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2012 風のエチュード ワイン・データシート

English

「風のエチュード」は日本各地から厳選されたぶどうでつくられる辛口の白ワインです。
2012年は長野県高山村と大町のシャルドネと北海道余市のケルナーからつくられています。
十分に熟してから収穫されたぶどうは注意深く選果され、丁寧に搾られます。
その後、果汁はステンレスのタンクに移され、野生酵母により醗酵しワインになります。
「エチュード」は音楽用語で「練習曲」という意味を持っていますが、初心者のためのただ簡単な曲ではなく、演奏上達のためのたくさんの要素が詰まっています。もちろんエチュードという名前の名曲もたくさんあり、多くの人々に親しまれています。
「風のエチュード」は良いワインをつくるための様々な要素、良い土地、場所に適した品種、
その年の気候、栽培家の情熱、丁寧な醸造、などがうまく組み合わさってできています。

テクニカル・データ
品種: シャルドネ 94% ケルナー6%
畑: 長野県高山村 長野県大町 北海道余市
収穫: 2012/9/11,22,24,29 10/5,12,28 収穫時の糖度: 20.31oBrix(平均)
醗酵: 房全体をやさしくプレスして得られた果汁をステンレスタンクに入れ、野生酵母にて約20℃の温度で1ヶ月間ゆっくりと醗酵させた。
熟成: ステンレスタンクにて貯蔵。
瓶詰: 澱引き後、清澄せずに無ろ過で瓶詰め。
瓶詰日: 2013/5/24 本数: 6,299本(750ml)
アルコール: 11.5%   酸度: 0.54g/100 ml   残糖:0.155%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2012風のエチュード」は、香りは、みかん、オレンジなどの柑橘、洋ナシ、桃、りんご、メロンなどフルーツがたくさん感じられ、白い花のような華やかさもある。口当たりはまるく、果実とともにブリオッシュやバターなどコクもあり、ソフトな中にも酸が充分に感じられ、余韻も長く続く。

料理との相性: 白身魚のバターソースレモン添え、鱧の天ぷら葛のあんかけ、根菜の揚げびたし、
しいたけのオリーブオイル焼き、ささみの梅しそ春巻、海老のグラタン、白カビチーズ
飲み頃: 現在から2015年頃 熟成によりなめらかな口当たりのワインになるでしょう。

2013/9/3

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2012 こころぜ ワイン・データシート

私たちが知る限り、ロゼワインは少々立場が悪いようです。大方、ワインといえば赤か白で、その中間のロゼはいつも後回し。いかに美味しいレストランでも場所が悪ければ繁盛しないように、ロゼは「どちらでもない」その色やスタイルが曖昧でわかりにくく、クオリティーの高さに反し認知度が低いのです。
これは本当に残念なことです。私たちが今までに出会ったベスト・ワインのいくつかはロゼなのですから。

こころぜもまた、フレッシュで複雑味があり、赤い果実とほのかな土の香りが調和した素晴らしいロゼです。ブレンドには、新鮮さと深みを蓄えた、厳重に選別されたブドウを数種使用しています。また、料理の良きパートナーで、ベークド・ハムからカレーライスまで幅広く多彩な料理に合わせられます。

一度お試しください。このロゼが赤と白の「中間」ではなく、まさに「ロゼ」と納得できるでしょう。

テクニカル・データ
品種: マスカット・ベイリーA 61%  メルロ 7% カベルネ・ソーヴィニョン 7%
ブラック・クィーン 7% デラウエア 6%  甲州 3% 竜眼 3%
キャンベル・アーリー 3% その他 3%
畑: 山梨県穂坂、足利市田島、佐野市赤見、山形県上山、北海道余市、長野県安曇野、
山梨県勝沼、山梨県甲州 長野県高山村
醗酵: ブドウの実を傷つけないように除梗し、やさしくプレス。時間をかけ丁寧に搾られた、
フルーティーで旨みのあるジュースに、コクを出すため若干補糖する。フレッシュな果実味を保つために、低温で 2~3週間かけてじっくり野生酵母で発酵。
熟成: ステンレスタンクに澱引きし、低温で約5ヶ月熟成後ブレンド。
清澄後、濾過。
瓶詰: 瓶詰日: 2013/4/17,18,19 本数: 28,332 本 (750 ml.)   6,136本 (375 ml.)
アルコール: 10.9%   酸度: 0.652g/100 ml.   残糖: 1.18%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2012こころぜ」は、やさしい甘さのロゼワイン。色はチャーミングなピンク。香りはキャンディー、さくらんぼ、苺のシロップ、などの綺麗でフレッシュな印象とともに香ばしさも感じる。口中は、優しい果実の香りが優しく広がり、さくらんぼ、キャンディー、ラズベリーやチェリーなどの素直なやわらかい果実味たっぷりの味わい。
料理との相性: 酢豚、生ハムとメロン、ポークソテー フルーツソース添え、クリームチーズのスモークサーモン巻き、クレームブリュレ、フルーツの盛り合わせ、ラタトゥイユ、カレー、
タイ風春雨サラダ
飲み頃: 現在から2014年頃までは若くフレッシュな味わいを楽しめますが、熟成により、さらにやわらかい味わいになるでしょう。

2013/5/13

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2011 陽はまた昇る ワイン・データシート

 

2021年冬、10年前に収穫され野生酵母で醸造された「陽はまた昇る」が、ほどよい熟成の時を迎え蔵出しになりました。この2011年、東日本大震災の年に収穫された「2011陽はまた昇る」はタナ種を主体にした赤ワインです。私たちは土地に合った葡萄品種を栽培することを、最良のワインを造る方法のひとつとして大切に考えています。タナ種はフランス南西部マディラン地方の主要な品種です。マディランでは、フランスの葡萄栽培地の中としては年間の雨量が多い場所にもかかわらず、この葡萄から色が濃く、果実味豊かで、渋味の強い長期熟成タイプの印象的なワインを数多く輩出しています。
私たちはこの葡萄なら日本でもうまく育つだろうと思い、まずはじめに足利にこの品種を植えました。その後、栃木以外の場所の可能性を探るべく、山形と長野の契約農家に栽培をお願いしたところ彼らにとってタナ種は初めての品種にもかかわらず、快く引き受けてくれました。そして、土地との相性もさることながら、彼らの経験と技術によって、素晴らしいワインができるようになりました。
私たちはこの葡萄の良さを生かすためシンプルな造りをこころがけました。東日本大震災から10年この赤ワインの優しい果実味や酸味、渋味の力強さ、10年の熟成の味わいをぜひお楽しみください。

テクニカル・データ
品種: タナ:64% , カベルネ・ソーヴィニョン:36%
畑: タナ:長野県高山村、山形県上山、栃木県佐野市赤見、栃木県足利市田島、カベルネ:山形県上山
収穫: 2011/9/30/, 10/1,2,3,21,26, 11/5(タナ) 2011/11/5 (カベルネ・ソーヴィニョン)
収穫時の糖度:22.0 oBrix(平均)
収穫方法:手摘み
醗酵: 完熟した葡萄を除梗し軽く破砕して、小型のタンクへ移す。1日2回のピジャージュをおこないながら、徐々にマストを温めてゆく。2、3日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。醗酵は高めの温度ですすみ、残糖がなくなるまで続く。注意深くピジャージュを続けながら、十分な色素と風味を抽出する。約二週間醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。その後、小樽に移しMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: オークの小樽で約17カ月熟成。
瓶詰: ビン詰日:2013/04/10   本数:6,329本(750ml)
アルコール:12.3%   酸度:6.45g/L.   残糖:1.75 g/L.

 

このワインについて
テイスティング・
コメント:
ブルーベリー、チェリーなどのフルーツの香り、カカオやシナモンのような控えめなスパイスも香る。直線的で際立った酸味がしなやかな印象を与え心地よい苦みを感じる。中盤からスパイスの風味が広がり複雑味を伴う。熟成により、口当たりが優しくなりまろやかな印象。
料理との相性: 牛肉の赤ワイン煮、ステーキなど牛赤身肉、ラムチョップ、スペアリブ、鶏肉と鶏モツのすき焼き、ブルーチーズ、鴨の燻製、サラミソーセージ
飲み頃: 現在、飲み頃。それ以降でも、熟成により口当たりが柔らかに広がる、ゆったりとしたまろやかで複雑なワインとなるだろう。

2021/02/03

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2012 Noumin Rosso Wine Details

Japanese

Noumin Rosso is our basic red, a soft, fruity, eminently drinkable dry red wine made from a variety of grapes grown throughout Japan. The backbone of the blend is typically a mixture of Cabernet Sauvignon and Merlot from Yamagata-grown grapes, and other grapes to provide aromatic lift.
Regardless of the blend in a given year, the wine is always a balanced, fruity, approachable wine capable of pairing with hamburgers, roast chicken, are grilled pork.

TECHNICAL DATA
VARIETY Cabernet Sauvignon 42% Merlot 41%
The others 17%
VINEYARD Nagano, Yamagata, Yamanashi,Tochigi, Hokkaido
HARVEST
DATE
16th ,27th, 28th September 2012
2nd,3rd,5th,8th~10th,12th, 14th,16th,18th,20th, 22nd,23rd, 25th~27th October 2012
1st, 5th, 26th November 2012
BOTTLING Bottled on: 12th, 13th, 14th, 19th, 20th, 21th, 26th, 27th, 28th June 2012
The number of bottles :78,241(750ml)9,089(375ml)

ANALYSIS
DATA
Alcohol:11.6%   Total acidity: 0.54gm/ 100 ml.   Residual Sugar: 0.12%

12/Jul/2013

2012 Noumin Rosso Wine Details PDF

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2009 NOVO DEMI SEC Wine Details

Japanese

As with our Novo Brut, the Novo Demi Sec is a traditionally made bottle of Riesling Lion-based sparkling wine, light, crisp, and refreshing. It has a higher dosage than the Brut, and that gentle sweetness makes it ideal to be paired with ham, cheeses, fresh fruit, etc. It also holds pride of place as the staff favorite for Sunday brunch.

TECHNICAL DATA
VARIETY Riesling Lion 100%
VINEYARD Tajima Ashikaga Tochigi
HARVEST
DATE
8th September 2009
Brix@the Harvest (average):20.0oBrix
BOTTLING Tirage on:17th April 2010 Degorgement:17th May 2013
The number of bottles :716(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol:11.3%   Total acidity: 0.993g/ 100 ml   Residual Sugar: 2.18%

5/Jul/2013

2009 NOVO DEMI-SEC Wine Details PDF

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2009 NOVO BRUT Wine Details

Japanese

Novo Brut is a classically produced dry sparkling wine, made with careful attention to detail and in accordance with techniques developed by the Champenoise winemakers of northern France.
The grape involved is Riesling Lion, a hybrid grape variety, from the vineyard overlooking our winery. This grape, fermented a la champenoise, produces a crisp, gently aromatic bubbly showcasing lime and quinine notes. A grand way to start dinner, and a perfect foil for all kinds of tidbits and hors d’oeuvres.

TECHNICAL DATA
VARIETY Riesling Lion 100%
VINEYARD Tajima Ashikaga Tochigi
HARVEST
DATE
8th September 2009
Brix@the Harvest (average):20.0oBrix
BOTTLING Tirage on: 17th April 2010 Degorgement:17th May 2013
The number of bottles :716(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol:11.3% Total acidity: 0.993g/ 100 ml   
Residual Sugar: 0.18%

5/Jul/2013

2009 NOVO BRUT Wine Details PDF

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2011 風のルージュ ワイン・データシート

English

「2011風のルージュ」は、ツヴァイゲルトレーベを主体にした赤ワインです。ツヴァイゲルトレーベという品種には、馴染みがない方もいらっしゃるかもしれません。この「2011風のルージュ」に使われているツヴァイゲルトレーベは、意外にも北海道の余市で育ちました。なぜ“意外にも”かというと、赤ワイン用の品種はたいてい熟すのに、たっぷりの日光、暖かさ、時間が必要だからです。日本の北の寒い地域で育てられたにも関わらず、私たちは農家さんから薫り高く、甘く熟した葡萄をいただきました。私たちは葡萄の個性にあった仕込み方で醗酵させ、慎重に樽で熟成させました。その結果、良いワインができました。この意外なワインをお分かりいただくと幸いです。

ちなみに、「2006風のルージュ」は、2008年北海道洞爺湖サミットの7月8日の夕食会にてお使いただきました。外務省ホームページのG8サミット事務局のワイン紹介には次のように記されています。
「1970年代、ウイーン郊外の修道院から北海道にツヴァイゲルトレーベの苗がもたらされたが、その苗が徐々に広がって、今ではこの品種のワインが北海道を代表する赤ワインとなりつつある。冷涼な気候を反映した若々しく豊かな果実味とフレッシュな酸と程よい渋味が身上のこのワインは、飲み応えも十分。未だ知名度は低いが、知られざるツヴァイゲルトレーベの魅力、北海道の赤ワインの可能性を存分に感じさせる。」

テクニカル・データ
品種: ツヴァイゲルトレーベ 73% メルロー27% 
畑: 北海道余市郡 余市 山形県上山 
収穫: 2011/10/9,19,20,23      収穫時の糖度:20.97oBrix (平均)
醗酵: 完熟した葡萄を選果し、より良い房のみを除梗しステンレスタンクに入れ、野生酵母で醗酵させる。十分に皮から成分を抽出するため、高めの温度を維持し、若干補糖する。ピジュアージュしながら1~2週間醸す。その後マストを搾り、ワインを皮と種から分け、小樽に移しマロラクティック発酵を促す。
熟成: オークの小樽で14ヶ月熟成。

瓶詰: 瓶詰日:  2013/1/17,18 本数:12,757本 (750ml)
アルコール:11.2 %   酸度: 0.495 gm./100 ml.   残糖: 0.125%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2011風のルージュ」は、香りはストロベリー、カシス、ラズベリーなどの赤い果実、グレープフルーツのようなフレッシュな柑橘とすみれのような花、シナモンのようなスパイスを感じる。口中は丸く、華やかでフレッシュな印象。やわらかさと生き生きとした酸を感じ、華やかな赤い果実と柑橘、余韻にスパイスを感じる。
料理との相性: 和牛のフィレステーキ(黒胡椒をきかせて)、鰻の蒲焼(山椒をきかせて)、青カビのチーズ、ウィンナーシュニッツェル、鴨のロースト
飲み頃: 今から2018年頃まで:熟成によって、よりなめらかで複雑なワインとなるでしょう。

2013/7/5

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2012 農民ロッソ ワイン・データシート

English

ボルドーは王様です。
これは疑いのないことです。ボルドーは凝縮感のある見事なワインを作り出す‘本場’と言ってもよいでしょう。その名はフル・ボディの力強い赤ワイン、高級、血統の代名詞ともなっています。その場所は起伏のある農場、綺麗に手入れされた庭、壮大なシャトー・・・
そんなボルドーのような王様に誰もがなりたいと思っています。人々はボルドーのようなワインをつくりたいがために、カベルネ・ソーヴィニョンやメルロといったボルドー品種を、国境を越え、遠く離れた自分の畑に移植し始めました。日本はその点では新入りなので、長い時間と経験が必要です。しかし、その経験を積むためつくられてきた日本のワインの多くが、ボルドーとは似つかない、味のないものでした。
私たちはそのボルドーの誘惑に負けませんでした。日本ではボルドー品種がいたる所で育てられていたので、作ろうと思えば作れたかもしれません。作る機会はいくらでもありました。しかし、なぜつくろうとしなかったのか。それは、良い葡萄に出会えなかったからです。よい葡萄だと聞いて実際畑に行ってみると、いつも不満が残りました。ほとんどの葡萄は味が単純で果実味やストラクチャーに欠けていました。
しかし、優れた栽培農家の葡萄に出会った時、チャンスを逃がしていたことに気づきました。私たちが好む日本のワインを生み出せる畑がそこにはあり、そしてその畑でつくられた葡萄を手に入れることができたのです。
結果は・・・? ぜひ、飲んでみてください。カベルネやメルロの果実味、ストラクチャー、樽熟の甘い香り・・・“ロッソ”はイタリア語で“赤”の意味ですが、このワインはボルドーやイタリアではありません。果実味と希望に満ち溢れた日本の赤ワインです。

テクニカル・データ
品種: カベルネ・ソーヴィニョン 42%  メルロ 41% その他(マスカット・ベイリーA セイベル13053 バルベラ ブラッククィーン ノートンなど)17%
畑: 山形県上山(CS,MER) 長野県高山村(CS,MER,BAR) 山梨県勝沼(MER,MBA)北海道乙部(SEI) 栃木県足利(MBA,NOR) 栃木県大平下(MBA) 栃木県岩舟(MBA)長野県安曇野(BQ)
収穫: 2012/9/16,27,28 10/2,3,5,8,9,10,12,14,16,18,20,22,23,25,26,27 11/1,5,26
醗酵: 完熟した葡萄をココ・ファーム・ワイナリーで選果して、より良い房のみを除梗しステンレスタンクに入れ、野生酵母で醗酵させる。十分に皮から成分を抽出するため、高めの温度を維持し、ルモンタージュしながら2週間から3週間醸す。その後マストを搾り、ワインを皮と種から分け、オークタンク、ステンレスタンクに移しマロラクティック醗酵を促す。
熟成: オークタンク、ステンレスタンクで8~9ヶ月熟成。
瓶詰: 軽く濾過して瓶詰
瓶詰日: 2013/6/12,13,14,19,20,21,26,27,28 本数:78,241本 (750ml) 9,089本(375ml)アルコール:11.6%   酸度: 0.54g/100 ml   残糖: 0.12%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2012農民ロッソ」は、香りはクランベリー、ラズベリー、ブラックベリー、カシスなどの果実とピーマン、土などの複雑な香りに加えて、ミントなどの清涼感も感じる。口当たりはライトで果実味豊かな印象。熟した果実の味わいとスパイスを感じ、程よい酸味と樽の風味が、このやさしいワインに、しなやかさと複雑味をあたえている。
料理との相性: 程よくコクのある料理:小羊の香草焼き、鴨のグリル、ローストポーク、焼鳥(たれ)
ミートソースのパスタ、トマトと茄子のチーズグラタン、ピザ、ハンバーグ
飲み頃: 今から2015年頃まで:熟成によって、よりなめらかで複雑なワインとなるでしょう。

2013/7/2

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2009 Novo Demi-sec ワイン・データシート

English

「のぼ」は、過去数世紀にわたってフランスのシャンパーニュ地方で培われてきた、本格的なシャンパン方式で造られたスパークリングワインです。日本の伝統的なブドウ品種から造られ、さわやかな果実とやさしい甘みとのコンビネーションは、アペリティフ(食前酒)として、またはフルーツベースのデザートと一緒にお楽しみいただけます。ワインは大量生産を行わず、すべて手作業で瓶詰めされています。

実はこのワイン、「リースリング・リオンは、スパークリングワインにしてみたら面白いものになるのではないか」と思いつき、とりあえずは自分たちのために試しに造り始めたものでした。それにココ・ファーム・ワイナリーの全スタッフがシャンパンを飲むのが大好きだったのも、忘れてはいけない理由です。

1996年のぼドゥミセックが、2000年沖縄サミット晩餐会の席でサーヴィスされ、このワインは一躍脚光を浴びることとなりました。このことは、本当に光栄なことと感じております。そしてこれからもこの名誉にお応えできるよう、私たちはさらに厳しい管理体制のもと、その高い品質を維持していく覚悟でおります。

テクニカル・データ
品種:

リースリング・リオン 100%

畑: 栃木県足利市田島
収穫: 2009/9/8   収穫時の糖度 20.0oBrix
醗酵: ブドウを房のままプレスし、フリーランと低圧力で搾られた部分のみを使用。果汁を樽型のステンレスタンクに入れ、野生酵母で醗酵させる。2次醗酵は、特別に選別された乾燥酵母を添加。15℃~17℃で醗酵させた。 
熟成: ステンレスタンクでオリとともに、約7ヶ月間熟成。その後、ティラージュ瓶詰し、瓶内で第2次醗酵が行われる間、約3年間酵母の澱と接触させながら熟成。
瓶詰: 瓶詰日: 2010/4/17 (ティラージュ) 2013/5/16(デゴルジュマン) 本数: 746本
アルコール:11.3%   酸度: 0.993 g/100 ml   残糖: 2.18%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2009のぼドゥミセック」は、シャンパン方式によるやや甘口のスパークリングワイン。
このワインからは、細かい泡が勢いよく立ちのぼる。甘酸っぱいレモンと花の香りはブドウから、広がりある香ばしさは酵母と過ごした歳月から、それぞれ生み出されたと言えるだろう。カスタードクリームのような、やさしい甘さを感じる繊細でエレガントなワイン。
料理との相性: 程よくコクのある料理やデザート:イチゴ、生ハムメロン、フォアグラのテリーヌ、アイスクリーム、シャーベット、クレープ・シュゼット、ミルフィーユ、クッキー 、ガレット
飲み頃: 現在から2~3年後:現在でも楽しめるが、熟成により、深くまろやかに成長するだろう。

2013/6/19

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ワイン・データシート

2009 Novo Brut ワイン・データーシート

English

「のぼ」は、過去数世紀にわたってフランスのシャンパーニュ地方で培われてきた、本格的なシャンパン方式で造られたスパークリングワインです。日本の伝統的なブドウ品種から造られ、さわやかな辛口の、芯のある高貴なスタイルに仕上がっています。ワインは大量生産を行わず、すべて手作業で瓶詰めされています。
実はこのワイン、「リースリング・リオンは、スパークリングワインにしてみたら面白いものになるのではないか」と思いつき、とりあえずは自分たちのために試しに造り始めたものでした。それにココ・ファーム・ワイナリーの全スタッフがシャンパンを飲むのが大好きだったのも、忘れてはいけない理由です。

1996年のぼドゥミセックが、2000年沖縄サミット晩餐会の席でサーヴィスされ、このワインは一躍脚光を浴びることとなりました。このことは、本当に光栄なことと感じております。そしてこれからもこの名誉にお応えできるよう、私たちはさらに厳しい管理体制のもと、その高い品質を維持していく覚悟でおります。

テクニカル・データ
品種: リースリング・リオン 100%
畑: 栃木県足利市田島
収穫: 2009/9/8   収穫時の糖度 20.0oBrix
醗酵: ブドウを房のままプレスし、フリーランと低圧力で搾られた部分のみを使用。果汁を樽型のステンレスタンクに入れ、野生酵母で醗酵させる。2次醗酵は、特別に選別された乾燥酵母を添加。15℃~17℃で醗酵させた。
熟成: ステンレスタンクでオリとともに、約7ヶ月間熟成。その後、ティラージュ瓶詰し、瓶内で第2次醗酵が行われる間、約3年間酵母の澱と接触させながら熟成。

瓶詰: 瓶詰日: 2010/4/17 (ティラージュ) 2013/5/17(デゴルジュマン) 本数: 716本
アルコール:11.3%   酸度: 0.993 g/100 ml   残糖: 0.18%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2009のぼブリュット」は、シャンパン方式による辛口のスパークリングワイン。蒼白い藁色を呈するこのワインは、グラスのなかでクリ-ミーで細かな泡が絶え間なく立ちのぼる。スパイスや干し草、スイカズラの花、びわ、カスタードクリーム、湿った石の風味、さらにリースリング・リオンの典型的な香りと言われるクルミが控えめなアロマを構成し、口当たりはレモンなどの柑橘系の酸とミネラルの芯がエレガントさを醸し出している。酸味やキニーネに似た苦みによりしっかりした後味に仕上がったこのワインは、思わず食欲を湧かせてくれる。
料理との相性: オードブルや和食など:生牡蠣、イクラのカナッペ、生ハム、中華風前菜、お寿司、真鯛のお造り、ハ}グリの酒蒸し 、カレイの唐揚げ、白身魚の天ぷら、蕎麦せいろ
飲み頃: 現在から2~3年後:現在でも楽しめるが、熟成により、深くまろやかに成長するだろう。

2013/6/19

2009 NOVO BRUTワイン・データシートPDF(プリントに最適です)