カテゴリー
ワイン・データシート

2018 いまここ ロゼ ワイン・データシート

赤と白の中間という評価に偏りがちだったロゼワイン。でも最近はパリやニューヨークのワインショップでロゼは大人気です。このココ・ファームの「いまここロゼ」も、フレッシュで複雑で赤い果実やほのかな土の香りが調和したチャーミングなロゼ。ラベルは足利に生まれ生きた書の詩人、相田みつを氏によるもの。「いまここロゼ」のベース“こころぜ”は2015、2016ヴィンテージが続けてJAL国際線ビジネスクラスに搭載されています。

テクニカル・データ
品種: マスカット・ベーリーA 43% 富士の夢 24% アムレンシス 14% メルロ 9% ブラック・クイーン 5% その他 5%
畑: 山梨県甲州市勝沼、山梨県韮崎市穂坂、栃木県栃木市大平、茨城県つくば、岩手県紫波、長野県高山村、長野県安曇野、山形県
収穫: 2018/09/02, 03, 06, 09, 10, 12, 15, 19, 21, 22, 25, 27, 28, 30
2018/10/01, 02, 09
醗酵: ブドウの実を傷つけないように除梗し、やさしくプレス。時間をかけ丁寧に搾られた、フルーティで旨みのあるジュースに、コクを出すため若干補糖する。フレッシュな果実味を保つために、低温で1~3週間かけてじっくり野生酵母で醗酵。
熟成: ステンレスタンクにオリ引きし、ブレンド後、低温で約3~5ヶ月熟成。
瓶詰: オリ引き後、ろ過を行いながらビン詰。 ビン詰日:2019/03/01
アルコール: 11.3 %  酸度:0.49 g/100 ml.  残糖:0.5 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
ブドウの実を傷つけないように除梗し、やさしくプレス。時間をかけ丁寧に搾られた、フルーティで旨みのあるジュースに、コクを出すため若干補糖する。フレッシュな果実味を保つために、低温で1~3週間かけてじっくり野生酵母で醗酵。
料理との相性: 生ハム、カプレーゼ、サーモンのカルパッチョ、エビの生春巻き、手羽先の煮こごり、蒸し鶏ときくらげの和え物、レアチーズケーキ
飲み頃: 冷蔵庫で冷やすと、スッキリとした印象に。温度が上がると甘いフレーバーがより広がる印象に。季節や飲むシチュエーションを選ばないので、気軽に楽しめる。今から2、3年はフレッシュな印象で、以降熟成が進むと、穏やかだがまとまりのある、より上品な味わいを楽しめるだろう。

2019/03/26

2018 いまここ ロゼワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2018 Coco-Rose Wine Details

Japanese

Coco Rose is a medium-bodied rose showing charming strawberry and sour cherry fruit. The blend changes with the seasons. In this year, main variety is Muscat Bailey A. It remains out go-to wine for afternoon sipping with a platter of cheeses and fruit.

TECHNICAL DATA
VARIETY Muscat Bailey A 43 %, Fuji no Yume 24 %,
Amurensis 14 %, Merlot 9 %, Black Queen 5 %, Others 5 %
VINEYARD Yamanashi 50 %, Ibaraki 24 %, Iwate 16 %, Nagano 5 %, Tochigi 4 %, Yamagata 1 %
BOTTLING Bottled on: 1st March 2019
The number of bottles : 27,719(750ml) 10,845(375ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 11.3 %  Total acidity: 0.49 g/ 100 ml.   Residual Sugar: 0.5 %

11/Mar/2019

2018 Coco-Rose Wine Details PDF

カテゴリー
ワイン・データシート

2018 こころぜ ワイン・データシート

English

 赤と白の中間という評価に偏りがちだったロゼワイン。でも最近はパリやニューヨークのワインショップでロゼは大人気です。ココ・ファーム・ワイナリーの「こころぜ」もフレッシュで複雑で赤い果実やほのかな土の香りが調和したチャーミングなロゼ。月刊誌「一個人」の日本ワイングランプリ2017でロゼワイン部門第一位。2015、2016ヴィンテージが続けてJAL国際線ビジネスクラスに搭載されるなどそのクオリティが評価されています。

テクニカル・データ
品種: マスカット・ベーリーA 43% 富士の夢 24% アムレンシス 14% メルロ 9% ブラック・クイーン 5% その他 5%
畑: 山梨県甲州市勝沼、山梨県韮崎市穂坂、栃木県栃木市大平、茨城県つくば、岩手県紫波、長野県高山村、長野県安曇野、山形県
収穫: 2018/09/02, 03, 06, 09, 10, 12, 15, 19, 21, 22, 25, 27, 28, 30
2018/10/01, 02, 09
醗酵: ブドウの実を傷つけないように除梗し、やさしくプレス。時間をかけ丁寧に搾られた、フルーティで旨みのあるジュースに、コクを出すため若干補糖する。フレッシュな果実味を保つために、低温で1~3週間かけてじっくり野生酵母で醗酵。
熟成: ステンレスタンクにオリ引きし、ブレンド後、低温で約3~5ヶ月熟成。
瓶詰: オリ引き後、ろ過を行いながらビン詰。 ビン詰日:2019/03/01
本数:27,719本(750ml) 10,845本(375ml)
アルコール: 11.3 %  酸度:0.49 g/100 ml.  残糖:0.5 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
外観はロゼとしては濃いめの暗赤色。いちごキャンディのような香りとともに、アセロラ、チェリー、ローズヒップが華やかな印象。イーストの香りもある。アタックは穏やかないちご様の甘いフレーバーと丸い口当たりを感じる。チェリー、野いちご、わずかにグレープフルーツのフレーバーが口中で優しく広がる。余韻は穏やかな旨味と渋味を感じ、ワイン単体以上に料理との相性の良さを想起させる。
料理との相性: 生ハム、カプレーゼ、サーモンのカルパッチョ、エビの生春巻き、手羽先の煮こごり、蒸し鶏ときくらげの和え物、レアチーズケーキ
飲み頃: 冷蔵庫で冷やすと、スッキリとした印象に。温度が上がると甘いフレーバーがより広がる印象に。季節や飲むシチュエーションを選ばないので、気軽に楽しめる。今から2、3年はフレッシュな印象で、以降熟成が進むと、穏やかだがまとまりのある、より上品な味わいを楽しめるだろう。

2019/03/11

2018 こころぜワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2017 Petit Manseng Wine Details

Japanese

Two defining characters of the Petit Manseng grape are high acidity and high sugar content, even if it is grown in a climate of high rainfall and warm temperatures. In its original home in Jurançon, France, the wines are often made in a sweet style to capitalize on these features.
In Ashikaga, due to higher amounts of rain and extremely hot summers, we can get moderately acidic grapes with intense flavors of honey and lemon curd, and a ripe mouthfeel reminiscent of fig jam.
Enjoy this wine with fondue, fried oysters, fried fish with a sprinkling of lemon, grilled chicken with mustard, fruit salad, spare ribs, or Blue cheese tart.

TECHNICAL DATA
VARIETY PETIT MANSENG 100 %
VINEYARD Tajima, Ashikaga, Tochigi
HARVEST
DATE
27th September 2017
2nd , 3rd , 4th , 5th October 2017
Brix @the Harvest(average): 24oBrix
BOTTLING Bottled on: 16th May 2018
The number of bottles: 1,852(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 12.7 %  Total acidity: 0.74 g/100 ml.
Residual Sugar: 0.63 %

14/Jun/2019

2017 Petit Manseng Wine Details PDF

カテゴリー
ワイン・データシート

2017 プティ・マンサン ワイン・データシート

English

 ここ北関東・足利の夏は暑い、とにかく蒸し暑いです。ちなみに2017年は冷夏でしたが、隣の佐野市の観測所では、最高気温が35℃以上の猛暑日を8日記録しています。一般的に、葡萄は暑すぎる日が続くと果実に含まれる酸が減って、病気にかかりやすく、特に白ワインは平坦な味わいになってしまいがちです。
 そうはいっても、ココに生きる葡萄も私たちも引っ越すわけにはいきません。こころみ学園では、20世紀から21世紀にかけて、気候変動に負けない適地適品種のよいワイン用葡萄をつくることがみんなの願いでした。
 そんな願いを実現すべく、1990年頃から、世界各地の産地を調べ、訪れ、実際にテイスティングする旅がはじまりました。そしてとうとう、フランスの南西部スペインとの国境にほど近い、ピレネー山脈の麓でこのプティ・マンサンに出会うことができたのです。このジュランソンの地でつくられるプティ・マンサンのワインは驚くほどの凝縮感と余韻の長さを持っていました。強い酸味に対し、味わいのバランスをとるために、甘さをしっかり残した原産地のワイン。足利ではきっと酸味が適度に残る葡萄になり、それなりにバランスのとれた白ワインになるのではないか・・・。そんな予測から2006年、私たちはプティ・マンサンの栽培をはじめました。
 そして10年後、足利の暑さにも耐え美味しい酸を残したまま、よく熟した果実を収穫できるようになりました。私たちは、できあがったワインにもこれからの可能性にも大いに期待しています。ぜひ味わってみてください。

テクニカル・データ
品種: プティ・マンサン 100%
畑: 栃木県足利市田島 こころみ学園
収穫: 2017/09/27 10/2~5
収穫時の糖度 約24°Brix(平均)
醗酵: 房ごと葡萄をやさしくプレスして、ステンレスタンクに入れる。葡萄の香りを逃がさないように18℃位で約1ヶ月半、野生酵母で醗酵させた。その後、樽に移して野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: 樽で約5ヶ月半~7ヶ月熟成。
瓶詰: 澱引き後ブレンドし、清澄せず無ろ過でビン詰。
ビン詰日: 2018/05/16 本数: 1,852 本 (750ml)
アルコール: 12.7 %   酸度:0.74 g/100 ml   残糖: 0.63 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは、うすにごり、黄色がかったイエローグリーン。麦わら、カリン、パイナップル、ココナツ、ハチミツ、菩提樹の香り。口中も、ナチュラルで滑らかな口当たり、カリンやハチミツレモンなどの果実と穏やかな樽、柑橘の皮、澱からの旨味、菩提樹やクローブのような苦味も混ざり合いつつ、後味に続いていく。澱があるため、まだ変化しそうな気配がある。
料理との相性: 寒平目と柑橘のカルパッチョ、アランチーニ、鶏の柚子ハチミツ焼き、牡蠣フライ タルタルソース、イカのレモン炒め、ひき肉入りコーンボール、ミモレット・ジュンヌ、ホワイトスティルトン・アプリコット、カンボゾーラ、クレープシュゼット、紅茶のマドレーヌ、レモンケーキ
飲み頃: 今から、2年くらいは、フレッシュな果実味のある味わいが続くだろう。いい状態で保存できれば、向こう7年は、熟成ができるだろう。熟成に伴い、一体感が増し、余韻も伸びていくだろう。

2019/01/14

2017 プティ・マンサンワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

MV シエスタ ワイン・データシート

 “こころみシリーズ”は可能な限りベストなワインを造ろうという“こころみ”です。2006年足利に植えたプティ・マンサンは足利の気候風土に適合し、その個性を発揮しています。そして2008年、山形県上山に植えられたプティ・マンサンは、上山の契約農家さんたちに大切に育てられ、上山の気候風土にも適合し、しっかりと完熟。その葡萄を野性酵母でゆっくり醗酵させたワインには、豊かな酸と長い余韻が感じられます。そのプティ・マンサンの樽やステンレス・バレルのなかから、特別に通常より甘さも果実の風味もしっかり維持したプティ・マンサンだけを集めたワインが、この「シエスタ」です。フランス南西部、ジュランソンではプティ・マンサンから甘口ワインが造られていますが、この葡萄を日本で本家と同様につくったら・・・? 「シエスタ」の鮮烈な熟れたパイナップルをそのまま口に含んだような豊かな果実味・甘味・酸味に、日本ワインの新たな魅力を感じています。

テクニカル・データ
品種: プティ・マンサン 92%
グロ・マンサン 8%
畑: 山形県上山 尾形畑、木村正男畑、渡辺義仁畑
収穫: 2014/10/30
2015/10/22、28

収穫時の糖度 約26°Brix(平均)

醗酵: 房ごと葡萄をやさしくプレスして、ステンレスタンクに入れる。
葡萄の香りを逃がさないように約16~20℃の室温で野生酵母でゆっくり醗酵させた。
熟成: ステンレスタンクで2018年12月まで熟成。
瓶詰: 澱引き後、ろ過しながらビン詰。
ビン詰日: 2018/12/20    本数: 1,380 本 (750ml)
アルコール: 11.5 %   酸度: 0.92 g/100 ml   残糖: 8 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは、透明感のある黄金がかったイエロー。熟れたパイナップル、蜜りんご、カリン、ハチミツ、松脂のような香り。口中も、香りとの一体感があり、カリン、杏やパインキャンディのような甘さ、それに拮抗するくらいシャープな酸味が合わさり、甘さをそれほど感じさせない。今はまだ、余韻はそんなには長くはないが、熟成のポテンシャルを感じる。
料理との相性: 緑オリーブとオレンジのサラダ、カサゴのアクアパッツア、烏龍茶風味の煮豚、オレンジ風味キャロットラペ、ラタトゥイユ、パプリカの肉詰め焼き、パエリア、ミモレット・エクストラ・ヴィエイユ 18プラス、ロックフォール、グレープフルーツとミントのジュレ、ジンジャーブレッド、レモンのタルト
飲み頃: 今からでも、黄色い果物の印象があり、楽しむことができるが、酸味と甘みが豊富にあるので、保存状態がよければ、向こう15年以上は熟成が期待できるだろう。開栓後の変化がゆるやかに進むと思われるので、グラスワインにも適している。

2019/02/12

MV シエスタワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2017 田島川右岸 ワイン・データシート

 可能な限りベストなワインを造ろうという試み“こころみシリーズ”。この“こころみシリーズ”のひとつ「田島川右岸」の葡萄が生まれた畑は、足利の米所といわれる北郷地区田島町の田島川右岸にあります。田んぼの中に葡萄畑! なぜ?
 21世紀になった頃、高齢になったこころみ学園の園生たちが、歩いていける平らな葡萄畑が必要になりました。しかし、こころみ学園周辺の平らな農地はそのほとんどが水田です。平らな水田は管理しやすいのですが、水はけが良くありません。そこで田島川右岸の水田で良い葡萄をとるための工夫がはじまりました。まず水を溜める土の層を壊し、暗渠(あんきょ=地中に埋めた排水路)を入れ排水を良くしました。次に緑肥作物といわれる草花を育て、それを刈り倒し鋤きこむことで、土壌養分や土壌微生物を増やして畑の土壌を整えました。その結果、バランスのとれた土の構造になり、2002年に植樹したヴィニョール種やトラミネット種の葡萄が、元気よく育つようになりました。このことは、栽培に適した場所を探すことも大切ですが、作物の種類に応じて、その作物に適した環境をつくっていく方法もあることを、私たちに教えてくれました。
長い時間をかけて葡萄の生育環境を整えてきたこころみ学園の農夫や栽培スタッフのチャレンジを味わってみてください。

テクニカル・データ
品種: ヴィニョール 80 %
トラミネット 20 %
畑: 栃木県足利市田島 こころみ学園
収穫: 2017/09/11(ヴィニョール)
2017/09/14(トラミネット)

収穫時の糖度 約21°Brix(平均)

醗酵: 一部スキンコンタクトし、やさしくプレスした。
房全体をやさしくプレスして得られた果汁をステンレスタンクに入れ、野生酵母にて約15℃の室温下で約2週間醗酵させた。
熟成: ステンレスタンクにて約7ヶ月半熟成。
瓶詰: オリ引き後、清澄せずに無ろ過でビン詰。
ビン詰日: 2018/05/16 本数: 363本(750ml)
アルコール: 11.6 %   酸度: 0.52 g/100 ml   残糖: 0.12 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは、輝きのあるクリアなレモンイエロー。八朔、レモンやライムの皮、パイナップル、ドライハーブの香り。スモーキーさも。口中は桃やライム、パイナップルなど、フレッシュで爽やかな味わいで、シャープな酸味、旨味と丸みのあるボディに、苦み、少し塩気も感じられる。後味にハーブのニュアンスが続き、苦味と共に爽やかな印象を残す。
料理との相性: アスパラガスの卵炒め、桜海老と新玉ねぎのかきあげ、タケノコの炒め物 青海苔風味、春の山菜の天ぷら、牡蠣フライ、あさりと春キャベツのペペロンチーノ、棒棒鶏、豚肉の塩麹焼き、トマトのブルスケッタ、黄桃とリコッタチーズのサラダ、ブリード那須、コンテ、さつまいものはちみつ漬け、モンブラン
飲み頃: フレッシュ感があり、今飲んでも美味しい。あまり冷やしすぎないことをおすすめする。ただ、気温が高い場合は10℃前後に冷やしてもいいだろう。いい状態で保管できたら5年ほどで香ばしさなどの変化の兆しが出始め、液体としての一体感が更に増し、余韻も長くなるだろう。

2019/02/18

2017 田島川右岸ワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2017 いまここ 赤 ワイン・データシート

 「いまここ赤」は、山形や長野や山梨や栃木で収穫されたメルロ種、カベルネ・ソーヴィニョン種等のボルドー品種と、日本固有の赤ワイン用葡萄品種マスカット・ベーリーA等を野生酵母で醗酵させブレンドして醸造した赤ワインです。ラベルは足利に生まれ生きた書の詩人、相田みつを氏の作品から。葡萄畑開墾60年のこころみ学園では葡萄づくりもワインづくりも「いま」から「ここ」からです。希望にあふれた日本のワインをどうぞ。

テクニカル・データ
品種: カベルネ・ソーヴィニョン 36.9%
マスカット・ベーリーA 28.8%
メルロ 17.0%
ブラック・クイーン 11.6%
富士の夢 2.8%
その他 2.9%
畑: 山形県上山
長野県高山村
山梨県甲州市勝沼
栃木県栃木市大平
長野県松本
茨城県つくば
収穫: 2017/10/19,23, 26, 27(カベルネ・ソーヴィニョン)
2017/9/20, 27 10/5,10,18(マスカット・ベーリーA)
2017/9/11 10/6,7,8,9(メルロ)
2017/10/3(ブラック・クイーン)
2017/9/25(富士の夢)
醗酵: 熟した葡萄をココ・ファーム・ワイナリーで選果して、より良い房のみを除梗しステンレスタンクに入れ、野生酵母で醗酵させる。十分に皮から成分を抽出するため、高めの温度を維持し、ルモンタージュしながら約10~15日間醸す。その後マストを搾り、ワインを皮と種から分け、木樽、オークタンク、ステンレスタンクに移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: 木樽、オークタンク、ステンレスタンクで約4~6か月半熟成。
瓶詰: オリ引き後、清澄せずろ過しながらビン詰。
ビン詰日: 2018/04/11, 12, 13, 16, 17
アルコール: 11.8 %   酸度: 0.55 g/100 ml.   残糖: 0.11 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
ラズベリー、イチゴ、ダークチェリー、ミントの香り、香木のようなスパイシーさもある。口中は、しなやかで、カシスやダークチェリーなどの果実と共に、ゴボウの様な土っぽさがあり、さわやかな酸味と軽やかな渋みが心地良い。おだやかな樽の風味、香ばしい余韻もある。
料理との相性: チリコンカン、ゴボウとトリッパのトマト煮込み、ローストビーフ、アランチーニ、マグロの刺身、ブリの照り焼き、ざるそば(濃いめのめんつゆで)、肉じゃが、洋梨やプラムのコンポート、チョコレートケーキ、ブリーなどの白カビやウォッシュチーズ
飲み頃: 比較的、早くから楽しめるが、中くらいのグラスで空気に触れさせつつ、ゆっくり飲むことをおすすめする。暑い時期は、冷やし気味の方が心地良く感じるだろう。いい状態で保管できたら、5年から7年ほどでエッジがオレンジ色になり、まとまりがでてきて、熟成感と香ばしさが増すだろう。

2019/02/14

2017 いまここ 赤ワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2017 さくらろぜ ワイン・データシート

 赤と白の中間という評価に偏りがちなロゼワイン。でも最近はパリやニューヨークをはじめ世界中で大人気。おかげさまでココ・ファーム・ワイナリーのロゼワインも月刊誌「一個人」の日本ワイングランプリ2017でロゼワイン部門第一位、JAL国際線ビジネスクラスにご搭載いただくなど、たくさんの方にお楽しみいただいています。

テクニカル・データ
品種: マスカット・ベーリーA 47.9% メルロ 24.0% アムレンシス 12.0%
ブラック・クイーン 9.7% 山葡萄 3.7% カベルネ・ソーヴィニョン 2.7%

畑: 山梨県甲州市勝沼、栃木県佐野市赤見、山梨県韮崎市穂坂、栃木県栃木市大平、栃木県足利市田島、長野県高山村、長野県須坂、山形県上山、岩手県紫波、山梨県韮崎市穂坂、北海道余市

収穫: 2017/9/7, 11, 17, 20, 27, 29,
2017/10/2, 4, 5, 6, 8, 21, 23, 25, 26, 27, 28, 29, 30, 31
2017/11/1

醗酵: ブドウの実を傷つけないように除梗し、やさしくプレス。時間をかけ丁寧に搾られた、フルーティで旨みのあるジュースに、コクを出すため若干補糖する。フレッシュな果実味を保つために、低温で2~3週間かけてじっくり野生酵母で醗酵。
熟成: ステンレスタンクにオリ引きし、ブレンド後、低温で約2~3ヶ月熟成。
瓶詰: オリ引き後、ろ過を行いながら瓶詰。 瓶詰日: 2018/2/1, 2  本数: 6,193本(750ml)
アルコール: 10.5 %   酸度:0.62 g/100 ml.   残糖:2.82 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
淡い桜色。フレッシュで、さくらんぼ、フランボワーズ、イチゴキャンディのような香りと、生き生きとした酸味がある。素直な果実のような甘さとのバランスが絶妙でスッキリと心地よい。菜の花や山菜のような、わずかなほろ苦さが味わいを引き締めている。
料理との相性: カプレーゼ、オムライス、スパゲッティ・ボロネーゼ、ラタトゥイユ、海老の五香粉焼き、砂肝のガラムマサラ風味唐揚げ、マッサマンカレー、イチゴのデザート、レアチーズケーキ
飲み頃: 冷蔵庫で冷やすと、スッキリとした印象に。温度が上がると甘さも出てくる。季節や飲むシチュエーションを選ばないので、気軽に楽しめる。今から2、3年は、フレッシュな印象で。いい状態で保管できたら、甘さもあるので、10年くらいは香ばしさやまとまりと熟成感を楽しめる。

2017 さくらろぜワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

カテゴリー
ワイン・データシート

2016 Dai-Ichi Gakusyo Wine Details

Japanese

Coco Farm’s Dai Ichi Gakusyo is a true meeting of East and West. With this wine, the Japan-only hybrid grape variety Muscat Bailey A is treated with the respect it deserves: organically farmed on steep, low-yielding mountain sites, the grapes are vinified in a very (European) traditional style, fermented with wild yeasts, aged in small oak casks, and bottled without filtration.
The resulting wine allies the strongly floral characters of the grape with the earthy, complex elements of winemaking to produce a singular product. The wine’s aromatic power, relative lightness on the palate and strong core of acidity make this wine natural with poultry dishes. We especially like it with tea-smoked duck dressed with a berry-based sauce.

TECHNICAL DATA
VARIETY Muscat Bailey A 100 %
VINEYARD Akami, Sano, Tochigi
Tajima, Ashikaga, Tochigi
HARVEST
DATE
20th, 27th October  2nd November 2016
Brix @the Harvest(average): 22oBrix
BOTTLING Bottled on: 2nd June 2017
The number of bottles : 1,961 (750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 12.1 %   Total acidity: 0.46 g/ 100 ml.
Residual Sugar: 0.10 %

08/Jan/2019

2016 Dai-Ichi Gakusyo Wine Details PDF