「第39回収穫祭記念白ワイン」は、日本固有の葡萄品種、甲州種を主体とした白ワインです。私たちがワインを造りはじめた1984年から毎年新たな気持ちで造り続けています。第39回収穫祭を記念して造られたこのワインは特別にセレクトした甲州種の葡萄を優しくプレス。バッカス種やプティ・マンサン種等の葡萄もブレンドしました。澱を沈めた後は澄んだジュースを野生酵母で醗酵させ、果実の新鮮さを維持することを心がけながら、低温醗酵で丁寧に造りました。このワインのフレッシュな果実の香りと優しく厚みのある口当たりは、はじめてワインをお飲みになる方にはもちろんのことワインに精通した方にも喜ばれることでしょう。ラベルイラストは原 倫子(はら ともこ)さんです。
| テクニカル・データ | |
| 品種: | 
甲州 69% バッカス 9% プティ・マンサン 8% ミュラー・トゥルガウ 6% シルヴァーナ 3% マルヴァジア 3% シャルドネ 2%  | 
| 畑: | 
山梨県甲州市勝沼、甲州市塩山、山梨市 北海道余市 山形県上山 長野県高山村、安曇野  | 
| 収穫: | 
2021/09/13, 14, 17, 18, 19, 21, 24, 25, 28 2021/10/04, 05, 11, 18, 19 2021/11/02 収穫時の糖度 (平均): 約17.0°Brix 収穫方法:手摘み  | 
| 醗酵: | 除梗した葡萄をやさしくプレスして、タンクに入れる。澱を沈め、澄んだ果汁を21℃以下に保ち、野生酵母で約1カ月醗酵。甘味と酸味のバランスが良いタイミングでタンクを冷却して醗酵を止める。一部のタンクについては混醸した。 | 
| 熟成: | ステンレスタンクで約4カ月熟成。その後、澱引き・ブレンドし、濾過を行った。 | 
| 瓶詰: | 
澱引き後、メンブレンフィルターで濾過しながらビン詰。 ビン詰日:2022/04/12~15 アルコール:11.2% 酸度:5.1 g/L. 残糖:8g/L.  | 
| このワインについて | |
| テイスティング・ コメント:  | 
香りは青りんごや洋梨の果実に、ヨーグルトや吟醸香、ジュニパーベリー、石灰などを複雑に感じる。味わいは、程よい甘みを感じ、全体的に果実味とさわやかな酸のバランスがある。余韻にオリの旨味とみずみずしさが続いていく。 | 
| 料理との相性: | 丸ごとレタスのシーザーサラダ、切り干し大根のおひたし、ガーリックトースト、海鮮チヂミ、おでん、とうもろこしの天婦羅、豚ひき肉ともやしのクミン炒め、鶏モモ肉の柚子味噌焼き、グリーンカレー、ナシゴレン | 
| 飲み頃: | 2022年から2025年は、フレッシュな果実味のある味わいが続く。2026年からは、熟成により一体感が増してドライフルーツや香ばしさなどが出てくるだろう。 | 
2022/08/25
●2022 収穫祭記念白ワインワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

