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2013 The Sun Also Rises Wine Details

Japanese

The Sun Also Rises has its origins in the southwest of France. There they grow a little know red wine grape variety called Tannat. We first became interested in Tannat when looking at climatological data for French wine producing regions. In the appellations of Madiran and Jurancon we found weather patterns similar to those of Japan, with high summer rainfalls and high temperatures. We thought that the grape varieties indigenous to the region might be suited to Japan’s climate, and so we imported some of these vines, including some Tannat.
It took a number of years to increase the number of Tannat vines to a point where we could plant several vineyards, but with the results in hand we are certainly glad that we took the time. The 2013 Sun Also Rises is a powerful, deeply colored, highly structured wine in a classic style. Tannat (from mountain vineyards in Tochigi, Yamagata, and Nagano prefectures) provides the structure and depth, while Cabernet Sauvignon from Yamagata adds a plush, smooth character.
We recommend this wine with beef steak, smoked game, and any other grilled meat dish.

TECHNICAL DATA
VARIETY Tannat 63 %, Cabernet Sauvignon 37 %
VINEYARD Takayama-mura, Nagano (Tannat)
Kaminoyama, Yamagata (Tannat, Cabernet Sauvignon)
Sano, Tochigi (Tannat)
HARVEST
DATE
30th September 2013 (Tannat)
18th, 19th, 24th October 2013 (Tannat)
6th November 2013 (Tannat, Cabernet Sauvignon)
Average Brix at Harvest: 21.8°Brix
BOTTLING Bottled on: 26th December 2014
The number of bottles produced: 6,391 (750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 12.1 %   Total acidity: 0.638 gm/ 100 ml.   
Residual Sugar: 0.145 %

11/Jan/2016

2013 The Sun Also Rises Wine Details PDF

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2012 Koshu Fermented On Skins Wine Details

Japanese

Koshu F.O.S. is a powerful, idiosyncratic wine made from Japan’s own Koshu grape variety. Fermented on skins like a red wine (hence “FOS”), this white wine isn’t really white at all. It displays a deep copper robe, an opening ‘comment’ to be followed by powerful, spicy aromas of cinnamon, fig, and walnut. In the mouth this wine is robust, with plenty of fruit and spice, and a dry, tannic finish.
As an accompaniment to food this wine is most at home with similarly robust dishes, from chicken stew to tripe; it is also exceptional with strongly-flavored cheeses.

TECHNICAL DATA
VARIETY Koshu 100 %
VINEYARD Katsunuma, Yamanashi
HARVEST
DATE
30th October 2012
Brix @the Harvest(average): 18.3°Brix
BOTTLING Bottled on: 15th January 2014
The number of bottles : 2,250(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 11.5%   Total acidity: 0.475 gm/ 100 ml.   Residual Sugar: 0.125 %

11/Jan/2016

2012 Koshu Fermented On Skins Wine Details PDF

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MV 風のエチュード ワイン・データシート

English

「風のエチュード」は日本各地から厳選されたぶどうでつくられるやや辛口の白ワインです。
今回は長野県高山村、山形県上山のシャルドネからつくられています。
十分に熟してから収穫されたぶどうは注意深く選果され、丁寧に搾られます。
その後、果汁はステンレスタンクまたは樽に移され、野生酵母により醗酵しワインになります。
「エチュード」は音楽用語で「練習曲」という意味を持っていますが、初心者のためのただ簡単な曲ではなく、演奏上達のためのたくさんの要素が詰まっています。もちろんエチュードという名前の名曲もたくさんあり、多くの人々に親しまれています。
「風のエチュード」は良いワインをつくるための様々な要素、良い土地、場所に適した品種、その年の気候、栽培家の情熱、丁寧な醸造、などがうまく組み合わさってできています。

テクニカル・データ
品種: シャルドネ 92%
プティ・マンサン 8%
畑: 長野県高山村、山形県上山、長野県大町(シャルドネ)
栃木県足利市田島(プティ・マンサン)
収穫: 2015/9/25, 30, 10/01, 06, 09, 14, 17, 18, 29 2014/10/12, 15, 17(シャルドネ)
2014/10/01, 02 2013/09/19, 20 (プティ・マンサン)
収穫時の糖度:20.6°Brix(平均)
醗酵: 房全体をやさしくプレスして得られた果汁をステンレスタンクまたは樽に入れ、野生酵母にて約20℃の温度で約1ヶ月間ゆっくりと醗酵させた。その後、一部は樽内で野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を続ける。
熟成: ステンレスタンクまたは樽にて貯蔵。
ビン詰: オリ引き後、清澄せずに軽くろ過を行いながらビン詰。

ビン詰日: 2016/05/18, 19 本数: 7,992本(750ml)
アルコール: 11.9 %   酸度: 0.52 g/100 ml   残糖: 0.74 %

このワインについて
テイスティング・
コメント:
「MV風のエチュード」は、香りは、グレープフルーツ、洋ナシ、かりん、りんごなどのフルーツが感じられ、白い花のような華やかさ、樽香のようなバニラの香りもある。口当たりは丸く、果実味とともに爽やかな酸味・ほのかな甘味がバランス良い味わいのワイン。
料理との相性: 白身魚のバターソースレモン添え、鱧の天ぷら葛のあんかけ、根菜の揚げびたし、
しいたけのオリーブオイル焼き、ささみの梅しそ春巻、海老のグラタン、白カビチーズ
飲み頃: 現在から2019年頃:熟成によりなめらかな口当たりのワインになるでしょう。

2017/04/10

MV 風のエチュードワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

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ワイン・データシート

2012 甲州F.O.S. ワイン・データシート

English

 白ワインが白いことは、みんなの“共通の認識”です。白ワインが、赤ワインよりボディーが軽くタンニンが少ないということも。白ワインを買う時にも、つくる時にも軽やかでフルーティーな白ワインはひとつの基準でした。
 しかし私たちは、世界中のワイン産地を訪れる旅の間に、茜色の滋味深いワインに巡り会うことができました。
イタリアのフリウリ・ヴェネツイア・ジューリア州のオスラヴィエやフランスのジュラ地方の生産者がつくる、果実味にあふれ、アクセントに渋みもあり、複雑でナチュラルな美味しさを持つオレンジ色のワイン。適地適品種の葡萄を探す旅は、その土地の葡萄がその個性を思う存分に発揮するワインを目の当たりにする旅でもありました。
 私たちは、今までの淡くやわらかな白ワインとは正反対のワインに挑戦したくなりました。可能な限り葡萄から香りと成分を抽出し、赤ワインをつくるように醗酵させた甲州種のワイン。ちなみにF.O.S.とはFermented on Skins(果皮の上で醗酵)の略です。甲州種の白ワインは日本国内に多く流通していますが、そのほとんどが淡い色で、軽く飲みやすいものです。それゆえ葡萄自体も同じように、淡い色でソフトな味だと思いがちですが、実は甲州種の葡萄は渋味が強くとても力強いのです。このような葡萄からやわらかなワインをつくるには、葡萄の成分を抽出しすぎない注意、成分を抽出しすぎた場合はそれを取り除く技術が必要で、本来の葡萄の特徴や力強さをもつワインにはなかなかなりづらいのです。
 2004年、甲州種を果皮と一緒に醗酵させたこの“常識破り”の白ワインは、優れた契約栽培家との信頼関係を元に、毎年、試行錯誤を繰り返しながらつくられるようになりました。最近では自然派のワイン愛好家の方たちから「フォス」という愛称で呼んでいただいています。「2012甲州F.O.S.」は、深い色、広がりのある複雑なアロマ、渋味がつくる口当たりの強さを有するワインで、多くの中華料理に好相性です。
 ようやくこのようなオレンジ色のワインが日本でも時折見られるようになってきましたが、保守的な方、オーソドックスなワインがお好みの方には、白ワインなのに渋みがあり、ギャップを感じられるようで、贈答品としては少々心配です。できれば気の合う方とのんびりお楽しみくださいますように。

テクニカル・データ
品種: 甲州100%
畑: 山梨県勝沼(秋玉園)
収穫: 2012/10/30,11/1      収穫時の糖度:18.3 °Brix(平均)
醗酵: 2つの方法で野生酵母で醗酵させ、それぞれで補糖した。
1つ目は、葡萄を除梗しステンレスタンクに入れ、1日2回ピジュアージュしながら醸す。醗酵により出てきたアルコールが皮からの成分を抽出した後、プレス。
2つ目は、タンク内の葡萄のうち45%が全房の仕込、醗酵が始まったら少しずつ葡萄をつぶしていった。約20日の醗酵後、プレス。
熟成: ステンレスタンクで13ヶ月熟成。オリ引き後、清澄せず無ろ過でビン詰。
ビン詰: ビン詰日:2014/1/15 本数:2,250本(750ml)
アルコール: 11.5%   酸度: 0.475g/100 ml.   残糖: 0.125%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2012甲州F.O.S.」は琥珀色。アプリコット、八朔、オレンジの皮のような柑橘系の香りとドライフルーツ、蜂蜜のような香りもある。口中はやわらかい渋みと、オレンジなどのフレッシュなが感じられ、旨みがあり奥深い味わい。ソフトな渋味を伴う長い余韻にも豊かなフルーツが感じられる。
料理との相性: 串カツ、ネギ焼き、チーズとチキンの包み揚げ、鮎の春巻き、小籠包、東坡肉(トーロンポー)、ブーダンノワール レバーペースト甘夏ジャムを添えて カラスミ大根
飲み頃: 現在から2024年頃まで:今でも美味しいが、長期の熟成によりもっと複雑なワインとなるでしょう。

2016/06/09

2012 甲州F.O.Sワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

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ワイン・データシート

2013 陽はまた昇る ワイン・データシート

English

『陽はまた昇る』はタナ種を主体にした赤ワインです。
私たちは土地に合った葡萄品種を栽培することを、最良のワインを造る方法の一つとして考えています。

タナ種はフランス南西部マディラン地方の主要な品種です。マディランは フランスのブドウ栽培地の中では年間の雨量が多い場所ですが、この葡萄から色が濃く、果実味豊かで、渋味の強い長期熟成タイプの
印象的なワインが数多く造られています。
私たちはこの葡萄なら日本でもうまく育つだろうと思い、まず始めに足利にこの品種を植えました。
その後栃木以外の場所の可能性を探るべく、山形と長野の契約農家に栽培をお願いしたところ彼らに
とって 初めての品種にもかかわらず、快く引き受けてくれました。
そして、土地との相性もさることながら、彼らの経験と技術によってわずか数年のうちに素晴らしい品質の葡萄が収穫できるようになりました。

私たちはこの葡萄の良さを生かすためシンプルな造りをこころがけました。その結果タナ種の持つ果実味や酸味、渋味の力強さを感じられるワインができました。
最終的にはタナ種と相性の良いカベルネ・ソーヴィニョン種のワインとブレンドし、全体の調和の取れたワインになりました。

テクニカル・データ
品種: タナ 63.4%(山形県上山、長野県高山村、栃木県佐野市赤見)、 カベルネ・ソーヴィニヨン 36.6%(山形県上山)
畑: 山形県上山(70.5%)、長野県高山村(26.4%)、栃木県佐野市赤見(3.1%)
収穫時の糖度21.8°Brix(平均)
収穫: 2013/9/30, 10/18, 19, 24, 27, 28, 11/06

醗酵: 完熟した葡萄を除梗し軽く破砕して、小型のタンクへ移す。1日2回のピジャージュをおこないながら、徐々にマストを温めてゆく。2、3日すると野生酵母による醗酵が自然に始まる。醗酵は高めの温度ですすみ、残糖がなくなるまで続く。注意深くピジャージュを続けながら、十分な色素と風味を抽出する。10~13日間醸した後、マストを搾り、ワインを皮と種から分ける。その後、小樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促す。
熟成: オークの小樽で約13ヶ月熟成。
ビン詰: ビン詰日: 2014/12/26    本数:6391本(750ml )
アルコール:12.10%   酸度: 0.638 g/100 ml.   残糖: 0.145%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
長期熟成可能なフル・ボディの赤ワイン。色調は、中心部が漆黒となるほど深い紫色。
香りはすみれ、プルーン、カシスのようなフルーツとチョコレート、コーヒーのスパイスやスモーキーさを感じる。口に含むと、しっかりとしたアタックと酸や渋みが感じられ、プラムやブラックチェリーのような黒果実があり華やか。余韻はしなやかで長くスモーキーさを伴う。
料理との相性: 牛肉の赤ワイン煮、ステーキなど牛赤身肉、ラムチョップ、スペアリブ、鶏肉と鶏モツのすき焼き、ブルーチーズ、鴨の燻製、サラミソーセージ
飲み頃: 現在から2021年頃まで:それ以降でも、熟成により口当たりが柔らかに広がる、ゆったりとしたまろやかで複雑なワインとなるだろう。

2016/06/09

2013 陽はまた昇るワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

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ワイン・データシート

2015 ヤッテンベレッド ワイン・データシート

Yattembeh(やってんべ)は、足利の方言で「やってみよう」という意味です。1989年に「やってんべ 精神」を携えたこころみ学園の農夫達が、カリフォルニアに葡萄の苗木を植えました。「ヤッテンベ・レッド」は、こころみ学園の旧友マット・クラインさんが現地の葡萄で醸造したココだけのカリフォルニアワインです。

「ヤッテンベ・レッド」は、複雑味を楽しめる、風味豊かでバランスのよい、それも手頃な価格のテーブル・ワインです。このワインのブレンドには、樽またはタンク熟成による質の高い、それもちょうど今飲み頃を迎えられるよう造られたワインを使用しています。私たちのワインの中にはよりフル・ボディで優れた構造を持つワインもいくつかありますが、「今夜のディナーに最適なワイン」には躊躇なくこのワインをお勧めするでしょう。複雑、飲み頃、そして納得の価格。これが「ヤッテンベ・レッド」のキーワードです。

テクニカル・データ
品種: ジンファンデル76.9 % 、プティット・シラー16.8 % 、カリニャン4.0 % 、
ムールヴェードル1.9 %、アリカンテ・ブーシェ0.4 %
畑: カリフォルニア
ビン詰: アルコ-ル: 15.5 %  酸度: 0.60 g/100 ml.  残糖: 0.72 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2015ヤッテンベ・レッド」は、しっかりとしたミディアム・ボディの赤ワインです。香りは プラム、ラズベリー、ブラックチェリーなどのフルーツの中にスパイシーなアクセントがありミントのようなハーブの香りもある。口の中では赤いベリー系の果実、ドライフルーツの味わい、シナモンのようなニュアンスもある。
料理との相性: 程よくコクのある肉料理、ソーセージ、ラムチョップのグリル、タコス、
牛筋の煮込み、クワトロ・フロマージュのピザ
飲み頃: 現在から1~3年後:現在でも楽しめるが、熟成によってスパイシーな個性を増し、より味わい深いワインへと成長するであろう。

2016/06/09

2015 ヤッテンベレッドワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

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2014 ヤッテンベレッド ワイン・データシート

Yattembeh(やってんべ)は、足利の方言で「やってみよう」という意味です。1989年に「やってんべ精神」を携えたこころみ学園の農夫達が、カリフォルニアに葡萄の苗木を植えました。「ヤッテンベ・レッド」は、こころみ学園の旧友マット・クラインさんが現地の葡萄で醸造したココだけのカリフォルニアワインです。

「ヤッテンベ・レッド」は、複雑味を楽しめる、風味豊かでバランスのよい、それも手頃な価格のテーブル・ワインです。このワインのブレンドには、樽またはタンク熟成による質の高い、それもちょうど今飲み頃を迎えられるよう造られたワインを使用しています。私たちのワインの中にはよりフル・ボディで優れた構造を持つワインもいくつかありますが、「今夜のディナーに最適なワイン」には躊躇なくこのワインをお勧めするでしょう。複雑、飲み頃、そして納得の価格。これが「ヤッテンベ・レッド」のキーワードです。

テクニカル・データ
品種: ジンファンデル75% プティット・シラー13% アリカンテ・ブーシェ6.5%
カリニャン 5.5% 
畑: カリフォルニア
醗酵: 100%除梗、80%破砕(プティット・シラー、アリカンテ・ブーシェ 以外)。
選抜したローヌ川からの酵母で、22℃前後の中温醗酵を行った。
MLF(乳酸菌醗酵)はアルコール醗酵と同時に行った。14日間の醗酵後、65% のワインは木のタンクで、20% が4年目のフレンチ・オーク、15%はステンレスタンクで5か月間貯蔵。
ビン詰: アルコ-ル: 15.09%  酸度: 0.62 g/100 ml.  残糖: 0.89 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2014ヤッテンベ・レッド」は、しっかりとしたミディアム・ボディの赤ワインです。香りは プラム、ラズベリー、ブラックチェリーなどのフルーツの中にスパイシーなアクセントがありミントのようなハーブの香りもある。口の中では赤いベリー系の果実、ドライフルーツの味わい、シナモンのようなニュアンスもある。
料理との相性: 程よくコクのある肉料理、ソーセージ、ラムチョップのグリル、タコス、
牛筋の煮込み、クワトロ・フロマージュのピザ
飲み頃: 現在から1~3年後:現在でも楽しめるが、熟成によってスパイシーな個性を増し、より味わい深いワインへと成長するであろう。

2016/06/08

2014 ヤッテンベレッドワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

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2015 ヤッテンベホワイト ワイン・データシート

Yattembeh(やってんべ)は、足利の方言で「やってみよう」という意味です。1989年に「やってんべ精神」を携えたこころみ学園の農夫達が、カリフォルニアに葡萄の苗木を植えました。「ヤッテンベ・ホワイト」は、こころみ学園の旧友マット・クラインさんが現地の葡萄で醸造したココだけのカリフォルニアワインです。

「ヤッテンベ・ホワイト」は、数種の異なる原料ブドウからの幾つもの果実味やアロマのキャラクターを、バイキングのように取り合わせています。結果として、ワインは軽く清清しい印象を残しながら、柔らかく甘やかでリッチな味わいとなっています。注意深い管理のもと醗酵・熟成されることで、もぎたての果実のように香り高く、熟したブドウの持つ自然の良さをすべて備えたワインとなるのです。

ワインづくりに関し、ステンレスタンク醗酵から樽熟成に至る様々な場面において、常に完全な醸造技術を用いています。その結果は、ワイン自身が雄弁に語っています。…これは贅沢で本格的なワイン、しかし何より飲んで楽しいワインであると。

テクニカル・データ
品種: シャルドネ36.2 %、ソーヴィニョン・ブラン33.3 %、マスカット・カネッリ(ミュスカ・ブラン)16.4 %、ピノ・ブラン14.1 %
畑: カリフォルニア
ビン詰: アルコール: 13.2 %   酸度: 0.70 g/100 ml.   残糖: 1.35 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2015ヤッテンベ・ホワイト」は、花のような華やかな香りやパッションフルーツ、蜜リンゴ、フレッシュなマスカットの香り。味わいは、りんごや洋ナシ、オレンジ、はちみつ、りんごのコンポートのような甘さときれいな酸、グリーンハーブのフレーバー、
ほのかな渋みがバランスがよく、余韻は柔らかい。
料理との相性: りんごと豚の煮込み、カリフォルニアロール、しゃぶしゃぶ(ごまだれ)、
生ハムとグレープフルーツのハーブマリネ、カオマンガイ、白カビチーズ
飲み頃: 現在から2022年頃まで。今飲んでも若々しいフレッシュな味わいを楽しめるが、適度な熟成によって、より複雑味のあるワインに成長するだろう。

2016/06/08

2015 ヤッテンベホワイトワイン・データシートPDF(プリントに適しています)

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2012 NOVO DEMI-SEC ワイン・データシート

「のぼ」は、過去数世紀にわたってフランスのシャンパーニュ地方で培われてきた、本格的なシャンパン方式で造られたスパークリングワインです。日本の伝統的な葡萄品種から造られ、さわやかな果実とやさしい甘みとのコンビネーションは、アペリティフ(食前酒)として、またはフルーツベースのデザートと一緒にお楽しみいただけます。ワインは大量生産を行わず、すべて手作業でビン詰めされています。

実はこのワイン、「リースリング・リオンは、スパークリングワインにしてみたら面白いものになるのではないか」と思いつき、とりあえずは自分たちのために試しに造り始めたものでした。ワイナリーの全スタッフがシャンパンを飲むのが大好きだったのも、忘れてはいけない理由です。

1996年のぼドゥミセックが、2000年沖縄サミット晩餐会の席でサーヴィスされ、このワインは一躍脚光を浴びることとなりました。このことは、本当に光栄なことと感じております。そしてこれからもこの名誉にお応えできるよう、私たちはさらに厳しい管理体制のもと、その高い品質を維持していく覚悟でおります。

テクニカル・データ
品種: リースリング・リオン 100%
畑: 栃木県足利市田島
収穫: 2012/09/06, 09
収穫時の糖度: 17.5°Brix(平均)
醗酵: 葡萄を房のままプレスし、フリーランと低圧力で搾られた部分のみを使用。果汁をステンレスタンクに入れ、野生酵母で醗酵させる。ビン内二次醗酵は、特別に選別された乾燥酵母を添加して醗酵させた。
熟成: ステンレスタンクでオリとともに、約6ヶ月間熟成。その後、ティラージュビン詰し、ビン内で二次醗酵が行われる間、約3年間酵母のオリと接触させながら熟成。
ビン詰: ビン詰日: 2013/05/16 (ティラージュ) 2016/05/12(デゴルジュマン) 本数: 298本
アルコール: 10.9 %   酸度: 0.67 g/100 ml   残糖: 2.49 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2012のぼドゥミセック」は、シャンパン方式によるやや甘口のスパークリングワイン。
このワインからは、細かい泡が勢いよく立ちのぼる。フレッシュな柑橘と花の香りはブドウから、広がりある香ばしさは酵母と過ごした歳月から、それぞれ生み出されたと言えるだろう。カスタードクリームのような、やさしい甘さを感じる繊細でエレガントなワイン。
料理との相性: 程よくコクのある料理やデザート:イチゴ、生ハムメロン、フォアグラのテリーヌ、アイスクリーム、シャーベット、クレープ・シュゼット、ミルフィーユ、クッキー 、ガレット
飲み頃: 現在から2~3年後:現在でも楽しめるが、熟成により、深くまろやかに成長するだろう。

2016/06/03

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ワイン・データシート

2012 NOVO BRUT ワイン・データシート

「のぼ」は、過去数世紀にわたってフランスのシャンパーニュ地方で培われてきた、本格的なシャンパン方式で造られたスパークリングワインです。日本の伝統的な葡萄品種から造られ、さわやかな辛口の、芯のある高貴なスタイルに仕上がっています。ワインは大量生産を行わず、すべて手作業でビン詰めされています。
実はこのワイン、「リースリング・リオンは、スパークリングワインにしてみたら面白いものになるのではないか」と思いつき、とりあえずは自分たちのために試しに造り始めたものでした。ワイナリーの全スタッフがシャンパンを飲むのが大好きだったのも、忘れてはいけない理由です。

1996年のぼドゥミセックが、2000年沖縄サミット晩餐会の席でサーヴィスされ、このワインは一躍脚光を浴びることとなりました。このことは、本当に光栄なことと感じております。そしてこれからもこの名誉にお応えできるよう、私たちはさらに厳しい管理体制のもと、その高い品質を維持していく覚悟でおります。

テクニカル・データ
品種: リースリング・リオン 100%
畑: 栃木県足利市田島
収穫: 2012/09/06, 09
収穫時の糖度: 17.5°Brix(平均)
醗酵: 葡萄を房のままプレスし、フリーランと低圧力で搾られた部分のみを使用。果汁をステンレスタンクに入れ、野生酵母で醗酵させる。ビン内二次醗酵は、特別に選別された乾燥酵母を添加して醗酵させた。
熟成: ステンレスタンクでオリとともに、約6ヶ月間熟成。その後、ティラージュビン詰し、
ビン内で二次醗酵が行われる間、約3年間酵母のオリと接触させながら熟成。
ビン詰: ビン詰日: 2013/05/16 (ティラージュ) 2016/05/12, 13(デゴルジュマン) 本数: 717本
アルコール:10.9 %   酸度: 0.67 g/100 ml   残糖:0.25%
このワインについて
テイスティング・
コメント:
「2012のぼブリュット」は、シャンパン方式による辛口のスパークリングワイン。蒼白い藁色を呈するこのワインは、グラスのなかでクリ-ミーで細かな泡が絶え間なく立ちのぼる。シトラス、スイカズラの花、びわ、カスタードクリーム、湿った石の風味、さらにリースリング・リオンの典型的な香りと言われるクルミが控えめなアロマを構成し、口当たりはレモンなどの柑橘系の酸とミネラルの芯がエレガントさを醸し出している。酸味やキニーネに似た苦みによりしっかりした後味に仕上がったこのワインは、思わず食欲を湧かせてくれる。
料理との相性: オードブルや和食など:生牡蠣、イクラのカナッペ、生ハム、中華風前菜、お寿司、真鯛のお造り、ハマグリの酒蒸し 、カレイの唐揚げ、白身魚の天ぷら、蕎麦せいろ
飲み頃: 現在から2~3年後:現在でも楽しめるが、熟成により、深くまろやかに成長するだろう。

2016/06/03

2012 NOVO BRUTワイン・データシートPDF(プリントに適しています)