークの小樽で約12~13ヶ月熟成後、清澄・ろ過なしでビン詰。
瓶詰: ビン詰日: 2015/12/16,17 本数: 12,549本 (750ml)
アルコール: 12.7 %   酸度: 0.59 g/100 ml.   残糖: 0.14%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2014風のルージュ」は、香りはダークチェリー、カシス、ラズベリーなどの赤い果実、すみれのような花、シナモンのようなスパイスを感じる。口中は丸く、華やかで豊かな果実味が印象的。やわらかさと生き生きとした酸、程よいタンニンの渋みを感じ、余韻にスパイスを感じる。
料理との相性: ステーキ(黒胡椒をきかせて)、鰻の蒲焼(山椒をきかせて)、青カビのチーズ、ウィンナーシュニッツェル、鴨のロースト
飲み頃: 今から2024年頃まで:熟成によって、よりなめらかで複雑なワインとなるでしょう。

2016/12/02

2014 風のルージュワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

カテゴリー
ワイン・データシート

2015 Coco-Rose Wine Details

Japanese

Coco Rose is a medium-bodied, off-dry rose showing charming strawberry and sour cherry fruit. The blend changes with the seasons, but often features Muscat Bailey A. It remains out go-to wine for afternoon sipping with a platter of cheeses and fruit, as well as our No. 1 choice for Japanese curry rice.

TECHNICAL DATA
VARIETY Muscat Bailey A 72 % Merlot 14 %
Bailey Alicante A 7 % Black Queen 3% The others 4 %
VINEYARD Yamanashi, Tochigi, Yamagata, Nagano
HARVEST
DATE
Bottled on: 16th, 17th, 18th February 2016
BOTTLING The number of bottles : 32,553(750ml)4,966(375ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 10.4 %   Total acidity: 0.40 gm/ 100 ml.   Residual Sugar: 1.46 %

01/Nov/2016

2015 Coco-Rose Wine Details PDF

カテゴリー
ワイン・データシート

2015 こころぜ ワイン・データシート

English

私たちが知る限り、ロゼワインは少々立場が悪いようです。大方、ワインといえば赤か白で、その中間のロゼはいつも後回し。いかに美味しいレストランでも場所が悪ければ繁盛しないように、ロゼは「どちらでもない」その色やスタイルが曖昧でわかりにくく、クオリティーの高さに反し認知度が低いのです。
これは本当に残念なことです。私たちが今までに出会ったベスト・ワインのいくつかはロゼなのですから。

こころぜもまた、フレッシュで複雑味があり、赤い果実とほのかな土の香りが調和した素晴らしいロゼ です。ブレンドには、新鮮さと深みを蓄えた、厳重に選別されたブドウを数種使用しています。また、料理の良きパートナーで、ベークド・ハムからカレーライスまで幅広く多彩な料理に合わせられます。

一度お試しください。このロゼが赤と白の「中間」ではなく、まさに「ロゼ」と納得できるでしょう。

テクニカル・データ
品種: マスカット・ベイリーA 71.5% メルロ 14.0%
ベイリー・アリカントA 7.3% ブラック・クイーン 2.9%
カベルネ・ソーヴィニヨン 2.0% その他 2.3%
畑: 山梨県甲州市勝沼、山梨県穂坂、山形県上山、栃木県佐野市赤見
長野県高山村、栃木県大平、北海道余市、栃木県足利市田島
長野県須坂、長野県松本
収穫: 2015/9/6, 15, 20, 21, 22, 26, 29, 30
2015/10/2, 5, 6, 7, 9, 13, 20, 23, 25, 26, 28, 29
2015/11/4
醗酵: ブドウの実を傷つけないように除梗し、やさしくプレス。時間をかけ丁寧に搾られた、
フルーティーで旨みのあるジュースに、コクを出すため若干補糖する。フレッシュな果実味を保つために、低温で 2~3週間かけてじっくり野生酵母で醗酵。
熟成: ステンレスタンクにオリ引きし、低温で約3ヶ月熟成後ブレンド。
ろ過後、ビン詰。
瓶詰: ビン詰日: 2016/2/16, 17, 18 本数: 32,553 本 (750 ml)   4,966本 (375 ml)
アルコール: 10.4 %   酸度: 0.401 g/100 ml   残糖: 1.46 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2015こころぜ」は、ほんのり甘いロゼワイン。色はチャーミングな桜色。香りはキャンディー、さくらんぼ、苺のシロップなどの綺麗でフレッシュな印象とともに香ばしさも感じる。口中は、優しい果実の香りが優しく広がり、さくらんぼ、キャンディー、ラズベリーやチェリーなどの素直なやわらかい果実味たっぷりの味わい。
料理との相性: 酢豚、生ハムとメロン、ポークソテー フルーツソース添え、クリームチーズのスモークサーモン巻き、フルーツの盛り合わせ、ラタトゥイユ、カレー、タイ風春雨サラダ
飲み頃: 現在から2018年頃までは若くフレッシュな味わいを楽しめますが、熟成により、さらにやわらかい味わいになるでしょう。

2016/12/02

2015 こころぜワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2015 cocoromi norton Wine Details

Japanese

Cocoromi Norton is an exceptional wine made mainly from the Norton grape. The Norton grape variety is almost entirely unknown, and originated in eastern America’s Virginia before being brought to Missouri where it is now enthusiastically grown for wine production. In Missouri and Virginia, Norton yields fruity, deeply colored, impressive wines. This is done in spite of the fact that the areas have high summer temperatures, with abundant rains. Given that these weather patterns are also found throughout much of Japan, we thought we could make good wine using Norton. Through a vine importation and propagation program we began planting Japanese Norton vineyards in 2000.
The character of the 2015 Cocoromi Norton is quite floral, showing violet and jasmine notes, fruit-filled flavors of plum and cassis, and red fruits. The backbone of crisp acidity is typical of the Norton grape. And the quality and intensity of the wine is typical of the vineyard, owned and operated by the good people of Cocoromi Gakuen.
A mature example would be perfect with meat or fish with sour fruits sauce, especially roast duck with raspberry sauce.

TECHNICAL DATA
VARIETY Norton 91 %
Tannat 9 %
VINEYARD Tajima, Ashikaga, Tochigi
Akami, Sano, Tochigi
HARVEST
DATE
6th , 7th , 8th , 9th October 2015 (Norton)
5th October 2015 (Tannat)
Average Brix at Harvest: 20.5oBrix
BOTTLING Bottled on: 19th May 2016
The number of bottles produced: 3,227 (750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 11.3 %   Total acidity: 0.67 g/ 100 ml.
Residual Sugar: 0.23 %

22/Oct/2016

 

2015 cocoromi norton Wine Details PDF

 

カテゴリー
ワイン・データシート

2015 こころみノートン ワイン・データシート

English

「2015こころみノートン」は、なかなか珍しい葡萄品種、ノートン種100%からつくられています。
多くの葡萄品種は、高温多湿で夏に雨の多い地域では順調に育ちにくく、たとえそのような状況でつくれたとしても、ワインは果実味がなく色の薄い水っぽいものになりがちです。しかし、私たちは雨の多いアメリカ合衆国の東海岸のヴァージニアや中央部のミズーリで、ノートン種(シンシアナ種)が果実味たっぷりの色の濃い、印象的なワインをつくっていることに着目しました。そして、ノートン種の葡萄をこころみ学園の畑で栽培しはじめたのです。このノートン種は、日本の北関東の気候にもよく馴染み、元気な赤ワイン用の葡萄が実るようになりました。醸造場では乾燥した培養酵母ではなく、野生酵母で発酵させました。より純粋に飾り気なくつくったのは、こころみ学園の自家畑からできたノートン種の濃さと奥深さを表現したかったからです。
熟成し飲み頃となった自家畑の「こころみノートン」、お楽しみいただければ幸いです。

テクニカル・データ
品種: ノートン 91.0%
タナ    9.0%
畑: 栃木県足利市田島(ノートン)
栃木県佐野市赤見(タナ)
収穫: 2015/10/6, 7, 8, 9 (ノートン)
2015/10/5 (タナ)
収穫時の糖度20.5°Brix(平均)
醗酵: 葡萄を除梗し、軽く破砕する。1日2回ピジャージュしながら醸し、徐々にマストを温めてゆく。4、5日すると天然酵母による醗酵が自然に始まる。醗酵は高めの温度で進み、
残糖がなくなるまで続く。約2週間醸した後、マストをプレスした。
小樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: オークの小樽で約5ヶ月熟成後一度オリ引きした。更に2か月熟成後各樽をブレンドし、
清澄・ろ過処理なしでビン詰。
瓶詰: ビン詰日: 2016/5/19 本数: 3,227本(750ml)
アルコール: 11.3 %   酸度: 0.67 g/100 ml   残糖: 0.23 %

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
カシス、ブルーベリー、ドライプルーンの果実にカルダモン、紫蘇、干し草、トーストの香り。口当たりは滑らかな酸にしっかりとしたタンニンが絡み合う。余韻は長く、かすかなスモークが続いていく。
料理との相性: スペアリブ、黒酢の酢豚、八角を効かせた角煮、鴨肉のローストフランボワーズソース、モツのキムチ炒め、鰯(いわし)の梅煮、めかじきのソテー バルサミコソース、レアチーズケーキ チェリーソース
飲み頃: 現在から5~10年後。現在もフレッシュな果実味を楽しめる。熟成を経ることで、口当たりが柔らかに広がる、ゆったりとしたまろやかで複雑なワインとなる。

2020/10/09

2015 こころみノートンワイン・データシートPDF(プリントに最適です)