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2019 Concerto in R Wine Details

Japanese

Our vineyard of Cocoromi Gakuen was cultivated by intellectual disability students and their teacher in the 1950s. At present, there are five Cocoromi Gakuen vineyards including the central one with a steep slope, another new one at Akami in Sano city, our terrace vineyard, Frisee vineyard in Tajimacho Ashikaga city,and Tajimagawa-Ugan, the area consists of 6 hectars of vineyard. “Concerto in R” is a red wine, fermented with the grapes of these vineyards. We ferment with wild yeast from the grape skins and blend them with greatest care to maintain its good balance.
In the current severe climate variability “Concerto in R “ is a wine made with grapes grown at Cocoromi Gakuen vineyards and fermented with a simple and pure heart.The naming of this wine “R” is the abbreviation of “Red”,“Rouge” and “Rosso”.We hope you enjoy this wine like a concerto played with a beautiful harmony.

TECHNICAL DATA
VARIETY Norton 61%, Tannat 25%, Shokoshi 14%
VINEYARD Tajima, Ashikaga, Tochigi
Akami, Sano, Tochigi
HARVEST
DATE
Norton : 3rd, 6th, 7th October 2019
Tannat : 1st October 2019
Shokoshi : 8th, 20th August 2019

Brix @the Harvest : 20.5oBrix(average)

BOTTLING Bottled on: 11th June 2020
The number of bottles: 2,040(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 11.4 %
Total acidity: 0.90 g/ 100 ml.
Residual Sugar: 0.08 %

11/Oct/2020

2019 concerto_R Wine Details PDF

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2020 のぼっこ ワイン・データシート

English

ココ・ファーム・ワイナリーの秋、毎年一番最初にリリースされるヌーボー(新酒)がこの「のぼっこ」。
セパージュ(品種)は、日本の山葡萄から澤登晴雄氏によって開発された小公子種です。
2020年、山形県の上山は春に雨が少なく、北関東や甲信越地方では涼しく長い梅雨に悩まされました。しかし、どこも梅雨明けにはよい天気となり、最終的には各地で、酸のきれいな小公子を収穫することができました。また、滑川の江南愛の家(福祉施設)の葡萄畑では、こころみ学園の園生達も、収穫のお手伝いに出かけました。
醸造場では葡萄を房ごと搾り、低温で野生酵母により醗酵させ、その後さらに温度を落としました。よりピュアにつくるため酸化防止剤(亜硫酸塩)を加えず、ワインを冷やすことによってフレッシュな果実味や綺麗な酸、醗酵中にできた二酸化炭素の泡を残しました。ジューシーさをお楽しみいただくため無清澄・無濾過でビン詰めしました。ヴィンテージ(収穫年)によって、泡の程度が異なりますが、開栓時に泡が噴き出すことがありますので、よく冷やして静かに王冠を開けてください。
「2020のぼっこ」は紫がかった赤色、豊かな酸やタンニン、溌剌とした赤ワインで、醗酵タンクからグラスまでとても近く、気取らずに飲める発泡性のあるヌーボーです。お楽しみいただければ幸いです。

テクニカル・データ
品種: 小公子 100%
畑: 山形県上山 尾形畑
埼玉県比企郡滑川 江南愛の家
山形県上山 木村畑
栃木県栃木市大平 松本畑、野原畑
山梨県甲州市塩山 小川農園
収穫: 2020/07/28, 29, 30, 08/04, 24, 31, 09/01
収穫時の糖度(平均)約20.0°Brix
醗酵: 葡萄は房ごと搾り、ジュースをステンレスタンクに入れ、約15℃~20℃の温度で野生酵母により発酵させる。醗酵後、状況を確認しながら澱引きを数回行うことで、果実の香りをよりクリアに引き出す。一部の葡萄は、全房でステンレスタンクに入れ、MC(マセラシオン・カルボニック)を5日間行った後プレスしブレンドした。
瓶詰: 清澄せず無濾過でビン詰。 ビン詰日:2020/09/21
本数:3,525本(750ml)
アルコール:11.0%   酸度:0.81g/100 ml.   残糖:0.6 %

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
クランベリーやアセロラの赤い果実に加え、カルダモン、生姜、ミント、干し草の香り。フレッシュな酸と穏やかな渋みで口当たりの良い味わい。澱の旨味が全体を引き締めている。
料理との相性: ハモンセラーノ、秋野菜のテリーヌ、厚揚げと根菜の煮物、タコス、鯖の梅煮、ボルシチ、秋ナスとキノコのラザーニャ、ロールキャベツ、鶏レバーの生姜煮、キノコのチーズリゾット、かぼちゃのタルト、カシスのムース
飲み頃:  2022年までフレッシュな果実味を楽しめる。無濾過、亜硫酸無添加のため酵母が元気で泡が噴き出すことがある。開栓前に氷水で1時間以上冷やし、揺らさず静かに開栓する。

2020/10/07

2020 のぼっこワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

 

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2017 オークバレル赤 ワイン・データシート

 

オークバレルとは樫の木の樽のこと。「2017オークバレル赤」は樹齢100年以上のものを含む貴重な古木の葡萄を使用したワイン通のための本格的なワインで、樽のニュアンスがお好きな方にはなかなか好評です。すぐに飲む場合は、デキャンタに移すか、大ぶりのグラスで空気に触れさせて、ゆっくり楽しむことをおすすめします。エキス分、パワー、複雑味に富み、力強く広がりのあるバランスのよいフルボディの赤ワインです。牛肉、子羊、鴨料理のよきパートナーとなることでしょう。熟成させたチェダーやウォッシュチーズ、ラクレットとも美味しく召し上がっていただけます。現在も充分楽しめ、長期熟成も可能。これから年を重ね、複雑さを増すことも間違いありません。
1989年、日本のこころみ学園の農夫たちによって、カリフォルニア・ソノマに葡萄の苗木が植えられました。このことをきっかけに、こころみ学園とカリフォルニアの葡萄畑の縁が生まれ、カリフォルニアの良質な葡萄を原料として、こころみ学園の旧友マット・クラインさんにココ・ファーム・ワイナリーが醸造を委託するようになりました。ココ・ファーム・ワイナリーでのみ販売中のこのカリフォルニアワイン、お楽しみいただければ幸いです。

テクニカル・データ
品種: ムールヴェードル、カリニャン、プティット・シラー、ジンファンデル
畑: カリフォルニア
分析値: アルコール: 14.8 %   酸度: 0.67 g/100 ml.   残糖: 0.50 %

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
カシス、ブルーベリー、ドライプルーンの果実にユーカリ、甘草の香りやサンダールウッド、シナモンなどのスパイス香を感じる。口当たりは骨格のあるタンニンと丸みのある果実味が調和して滑らかな印象。余韻は長く、しなやかな渋みが続く。
料理との相性: パテドカンパーニュ、タンドリーチキン、グヤーシュ、チリコンカン、スパゲッティ・ミートソース、ビーフストロガノフ、コックオバン、ラムチョップ、熟成させたチェダーやウォッシュチーズ、オランジェット、うなぎパイ
飲み頃: 2020~23年は果実味主体の風味と力強い渋みが続く。
2024~熟成によりタンニンが柔らかくなり、上品でコクのある味わいに変わっていく。

2020/09/29

2017 オークバレル赤ワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

 

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2019 いまここ 赤 ワイン・データシート

 

足利に生まれ生きた相田みつを氏の書をラベルにした「いまここ」。「2019いまここ赤」は日本固有の葡萄品種 マスカット・ベーリーAや伝統的なボルドー品種 メルロなどから構成されています。日本各地の葡萄栽培農家さんたちに大切に育てられた葡萄を、足利の醸造場で野生酵母で発酵させました。MLF(マロラクテック醗酵)も野生乳酸菌によるものです。優しく希望に溢れた赤ワインです。

テクニカル・データ
品種: メルロ 30%
マスカット・ベーリーA 28%
カベルネ・ソーヴィニョン 26%
ブラック・クイーン 15%
カベルネ・フラン 1%
畑: 山形県上山
長野県塩尻市
長野県高山村
山梨県甲州市勝沼
山梨県韮崎市穂坂
栃木県栃木市大平
長野県安曇野
収穫: 2019/09/17 10/01, 03, 09, 10, 11(メルロ)
2019/09/17, 24, 25, 30 10/01, 07, 08, 09, 16 11/04(マスカット・ベーリーA)
2019/10/22, 23, 24, 25, 28, 29(カベルネ・ソーヴィニョン)
2019/09/30, 10/10(ブラック・クイーン)
2019/10/29(カベルネ・フラン)

収穫時の糖度(平均):約19.5°Brix

醗酵: 熟した葡萄を選果し、良い房だけを除梗、タンクに入れ野生酵母で醗酵させる。十分に皮から成分を抽出するため、高めの温度を維持し、ルモンタージュしながら約1~4週間、醸した後マストを搾り、ワインを皮と種から分けた。また一部は約1~2週間MC(マセラシオンカルボニック)行った後プレスした。木樽、オークタンク、ステンレスタンク、プラスチックタンクに移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: 木樽および各タンクで約5〜7カ月熟成。澱引き後、清澄せず、濾過を行った。
瓶詰: 濾過を行いながらビン詰。
ビン詰日:2020/04/20~24, 05/11〜16 本数:100,534本(750ml) 19,106本(375ml)
アルコール:11.4%   酸度:0.6 g/100 ml.   残糖:0.1%

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
ラズベリー、イチゴ、ダークチェリー、ミントに加えカカオパウダーやアーシーな香り。口当たりは柔らかく、オーク樽からくる上品な甘み、さわやかな酸と溶け込んだやさしいタンニンがほのかな苦みと共に口中に広がり、染み入るような余韻が心地いい。
料理との相性: 蛸とフェンネルのマリネ、チリコンカン、山うどの味噌炒め、ゴボウとトリッパのトマト煮込み、アランチーニ、ロコモコ、鰤の照り焼き、八丁味噌のカツサンド、ざるそば、プレッツェル、ブリーなどの白カビやウォッシュチーズ、洋梨のコンポート
飲み頃: 2020年~2023年 フレッシュな果実味のある味わいが続く。
2023年~ 熟成により味わいにまとまりでてきて、熟成感と香ばしさが増す。
暑い時期は少し冷やしても楽しめるフードフレンドリーなワイン。

2020/09/29

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2019 Kaze no Rouge Wine Details

Japanese

Kaze no Rouge is a full-bodied, full-blooded red wine made from Hokkaido-grown Zweigelt grapes. Deeply scented, rich, and with round mouthfeel, these wine can be drunk young, but also handsomely repay cellaring. Pair with stews, game, or well-aged cheeses for a wonderful experience.

TECHNICAL DATA
VARIETY ZWEIGELT 100%
VINEYARD Nobori Yoichi Hokkaido
HARVEST
DATE
4th, 9th, 15th, 18th, 22nd October 2019
Brix @the Harvest : 21.2oBrix(average)
BOTTLING Bottled on: 8th September 2020
The number of bottles: 13,190(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 12.0%
Total acidity: 0.55 g/ 100 ml.
Residual Sugar: 0.1%

28/Sep/2020

 

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2019 風のルージュ ワイン・データシート

English

「風のルージュ」はツヴァイゲルト種の葡萄からつくった赤ワインです。意外にも、この赤ワインに使われた葡萄は北海道余市で育ちました。なぜ“意外にも”かといいますと、通常赤ワイン用の葡萄は、熟すのに、たっぷりの日光、暖かさ、時間が必要です。しかし、余市の藤澤農園に育ったツヴァイゲルトは、冷涼な気候にもかかわらず、薫り高くよく熟していたからです。そこで、藤澤さんの育てたツヴァイゲルトの良さを引き出すために、風吹き渡る山の醸造場で、ていねいに野生酵母で醗酵させ、慎重に樽で熟成させました。そうして生まれたのが、涼やかな風を感じるエレガントなこの赤ワインです。
ちなみに「2006風のルージュ」は2008年北海道洞爺湖サミットの7月8日の夕食会にてお使いいただきました。外務省ホームページのG8サミット事務局のワイン紹介には次のように記されています。
「1970年代、ウイーン郊外の修道院から北海道にツヴァイゲルトの苗がもたらされたが、その苗が徐々に広がって今ではこの品種のワインが北海道を代表する赤ワインとなりつつある。冷涼な気候を反映した若々しく豊かな果実味とフレッシュな酸と程よい渋味が身上のこのワインは、飲み応えも十分。未だ知名度は低いが知られざるツヴァイゲルトの魅力、北海道の赤ワインの可能性を存分に感じさせる」
北海道に育ったツヴァイゲルト種のワインの魅力をお伝えできれば幸いです。

テクニカル・データ
品種: ツヴァイゲルト 100%
畑: 北海道余市 藤澤農園
収穫: 2019/10/04, 09, 15, 18, 22
収穫時の糖度(平均):約21.2°Brix
醗酵: 完熟した葡萄を選果し、二つの方法で仕込んだ。約3/4の葡萄は、除梗後タンクに入れ、野生酵母で醗酵させた。皮から成分を適度に抽出するため、2日に1回ルモンタージュをしながら約2週間強醸す。その後マストを搾り、ワインを皮と種から分け小樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促した。約1/4の葡萄は、10~17℃の室温下でMC(マセラシオンカルボニック)を約1カ月間行った。その後プレスして小樽に移し野生乳酸菌によるMLFを促した。
熟成: 一部はステンレス樽で、大部分はオークの小樽で約9カ月熟成。
瓶詰: 無清澄・無濾過でビン詰を行った。
ビン詰日:2020/09/08   本数:13,190本 (750ml)
アルコール:12.0 %   酸度:0.55 g/100 ml.   残糖:0.1 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
カシス、ブルーべリー、プラムなどの果実や黒胡椒、ナツメグ、スギの香りに腐葉土や甘草のニュアンスも感じられる。口当たりは果実味や軽快な酸味を感じた後、スパイシーで柔らかいタンニンの余韻が続いていく。
料理との相性: ガスパッチョ、馬刺し、ビーツと春菊のサラダ、セミドライトマトとブラックオリーブのマリネ、カサゴの唐揚げ、鱈のブランダード、仔牛のカツレツ、鹿肉のロティ ベリーソース、トマトと牛肉のオイスターソース炒め、クリームチーズの無花果のせ、シナモンアップルパイ
飲み頃: 2020〜2023年、フレッシュな果実味のある味わいが続く。2024年〜は、熟成により、一体感が増し、より凝縮感と上品さが出る。保存状態が良ければ10年以上は熟成を楽しめる。

2020/09/28

2019 風のルージュワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

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2018 山のプティ・マンサン ワイン・データシート

 

“こころみシリーズ”は、可能な限りベストなワインを造ろうという私たちの新しい“こころみ”です。フランス南西部からこころみ学園の葡萄畑に2006年に初めて植栽されたプティ・マンサンは、足利の気候風土によく適合し、「適地適品種」の言葉どおりその個性を発揮しています。このプティ・マンサンの栽培を山形県上山の契約農家さんにお願いしようと思ったとき私たちは迷いました。上山はシャルドネ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニョンなど伝統的なワイン用葡萄の素晴らしい産地で、そこにプティ・マンサンを植えてうまくいかなかった時はリスキーなチャレンジになってしまうからです。
上山の契約栽培農家さんたちのフロンティアスピリッツによって、上山にプティ・マンサンがはじめて植えられたのは2008年、尾形さんの畑でした。その後、プティ・マンサンは上山の契約農家さんたちに大切に育てられ、昼夜の温度差がしっかりある上山の気候や風土に根付くようになりました。
「こころみシリーズ2018山のプティマンサン」は、しっかり完熟した上山の葡萄を足利の醸造場でワインにしました。野生酵母でゆっくり醗酵させ豊かな酸と長い余韻を感じる白ワインになりました。時間が経つにつれ、ビンの中でかすかな泡が生じることもございます。
一歩一歩“こころみ”とともに歩いてくださる契約農家の皆さんにはほんとうに感謝しています。

テクニカル・データ
品種: プティ・マンサン 94 %
シャルドネ 6 %
畑: 山形県上山 酒井畑、尾形畑、木村畑、佐竹畑、南果連
収穫: 2018/10/06, 14, 23, 27(プティ・マンサン)
2017/10/14(シャルドネ)
収穫時の糖度(平均)約22.5°Brix
醗酵: 約9割は房ごと葡萄をやさしくプレスしてステンレスタンクに入れる。葡萄の香りを逃さないように20℃以下の室温で約1〜2カ月間、野生酵母でゆっくり醗酵させた。約1割は除梗し、果皮ごと甕に入れ、約2週間醸す。醗酵で出てきたアルコールによって果皮からの成分が抽出された後プレス。
熟成: 醗酵終了後、約7割をステンレスタンクで、約3割を古樽で約18カ月間熟成。
瓶詰: 澱引き後、清澄せず無濾過でビン詰。 ビン詰日: 2020/06/12  本数: 4,269 本(750ml)
アルコール: 13.2 %   酸度: 0.70 g/100 ml   残糖: 0.98 %

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
焼きリンゴ、花梨、アプリコットに加え蜂蜜やクレームブリュレなどリッチな香りが混在し時間の経過とともに酸の豊富なパイナップル、クルミ、生姜の香りも現れてくる。全体を引き締める伸びのある酸とやさしい甘みが長い余韻を醸しだしている。
料理との相性: ホタテのセビーチェ、ブラックオリーブとタコのマリネ、エッグベネディクト、パエリア、パプリカとインゲン豆のブレゼ、甘鯛のクルスティアン、牡蠣フライのタルタルソース、鶏と牛蒡の釜飯、オッソー・イラティ、カスタードプリン、タルトフリュイ
飲み頃: 2020~2022年、豊富な果実味と酸味に合わせアペリティフや食中酒として。
2023~2028年、熟成により一体感が増し、余韻も伸び食後酒でも楽しむことができる。
酸味を楽しむなら小ぶりのグラス、果実味を楽しむなら大きめのグラスをおすすめする。

2020/09/07

2018 山のプティ・マンサンワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

 

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2019 協奏曲R ワイン・データシート

English

1950年代、知的な障害を持つ中学生とその担任教師によって開墾された、こころみ学園の葡萄畑。現在、この急斜面の葡萄畑の中央で育てているのがノートン種(シンシアナ種)の葡萄です。また同じ自家畑で1982年に開墾された佐野市赤見の葡萄畑ではタナ種や小公子種の赤ワイン用葡萄を育てています。ココ・ファーム・ワイナリーの自家畑に育つ葡萄は、高温多湿な日本の気候のなかで美味しいワインを造るために、ドクター・スマート(Richard Smart 豪 1945~)など、世界のワイン専門家からのアドバイスを受け、実際に葡萄を植えながら、試行錯誤を重ねて結実した適地適品種の葡萄です。
2019年が初ヴィンテージとなる「協奏曲R」は、自家畑の赤ワイン用葡萄品種からなるワインです。雨の多いUSA東海岸のヴァージニアや中央部ミズーリ原産のノートン種、フランス南西部マディラン地方原産のタナ種、そして日本の山葡萄から澤登氏により交配育種された小公子種。私たちはこれらの、健康で香り高い葡萄を慎重に収穫し野生酵母で醗酵させました。醗酵後はやさしく搾り小樽に入れ野生乳酸菌によるマロラクティック醗酵を行いゆっくり熟成させました。その後3種をブレンドしバランスを高め澱引きし、無清澄・無濾過でビン詰めしました。気候変動の今日、こころみ学園の自家畑に育ち葡萄畑の麓の醸造場で純粋に飾り気なくつくった「協奏曲R」。RはRed(英)、Rouge(仏)、Rosso(伊)の略。互いの良さを引き立てあって演奏される協奏曲のようにお楽しみいただきたい赤ワインです。

テクニカル・データ
品種: ノートン 61%
タナ 25%
小公子 14%
畑: 栃木県足利市田島 こころみ学園
収穫: 2019/10/03, 06, 07(ノートン)
2019/10/01(タナ)
2019/08/08, 20(小公子)
収穫時の糖度(平均)約20.5°Brix
醗酵: ノートンは二つの方法で仕込んだ。一つ目は、手除梗後ステンレスタンクに入れ、約18℃でMC(マセラシオンカルボニック)を44日間行った後プレスした。二つ目は、全房でプレスをした後、約1カ月半醗酵させた。タナは除梗し、約1カ月半醸し醗酵させた後、マストを搾り、果皮と種を取り除いた。小公子は全房でプレス後、ステンレスタンクで約10日間醗酵させた。
その後、3種それぞれ樽内で野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を続けた。
熟成: フランス産オークの古樽で約6~9カ月熟成。
瓶詰: 澱引き後ブレンドし清澄せず無濾過でビン詰。
ビン詰日:2020/06/11   本数2,040本(750ml)   アルコール:11.4 %   酸度:0.90 g/100 ml   残糖:0.08 %

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
ストロベリー、ブルーベリー、ざくろに加えジャスミン、ラベンダーの華やかな印象。さらにスーボワ、ボタニカルの香りが複雑に重なる。口当たりは上品で、きれいな酸と柔らかくバランスの取れたタンニンが味わいを引き締め、旨味を伴った長い余韻が続いていく。
料理との相性: トマトのお浸し、生春巻き、松茸と銀杏の炭火焼き、土瓶蒸し、軍鶏の親子丼、ジンギスカン、グリーンカレー、黒酢の酢豚、ニラレバ炒め、スペアリブの豆鼓煮込み、鴨シュウマイ、牛タンの塩焼き、シェーブル、ブルーベリーパイ
飲み頃: 2020年~2024年 フレッシュでジューシーな果実味を味わえる。抜栓後1時間程度は香りの変化が大きいので、ゆっくりと時間をかけて味わっていただきたい。
2025年~2028年 熟成により一体感が出て旨味が増し、味わい深くなる。

2020/09/14

2019 協奏曲Rワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

 

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2019 雲の時間 ワイン・データシート

 

今回のこころみシリーズは、北海道余市のソーヴィニョン・ブラン、シルヴァーナー、ゲヴュルツトラミナーなど、冷涼な気候に適したいろいろな白ワイン用葡萄からつくられています。余市では栽培例の少ないこれらの品種を新しく始めるのは勇気のいることです。ベテランの藤澤さんを中心に才川さんや荒さんたち、熱心な農家さんたちのおかげで「2019雲の時間」が誕生しました。ソーヴィニョン・ブランをはじめ、樹もまだ若いです。そして、この葡萄でのワインづくりの経験もまだまだ足りませんが、私たちは、これらの葡萄とそのワインの可能性を大いに感じています。
余市でのこの新しいチャレンジからできたワインをぜひ楽しんでみてください。ゆったりと流れる雲を見ているような「こころみシリーズ 雲の時間」です。ワインの名前は、萩原朔太郎の散文『四季』1936年のなかの「雲を見てゐる自由の時間」という言葉からイメージをいただきました。

テクニカル・データ
品種: ソーヴィニョン・ブラン 68%
シルヴァーナー 25%
ゲヴュルツトラミナー 3%
ピノ・ノワール 2%
ピノ・グリ 2%
畑: 北海道余市 才川農園(ソーヴィニョン・ブラン)
北海道余市 藤澤農園(ソーヴィニョン・ブラン、ゲヴュルツトラミナー、ピノ・グリ)
北海道余市 荒農園(ソーヴィニョン・ブラン、シルヴァーナー、ピノ・ノワール、ピノ・グリ)
収穫: 2019/10/09、18(ソーヴィニョン・ブラン)
2019/11/02(シルヴァーナー)
2019/10/09(ゲヴュルツトラミナー)
2019/10/15(ピノ・ノワール)
2019/10/09、18(ピノ・グリ)
収穫時の糖度(平均)約23°Brix
醗酵: 選果した葡萄を房ごとプレスし、野生酵母で醗酵。約7割は20〜25℃の比較的高めの温度帯で醗酵させ、醗酵が終了するまで必要に応じてバトナージュを行った。残り約3割の葡萄は香りを逃さないように、20℃以下の低温下でゆっくりと醗酵させた。
熟成: 醗酵後、12月まではバトナージュを約2週間に1回行い、ステンレスタンクで約6カ月熟成。
瓶詰: 澱引き後、無濾過・無清澄でビン詰。 ビン詰日:2020/06/25 本数:1,875本(750ml)
アルコール:13.3%   酸度:0.55 g/100 ml   残糖:0.2%

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
ライム、青りんご、グレープフルーツに加え、ユリの花、レモングラスの香りがひろがる。味わいはさわやかな伸びのある酸と共に、火打石や鉱物的なニュアンスも感じられ、ほろ苦さと澱からくる香ばしさがクリーンで明るい後味へとつながっていく。
料理との相性: ホワイトアスパラガスのグリエ、アンチョビ入りグリーンオリーブ、サーモンカルパッチョ(ディルを添えて)、青パパイヤのサラダ、ムール貝の白ワイン蒸し、ワカサギのフリット、鱈のブランタード、皮付き豚バラ肉の塩あぶり焼き、ヴァイスヴルスト、マンステール
飲み頃: 2020年~2023年 フレッシュな果実味のある味わいが続く。
2022年~2026年 熟成により華やかな香りが落ち着き一体感が出てくる。

2020/09/14

2019 雲の時間ワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

 

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2018 Koshu Fermented On Skins Wine Details

Japanese

Koshu F.O.S. is a powerful, idiosyncratic wine made from Japan’s own Koshu grape variety. Fermented on skins like a red wine (hence “FOS”), this white wine isn’t really white at all. It displays a copper robe, an opening ‘comment’ to be followed by baked apple, spicy aromas of cinnamon, fig, and walnut. In the mouth this wine is robust, with plenty of fruit and spice, and soft tannin.
As an accompaniment to food this wine is most at home with similarly robust dishes, from chicken stew to tripe; it is also exceptional with strongly-flavored cheeses.

TECHNICAL DATA
VARIETY KOSHU 100%
VINEYARD Katsunuma, Yamanashi
Yamanashi, Yamanashi
Enzan, Yamanashi
HARVEST
DATE
24th 28th 29th September 2018
23rd October 2018
Brix@the Harvest(average): 17.5oBrix
BOTTLING Bottled on: 26th December 2019
The number of bottles: 4,798 (750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 12.2 %
Total acidity: 0.49 g/100 ml.
Residual Sugar: 0.2 %

1/Sep/2020

2018 Koshu Fermented On Skins Wine Details PDF