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2015 山のタナ ワイン・データシート

English

タナ種は日本ではあまりよく知られていません。それは栽培醸造スタッフがそれを栽培したいと言ったとき、販売スタッフがたいへん驚くくらい・・・フランス南西部では有名でも、日本では誰も知らないような葡萄品種だったからです。日本で栽培されたタナ種からできたワインをどのように売ったらよいか、販売スタッフは期待しつつも戸惑っていました。
海外の有名なワイン産地と比べたとき、日本の独特な土壌と気候は私たちを困惑させます。私たちは辛抱強く話しあいました。そしてどんな葡萄品種を栽培するかは単純なことで「日本でうまく育つ品種こそが、私たちが栽培すべき品種」と考えるようになりました。こころみ学園のこころみはやってみること。世界中から日本に似た地域を探し、その地域から葡萄の木を持ってきて、自分たちの畑で育ててみることにしたのです。タナというフランス語の名称はタンニンに由来するといわれています。タンニンのここちよい渋みを持つタナ種の葡萄から、濃い色、芯、果実味、ストラクチャーを携えた日本ワインをつくることを楽しく思っています。

テクニカル・データ
品種: タナ 100%
畑: 山形県上山 木村畑 79.8% , 佐竹畑 20.2%
収穫: 2015/10/7, 9(木村畑)
2015/10/25(佐竹畑)
収穫時の糖度 約22.5°Brix(平均)
醗酵: 完熟した葡萄を除梗し軽く破砕して、小型のタンクへ移す。1日2回のルモンタージュをおこないながら、徐々にマストを温めてゆく。3、4日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。醗酵は高めの温度ですすみ、残糖がなくなるまで続く。注意深くルモンタージュを続けながら、十分な色素と風味を抽出する。12~14日間醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。その後、小樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: オークの小樽で約14ヶ月半熟成
瓶詰: オリ引きし、清澄・ろ過処理なしでビン詰。
ビン詰日: 2017/01/12 本数: 788 本(750ml )
アルコール: 13.0 %   酸度: 0.73 g/100ml.   残糖: 0.1 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
インキー、ブラックベリー、ラズベリー、ダークチェリー、革、ダスティな香りもある。まだ若々しく、漆黒のような色の濃さと芯のある味わい、それに負けていない酸味があり、上質なカカオのようなタンニンと舌触りがある。若々しいが、熟成できるポテンシャルを感じる、これからが楽しみなワインだ。
料理との相性: メンチカツ、牛肉ときのこのバター醤油炒め、牛肉の赤ワイン煮込み、牛肉とゴボウの時雨煮、鰻の蒲焼、田舎風パテ、スモークベーコン、程よく熟成させたシェーブルやウォッシュタイプのチーズ、フォンダンショコラ、ザッハ・トルテなど、濃厚なチョコレート菓子
飲み頃: すぐに飲むなら、大ぶりのグラスで空気に触れさせて、ゆっくり飲むことをおすすめする。まだ若々しく、渋みや固さが十分にあるので、飲み頃まではしばらくかかるだろう。いい状態で保管できたら10年ほどでエッジがオレンジ色になり、なめらかさとまとまりがでてきて、余韻も長くなるだろう。

2018/5/14

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2017 Noumin Rosso Wine Details

Japanese

Noumin Rosso is our basic red, a soft, fruity, eminently drinkable dry red wine made from a variety of grapes grown throughout Japan. The backbone of the blend is typically a mixture of Cabernet Sauvignon from Yamagata-grown grapes, and other grapes to provide aromatic lift.
Regardless of the blend in a given year, the wine is always a balanced, fruity, approachable wine capable of pairing with hamburgers, roast chicken, are grilled pork.

TECHNICAL DATA
VARIETY Cabernet Sauvignon 36.9%
Muscat Bailey A 28.8%
Merlot 17.0%
Black Queen 11.6%
Fuji no Yume 2.8%
Others 2.9%
VINEYARD Yamagata, Yamanashi, Nagano, Tochigi, Ibaraki
HARVEST
DATE
11th 20th 25th 27th September 2017
3rd 5th 6th 7th 8th 9th 10th 18th 19th 23rd 26th 27th October 2017
2016, 2017(Others)

Brix @the Harvest(average): 20.1oBrix

BOTTLING Bottled on: 11th 12th 13th 16th 17th April 2018
The number of bottles: 56,987(750ml) 17,000(375ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 11.8 %  Total acidity: 0.55 g/ 100 ml.
Residual Sugar: 0.11 %

5/May /2018

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2017 農民ロッソ ワイン・データシート

English

 ボルドーは凝縮感のある見事なワインを造り出す”本場”です。世界中の人々が、国境を越え遠く離れた畑にカベルネ・ソーヴィニョンやメルロといったボルドー品種を移植してきました。日本の畑では長い時間が必要でしたが、私たちも山形、長野、山梨、栃木、茨城などの優れた葡萄栽培家のおかげで、素晴らしい葡萄に出会うことができました。“ロッソ”はイタリア語で“赤”の意味ですが、このワインはボルドーやイタリアではありません。果実味と希望に満ちた日本の赤ワインです。

テクニカル・データ
品種: カベルネ・ソーヴィニョン 36.9%
マスカット・ベーリーA 28.8%
メルロ 17.0%
ブラック・クイーン 11.6%
富士の夢 2.8%
その他 2.9%
畑: 山形県上山
長野県高山村
山梨県甲州市勝沼
栃木県栃木市大平
長野県松本
茨城県つくば
収穫: 2017/10/19,23, 26, 27(カベルネ・ソーヴィニョン)
2017/9/20, 27 10/5,10,18(マスカット・ベーリーA)
2017/9/11 10/6,7,8,9(メルロ)
2017/10/3(ブラック・クイーン)
2017/9/25(富士の夢)
醗酵: 熟した葡萄をココ・ファーム・ワイナリーで選果して、より良い房のみを除梗しステンレスタンクに入れ、野生酵母で醗酵させる。十分に皮から成分を抽出するため、高めの温度を維持し、ルモンタージュしながら約10~15日間醸す。その後マストを搾り、ワインを皮と種から分け、木樽、オークタンク、ステンレスタンクに移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: 木樽、オークタンク、ステンレスタンクで約4~6か月半熟成。
瓶詰: オリ引き後、清澄せずろ過しながらビン詰。
ビン詰日: 2018/04/11, 12, 13, 16, 17 本数: 56,987本(750ml) 17,000本(375ml)
アルコール: 11.8 %   酸度: 0.55 g/100 ml.   残糖: 0.11 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
ラズベリー、イチゴ、ダークチェリー、ミントの香り、香木のようなスパイシーさもある。口中は、しなやかで、カシスやダークチェリーなどの果実と共に、ゴボウの様な土っぽさがあり、さわやかな酸味と軽やかな渋みが心地良い。おだやかな樽の風味、香ばしい余韻もある。
料理との相性: チリコンカン、ゴボウとトリッパのトマト煮込み、ローストビーフ、アランチーニ、マグロの刺身、ブリの照り焼き、ざるそば(濃いめのめんつゆで)、肉じゃが、洋梨やプラムのコンポート、チョコレートケーキ、ブリーなどの白カビやウォッシュチーズ
飲み頃: 比較的、早くから楽しめるが、中くらいのグラスで空気に触れさせつつ、ゆっくり飲むことをおすすめする。暑い時期は、冷やし気味の方が心地良く感じるだろう。いい状態で保管できたら、5年から7年ほどでエッジがオレンジ色になり、まとまりがでてきて、熟成感と香ばしさが増すだろう。

2018/5/5

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2016 Kaze no Rouge Wine Details

Japanese

Kaze no Rouge is a full-bodied, full-blooded red wine made from Hokkaido-grown Zweigelt grapes. Deeply scented, rich, and with a powerfully structured mouthfeel, these wine can be drunk young, but also handsomely repay cellaring. Pair with stews, game, or well-aged cheeses for a wonderful experience.

TECHNICAL DATA
VARIETY ZWEIGELT 100%
VINEYARD Yoichi, Hokkaido
HARVEST
DATE
12nd 16th 19th 24th October 2016
Brix @the Harvest(average): 20.9oBrix
BOTTLING Bottled on: 15th September 2017
The number of bottles: 9,751(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 12.3 %  Total acidity: 0.55 g/ 100 ml.
Residual Sugar: 0.12 %

12/Apr/2018

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2016 風のルージュ ワイン・データシート

English

 「2016風のルージュ」は、ツヴァイゲルト種の葡萄からつくった赤ワインです。意外にも、この赤ワインに使われた葡萄は北海道・余市で育ちました。なぜ“意外にも”かというと、赤ワイン用の品種は、たいてい熟すのにたっぷりの日光、暖かさ、時間が必要だからです。しかし、余市の藤澤農園に育ったツヴァイゲルトは、冷涼な気候にもかかわらず、薫り高くよく熟していました。そこで、この葡萄の良さを引き出すためにていねいに醗酵させ、慎重に樽で熟成させました。そうして生まれたのが、涼やかな風を感じるエレガントなこの赤ワインです。
 ちなみに、「2006風のルージュ」は2008年北海道洞爺湖サミットの7月8日の夕食会にてお使いいただきました。外務省ホームページのG8サミット事務局のワイン紹介には次のように記されています。
「1970年代、ウイーン郊外の修道院から北海道にツヴァイゲルトの苗がもたらされたが、その苗が徐々に広がって今ではこの品種のワインが北海道を代表する赤ワインとなりつつある。冷涼な気候を反映した若々しく豊かな果実味とフレッシュな酸と程よい渋味が身上のこのワインは、飲み応えも十分。未だ知名度は低いが知られざるツヴァイゲルトの魅力、北海道の赤ワインの可能性を存分に感じさせる」
北海道サミットから10年、北海道に深く根づいたツヴァイゲルトの魅力をお伝えできれば幸いです。

テクニカル・データ
品種: ツヴァイゲルト 100%
畑: 北海道余市 藤澤農園
収穫: 2016/10/12, 16, 19, 24
収穫時の糖度 約20.9°Brix(平均)
醗酵: 完熟した葡萄を選果し、より良い房のみを除梗しステンレスタンクに入れ、野生酵母で醗酵させる。十分に皮から成分を抽出するため、高めの温度を維持し、ピジャージュやルモンタージュをしながら約10~14日間醸す。その後マストを搾り、ワインを皮と種から分け小樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: オークの小樽で約10ヶ月熟成。
瓶詰: 無清澄・無ろ過でビン詰を行った。
ビン詰日: 2017/9/15 本数: 9,751本 (750ml)
アルコール: 12.3 %   酸度: 0.55 g/100 ml.   残糖: 0.12 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
カシス、ダークチェリー、ピンクグレープフルーツ、スミレの香り、黒胡椒様のスパイシーさもある。口中は、なめらかで、カシスやダークチェリーなどの果実味と共に、浅煎りコーヒーの様な軽さの中にしっかりしたタンニンがあり、アフターに、その渋みとカラメルを焦がしたような香ばしさが続く。
料理との相性: 鹿や牛肉の赤身肉のステーキ 黒胡椒風味のソース、鴨のロースト オレンジ風味、ジンギスカン、鶏レバーと舞茸のバルサミコ風味炒め、ハチノスとパプリカの豆鼓炒め、カンボゾーラ、軽めのウォッシュなど、おだやかなチーズ。ザッハトルテなど、チョコレートのデザート
飲み頃: 今は若々しく少し固さもあるので、大ぶりのグラスで空気に触れさせて、ゆっくり飲むことをおすすめする。1年から2年ほどで、華やかさが増すだろう。いい状態で保管できたら、5年から7年ほどでエッジがオレンジがかり、熟成によりまとまりと香ばしさがでてくるだろう。

2018/4/12

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ワイン・データシート

2016 Petit Manseng Wine Details

Japanese

Two defining characters of the Petit Manseng grape are high acidity and high sugar content, even if it is grown in a climate of high rainfall and warm temperatures. In its original home in Jurançon, France, the wines are often made in a sweet style to capitalize on these features.
In Ashikaga, due to higher amounts of rain and extremely hot summers, we can get moderately acidic grapes with intense flavors of honey and lemon curd, and a ripe mouthfeel reminiscent of fig jam.
Enjoy this wine with fondue, fried oysters, fried fish with a sprinkling of lemon, grilled chicken with mustard, fruit salad, spare ribs, or Blue cheese tart.

TECHNICAL DATA
VARIETY Petit Manseng 100%
VINEYARD Tajima, Ashikaga, Tochigi
HARVEST
DATE
6th 7th 9th 19th 20th 22nd September 2016Brix @the Harvest(average): 21.2oBrix
BOTTLING Bottled on: 14th September 2017
The number of bottles : 1,843 (750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 12.8 %   Total acidity: 0.55 g/ 100 ml.
Residual Sugar: 0.24 %

25/Mar/2018

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2016 プティ・マンサン ワイン・データシート

English

 ここ北関東足利の夏は暑い、とにかく蒸し暑いです。ちなみに2016年、隣の佐野市の観測所では、最高気温が35℃以上の猛暑日を10日も記録しています。一般的に、葡萄は暑すぎる日が続くと果実に含まれる酸が減って、病気にかかりやすく、またワインも、特に白ワインは平坦な味わいになってしまいがちです。
 そうはいっても、ココに生きる葡萄も私たちも引っ越すわけにはいきません。こころみ学園では、20世紀から21世紀にかけて、気候変動に負けない適地適品種のよいワイン用葡萄をつくることがみんなの願いでした。
 そんな願いを実現すべく、1990年頃から、世界各地の産地を調べ、訪れ、実際にテイスティングする旅がはじまりました。そしてとうとう、フランスの南西部スペインとの国境にほど近い、ピレネー山脈の麓でこのプティ・マンサンに出会うことができたのです。このジュランソンの地でつくられるプティ・マンサンのワインは驚くほどの凝縮感と余韻の長さを持っていました。強い酸味に対し、味わいのバランスをとるために、甘さをしっかり残した原産地のワイン。足利ではきっと酸味が適度に残る葡萄になり、それなりにバランスのとれた白ワインになるのではないか・・・。そんな予測から2006年、私たちはプティ・マンサンの栽培をはじめました。
 そして10年後、足利の暑さにも耐え美味しい酸を残したまま、よく熟した果実を収穫できるようになりました。私たちは、できあがったワインにもこれからの可能性にも大いに期待しています。ぜひ味わってみてください。

テクニカル・データ
品種: プティ・マンサン 100%
畑: 栃木県足利市田島
収穫: 2016/9/6, 7, 9, 19, 20, 22

収穫時の糖度 約21.2°Brix(平均)

醗酵: 房ごと葡萄をやさしくプレスして、ステンレスタンク(71%)または木樽(29%)に入れる。葡萄の香りを逃がさないように18℃位で2ヶ月~2ヶ月半、野生酵母で醗酵させた。その後、樽(64%)またはステンレスタンク(36%)に移して野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: 醗酵終了後、ステンレスタンクは10ヶ月熟成。樽は熟成4ヶ月後ステンレスタンクに移し、更に6ヶ月熟成。
瓶詰: 澱引き後、清澄せず無ろ過でビン詰。
ビン詰日: 2017/9/14  本数: 1,843 本 (750ml)
アルコール: 12.8 %   酸度:0.55 g/100 ml   残糖: 0.24 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
焼いたオレンジ、パイナップル、レモンピール、樽由来の甘く香ばしい香りが混じりあう。おだやかで大人しい印象だが、ハチミツ漬けのレモンのようなナチュラルな酸味があり、グレープフルーツ、オレンジ、樽由来のカスタード、カラメルのような香ばしさもある。
料理との相性: 牡蠣フライ タルタルソース、パイナップル入りの酢豚、フォアグラ、ラタトゥイユ、オレンジ風味のキャロットラペ、鶏むね肉の生姜焼き、鮭とホウレン草の豆乳仕立て、クレープシュゼット、オレンジパウンドケーキ、しののめ(今牧場)、ウォッシュチーズ
飲み頃: 冷蔵庫で冷やして、そこから少し温度を上げていくと、香りや甘さも出てくる。今から2年は、ナチュラルで若々しい印象を楽しめるだろう。いい状態で保管できたら、向こう10年くらいで、オークの香ばしさ、余韻のまとまりと熟成感が出てくるだろう。

2018/3/26

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2017 Noumin Dry Wine Details

Japanese

Noumin Dry is our entry-level dry white wine. A blend of Hokkaido Muller-Thurgau, Bacchus, Kerner, Yamagata Chardonnay, and Nagano Sauvignon Blanc. The wine is a flinty, aromatic, crisp white, and an ideal accompaniment to fish or simply prepared poultry.

TECHNICAL DATA
VARIETY Muller-Thurgau 40.8%
Chardonnay 22.7%
Sauvignon Blanc 14.2%
Bacchus 12.0%
Kerner 10.3%
VINEYARD Yoichi Hokkaido 63.1%
Kaminoyama Yamagata 22.7%
Takayama Nagano 14.2%
HARVEST
DATE
25th September  4th 11st 18th October 2017(Muller-Thurgau)
28th September 3rd October 2017 (Chardonnay)
12nd 21st September 2017 (Sauvignon Blanc)
4th October 2017 (Bacchus)
18th 22nd October 2017 (Kerner)Brix @the Harvest(average): 19.5°Brix
BOTTLING Bottled on: 7th 8th 9th March 2018
The number of bottles: 22,183(750ml) 10,695(375ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 12.5 %  Total acidity: 0.52 g/ 100 ml.
Residual Sugar: 0.08 %

25/Mar/2018

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2017 農民ドライ ワイン・データシート

English

 「農民ドライ」は、軽めでスッキリと飲める、「日本の小粋な白ワイン」を目指してつくられました。
 このワインのつくりは、いたってシンプルです。はじめに、個性的な香りとしっかりとした酸味を持つ白ワイン用葡萄を選びます。その葡萄を軽く搾り、果皮と種を取り除いたジュースをステンレスタンクに入れ、醗酵させます。その後、ブレンドし、タンクで約2ヶ月半熟成した後、澱引きし、ろ過して、ビン詰しました。
 「2017年農民ドライ」も最終的に雑みが無く、シンプルな中にも、葡萄の特徴を表現することができました。
 “フルーティ、デリケート、クリーン、口当たり爽やかな酸味”・・・このワインは、青魚のお寿司や海産物、また鶏肉やセミハードチーズなどのお料理と合わせやすく、大いに役立つでしょう。また、春から暑い夏にかけて、1日の終わりや夕食に飲むと、すっきりと涼しい気分にさせてくれます。お寿司や和食だけでなく、バラエティ豊かな日本の食卓によくあう「日本の小粋な白ワイン」です。

テクニカル・データ
品種: ミュラー・トゥルガウ 40.8%
シャルドネ 22.7%
ソーヴィニョン・ブラン 14.2%
バッカス 12.0%
ケルナー 10.3%
畑: 北海道余市
山形県上山
長野県高山村
収穫: 2017/9/25 10/4, 11, 18(ミュラー・トゥルガウ)
2017/9/28 10/3(シャルドネ)
2017/9/12, 21(ソーヴィニョン・ブラン)
2017/10/4(バッカス)
2017/10/18, 22(ケルナー)

収穫時の糖度:19.5°Brix(平均)

醗酵: 除梗した葡萄をやさしくプレスして、ステンレスタンクに入れる。葡萄の香りを逃がさないように液温20℃以下に保ち、ゆっくりと醗酵させた。シャルドネは野生酵母にて、それ以外は培養酵母および酵母の栄養源を添加し醗酵させた。
熟成: ブレンドし、タンクで約2か月半熟成。その後、澱引きし、ろ過を行った。
瓶詰: ビン詰日: 2018/3/7, 8, 9  本数: 22,183本 (750ml) 10,695本 (375ml)
アルコール: 12.5 %   酸度: 0.52 g/100 ml   残糖: 0.08 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
青りんご、グレープフルーツ、グリーンアスパラ様のグリーンなノート、ラムネ、白い桃、フレッシュでフルーティなアロマがあり、ドライで、さっぱりとした味わい。柑橘の白い皮のような苦味もあり、味わいを引き締めている。
料理との相性: 茹でたグリーンアスパラ 半熟卵をソースにして、鶏ささみの柚子胡椒風味、雲丹クレソン、蛤のワイン蒸し、イワシのサルサソース、桜海老と新たまねぎのかき揚げ レモン塩で、稚鮎の天ぷら、みのり(今牧場)、エメンタールなどセミハードチーズ
飲み頃: 冷蔵庫で冷やして、スッキリとした印象を楽しんでいただきたい。今から2年は、フレッシュな印象を楽しめるだろう。いい状態で保管できたら、5年から7年で、香ばしさが出てきつつ、熟成感も現れてくるだろう。

2018/3/26

2017 農民ドライワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

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2017 Ashicoco Wine Details

Japanese

Our Ashicoco is our basic off-dry white wine. It is blended from grapes grown throughout Japan, principally Koshu from Yamanashi, with Chardonnay adding breadth.
Pair as you would with any light, aromatic, slightly sweet wines. White fleshed fish, chicken, and ham would do well, as would a cheese and fruit platter on a sunny afternoon.

TECHNICAL DATA
VARIETY Koshu 78.4 %, Chardonnay 11.0 %, Delaware 5.3 %,
Ryugan3.0 %, Hokuten no Shizuku 2.3 %
VINEYARD Yamanashi 83.7 %, Nagano 14.0 %, Ibaraki 2.3 %
HARVEST
DATE
14th , 30th August 20th, 26th, 27th September 2017
1st, 3rd, 23rd, 24th October 2017
29th September 11th October 2016Brix @the Harvest(average) : 16.6oBrix
BOTTLING Bottled on: 14th 15th 16th February 2018
The number of bottles:18,028(750ml) 8,489(375ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 10.9 %
Total acidity: 0.73 g/ 100 ml.
Residual Sugar: 1.3 %

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