足利に生まれ生きた相田みつを氏の書をラベルにした「いまここ白」 は、私達のつくる最も親しみやすい白ワインです。アペリティフに良し、のんびりとした午後に1杯飲んでも良し、そしてどんな料理にも最適なワインです。その柔らかく、やさしい口当たりとフレッシュなハーブや花の香りは、ワイン初心者の方にはもちろんのこと、鋭い味覚の持ち主にも喜ばれるでしょう。
特別にセレクトした葡萄をブレンド、低温醗酵によってワインには果実の新鮮さが維持されています。ワインは甲州種を主体にシャルドネ種を加えてコク、幅のあるものに仕上げました。また、余韻は少し甘く、丸みを帯び、典型的な甲州種の苦みが口中に爽やかさを残します。
テクニカル・データ | |
品種: |
甲州 94.9% デラウェア 4.1% その他 1.0% |
畑: |
山梨県甲州市勝沼 山梨県穂坂 |
収穫: |
2015/8/7, 13 9/8, 9, 16, 22, 24, 29 10/2, 4, 7, 21, 26 2013/10/12, 22 11/1 収穫時の糖度 15.4 °Brix(平均) |
醗酵: |
傷んだ実や未熟な実を取り除き、除梗した後、やさしくプレスする。 甲州は果汁をハイパー・オキシデーションし、えぐみを柔らかくする。オリを沈め、澄んだジュースをステンレスタンクに移し、野生酵母で醗酵。甘味と酸味のバランスがちょうど良いタイミングでタンクを冷却して、醗酵を止める。 |
熟成: | ステンレスタンクにオリ引きし、低温で約5ヶ月熟成。 |
ビン詰: |
清澄せず、ろ過してビン詰。
ビン詰日: 2016/03/07, 08, 09, 10 本数: 38,564本(750ml) 11,542本(375ml) |
このワインについて | |
テイスティング・ コメント: |
「いまここ 白」は、やや甘口の白ワイン。色調は淡いレモンイエロー、香りはりんごやグレープフルーツ、びわ、洋ナシと爽やかに広がる。味わいは、穏やかな甘味、柔らかな酸味でグレープフルーツやびわのような風味を感じる。そして後味には甲州種らしいビターな印象があり、ワインを引き締めている。 |
料理との相性: |
まろやかで程よくコクのある料理:おでん、蛤のワイン蒸し、青梗菜のクリーム煮、 湯豆腐、鰯と松の実のスパゲッティー、モッツァレラ・チーズ、海老しんじょなど。 |
飲み頃: |
現在から2018年頃まで若くフレッシュな味わいを楽しめる。 また、長期間熟成しても奥深い味わいになるだろう。 |
2016/09/16
●2015 いまここ 白ワイン・データシートPDF(プリントに適しています)