カテゴリー
ワイナリー最新情報 催事情報 各種ご案内

ヴィンヤード・デイズ

新緑の葡萄畑で自家製ワインを楽しむ4日間
ヴィンヤード・デイズ
2025年5月3日(土)~5月6日(火・祝)

テイスティング

Open 10:00~17:00(受付16:30まで)
場所:醸造場

販売中のワインはもちろん、普段は飲めない熟成酒を期間限定、蔵出しワインとしてお楽しみいただけます。
ノンアルコールドリンクやワインに合うおつまみもご用意しています。

  • テイスティングセット5種 ¥1,500(グラス付)★
    お好きなワインやジュースを5種類お試しいただけます。
  • テイスティングセット2種 ¥1,000(グラス付)★
    お好きなワインやジュースを2種類お試しいただけます。
  • ジュース1杯 ¥300
    お好きなジュースをカップでどうぞ。

★グラスはお持ち帰りできます。グラスをご返却いただくとショップで使える500円分クーポンコインをプレゼント!

ワイナリー見学

受付:醸造場

葡萄畑や醸造場などをスタッフがご案内いたします。

  • お一人様 ¥500 (中学生以下無料)
  • 時間 9:30/11:00/12:30/14:00/15:30
  • 所要時間:約45分

ワインショップ

Open 10:00~18:00
お買い物はこちらへどうぞ。自家製ワインやおつまみなど各種揃えてございます。
※期間中のテイスティング・見学の受付は醸造場です。

カフェ

11:00~17:00(16:00ラストオーダー)
葡萄畑を眺めながら自家製ワインとランチをお楽しみいただけます。

※2025年4月26日(土)~5月6日(火・祝)は、デギュスタシオンコースと季節のコースはお休みをいただいております。
※席のご予約は承っておりません。順次ご案内いたします。
※カフェ直通☎︎ 0284-42-1177

POP UP

期間限定のすてきなお店が出店します。

Food
ことり食堂(おつまみ)
4月29日(火・祝)・5月3日(土)~4日(日)

カフェ シャンブル・ドット(ガレット)
5月5日(月・祝)

Maison mamie(焼き菓子)
5月6日(火・祝)

スパイスジャック(カレー)
5月3日(土)~4日(日)

SHINORI(焼き鳥)
5月3日(土)~4日(日)

るぷりん
5月5日(月・祝)~6日(火・祝)

 

Goods
ガチャマンラボ(アパレル)
5月3日(土)~5月6日(火・祝)

COEXIST(エシカル製品)
5月3日(土)~5月6日(火・祝)

サムスイング(花屋)
5月3日(土)~4日(日)

中村商店(古道具)
5月5日(月・祝)~5月6日(火・祝)

アナログブックス(古書)
4月29日(火・祝) のみのご出店です。

 

Music
団長iku(ヴァイオリン・パフォーマンス)
5月4日(日)〜5月6日(火・祝)
■ココサポ(ジャズ演奏・ワークショップ)
5月5日(月・祝)

and more

ココ・ファーム・ワイナリー
栃木県足利市田島町611(アクセス)
☎︎ 0284-42-1194
ショップ 10:00~18:00
カフェ 11:00~16:00
カフェ直通☎︎ 0284-42-1177

カテゴリー
催事情報 各種ご案内

サンヴァンサンのささやかなお祝い

St.Vincent

サンヴァンサンのささやかなお祝い

2025年1月25日(土)~3月14日(金)

冬、葡萄の剪定の頃、ヨーロッパのワイン産地では葡萄の守り神である“サンヴァンサン”のお祭りが開かれます。この季節、こころみ学園の葡萄畑でも葡萄の守り神“サンヴァンサン”をささやかにお祝いします。
※イベントの内容は、変更になる場合もございます。

サンヴァンサン記念 見学無料サービス券

無料サービス券をプリントしてご持参いただくか、スマートフォンの画面をスタッフへご提示ください。
◆見学コース参加費¥500をサービス

見学コース
10:30~、13:00~、15:00~の1日3回
所要時間 約45分
受付 ワインショップ


20歳を祝って

20歳の方は、テイスティング(5種)1回を無料でお楽しみいただけます。年齢が証明できる学生証や免許証などをお持ちください。運転の方は、ジュースの試飲が無料になります。


お買物特典

期間中ワインショップで、5,000円(税込)以上お買い上げの方に、プレゼントを進呈します。


ワインショップでは、剪定後の葡萄の枝で薪ストーブをたいてお迎えします。こころみ学園の薪も販売中です。


心も身体も温まる冬季限定メニュー

カフェでは、この季節だけのあたたかなメニューを取り揃えてお待ちしています。

葡萄の守り神”サンヴァンサン”のお話

【サンヴァンサンの言い伝え】

*昔々のお話です。
 教会の偉い人や王室、貴族といった、ある限られた階層の人たちだけが飲むことを許されていたワインが、一般の人々も口にすることができるようになった頃のこと。
 ネゴシアンと呼ばれる出来上がったワインを桶や樽ごと買い付け、それをブレンドし瓶詰めして販売する人達が登場してきました。しかし、そうしたネゴシアンのなかに、ワインで一儲けしようと思った悪徳業者が登場します。桶や樽ごと買ったワインに、水を加え薄めてかさを増して売るようになったのです。それを知った農夫たちは怒りました。自分達が1年間精魂込めて育て上げた葡萄は、自分たちが生きていることそのものであり、それを託したワインなのに、水で薄めてしまうとは!

 そこへ登場するのが、修道士のヴァンサンです。修道士というのは神様につかえる身。立派な修道士は神様から不思議な力を授かりました。とあるワインの値踏みをする会場で、例の悪徳ネゴシアンが言葉巧みに水で薄めたワインを高額で売りつけようとしていました。そこへ修道士のヴァンサンが入ってきます。
 ヴァンサンは、「そのワインは水で薄められている。このネゴシアンはインチキです。彼の悪事を証明しましょう。」と、そのワインをグラスに注ぐと、口に含む代わりに自分のマント(聖衣)に振り掛けました。するとどうでしょう。このヴァンサンの着ていたマントの上で、ワインは見事に水とワインに分かれていきました。
 これを見た人々は驚きの声を上げ、ヴァンサンをたたえました。

「悪徳ネゴシアンから、自分達のワインを守ってくれた神様だ!」

 それ以来、農夫たちの間で自分たちのワインを守ってくれる聖なる神様“サンヴァンサン”を称えるお祭りが、1月から2月にかけて、剪定真っ盛りの頃に行われるようになりました。農夫たちの仕事そのものがワインです。ワインを守るということは葡萄を守り、その葡萄を育む葡萄園を守ることです。サンヴァンサンのお祭りは、葡萄の樹や葡萄園を守ってくれた聖者=サンヴァンサンの名前からきたお祭りだと言われています。

*もっと昔々のお話です。
 天上に住む神様の一人が、喉が渇いたので地上に降りて喉の渇きを癒したいと、神様の長にお願いしました。そこでお許しがでて地上に降りてきたのですが、その神様は地上で最初に出会った飲み物が、運悪く(?)ワインだったのです。美味しくて美味しくて、その神様は天上に帰ることをすっかり忘れてしまい、葡萄畑で好きなワインをずっと飲みつづけてしまいました。それを見た神様の長はすっかりあきれ果て、彼に言いました。「もうおまえは天上に帰ってこなくてもよい。ずっとそこで好きな酒を飲んでおれ!」 それ以来、どこの葡萄園にも、こうした神様が棲むようになったということです。 

【こころみ学園のサンヴァンサン】

*これはほんの少し前のお話です。
 冬、こころみ学園の葡萄畑には、葡萄の枝を燃やす白い煙がたちます。剪定後の葡萄の枝に付いたトラカミキリなどの害虫の卵や、「ベト病」「晩腐」などの病菌を焼き払うために、焚火をするのです。

 ある年のこと、フランス・ブルゴーニュ地方の樽屋のマダムが、樫の木でつくった木彫りのサンヴァンサンを、こころみ学園の農夫たちに送ってくださいました。あどけないお顔のサンヴァンサンを迎えて、焚火にあたりながら、ささやかな昼食会が催されました。ホットワインに温かいスープ、葡萄の枝で焼いたマトンやラム……。焚火を囲んだ農夫たちにパンも配られます。干した果物が入ったパンは10個。そしてこの干し葡萄や杏が入っているパンが当たった人はその年のサンヴァンサンの役を演じるのです。
 10人のサンヴァンサンは、真っ赤な衣装に白いマントを羽織って、葡萄の枝の山に点火します。その後、神妙に特設の祭壇に座るのです。飲んで食べて、歌って踊って、宴たけなわの頃、園長先生が言います。「みんな、なかよくがんばったおかげで美味しいワインができました。これからもお客さんが嬉しくなってしまうようなワインを一生懸命つくりましょう。今日は、葡萄の守り神サンヴァンサンに感謝し、葡萄も葡萄といっしょに暮らす私たちもすこやかにすごせるように、みんなで一緒にお願いをします。」園長先生が祈ります「サンヴァンサン、ありがとう。今年もよい葡萄ができますように」。
みんなが続けて叫びます。「サンヴァンサン、ありがとう。今年もよい葡萄ができますように!」。
 そのときです。「あいよぉ~」と、のどかな返事があったのです。
 サンヴァンサンになりきったこころみ学園のサンヴァンサンの声でした。

 それ以来、こころみ学園のサンヴァンサンは色々な願いを叶えてくれるという噂がたって、冬、こころみ学園を訪れる人たちは葡萄の枝を火にくべながら、邪気を追い払い、暖をとるようになりましたとさ。めでたしめでたし。

カテゴリー
催事情報 各種ご案内

10.7焚火とワインの夕べ

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。