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2017 Here Comes The Moon Wine Details

Japanese

Here Comes the Moon is made from the Kerner grape, a variety relatively unknown to most. It was developed in Germany in the 1950s and is grown to produce outstanding wines in Germany, Austria, northern Italy, and Japan’s northernmost island of Hokkaido.
From the first time we attempted making wine from Hokkaido-grown Kerner we’ve been taken with the tremendous potential that the grape holds. It is marked by an intensity of fruit, strong aromatics, and a crisp spine of acid.
Kerner perhaps reaches its ultimate expression in the coastal hillsides of Yoichi,
an hour drive west of Sapporo. Cooking ocean breezes and fertile, iron-rich soils combine to infuse the wines with an extra depth of flavor. The grapes for this wine were grown by Mr. Fujisawa and Mr. Ara.
Mr. Fujisawa and Mr. Ara performed their magic, turning out grapes with powerful aromas, sturdiness of body, and a beautiful acidic snap.
Careful pressing, fermentation using wild yeasts, and a post-fermentation aging period in stainless steel has yielded a powerful wine showing to great effect Kerner’s fruit profile.
The origin of the wine’s name, Here Comes the Moon, is from a late Edo Period poem which encourages wisdom, patience, and acceptance…
“One should wait for the rising of the moon, yet should not chase after the falling flower petals”.

TECHNICAL DATA
VARIETY KERNER 100%
VINEYARD Nobori and Misono District, Yoichi, Hokkaido, Japan
HARVEST
DATE
22nd, 25th, 30th October 2017
Brix @the Harvest(average): 22oBrix
BOTTLING Bottled on: 25th September 2018
The number of bottles :4,757 (750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 13.4 %   Total acidity: 0.83 g/ 100 ml
Residual Sugar: 0.32 %

09/Dec/2018

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2017 月を待つ ワイン・データシート

English

1969年にドイツで開発されたケルナーは、葡萄交配の大傑作と言われる葡萄品種で、現在、ドイツをはじめオーストリア、日本の北海道などで栽培されています。私たちはケルナーが持つ、華やかな香り、瑞々しい酸、豊かなフルーツに魅力を感じ、敬愛する余市の契約栽培農家さんたちにケルナーの栽培をお願いしています。
 2017年、余市の藤澤さんと荒さんの葡萄畑からは、おいしい酸味と豊かな香りを持つ、素晴らしいケルナーが収穫できました。そんなケルナーの果実の力を逃がさないようにするため、足利の醸造場では、13℃から20℃で野生酵母で醗酵させ、フレッシュさを維持するため9~10ヶ月間ステンレスタンクで熟成後、ビン詰しました。
その結果「2017月を待つ」は、辛口の果実味豊かで清々しい酸を持つきれいな味わいのワインになりました。
名前の由来は「出る月を待つべし、散る花を追うことなかれ」という江戸時代の中根東里の言葉から名付けました。この清貧の儒学者が佐野にひらいた村塾の壁書にこの言葉があったそうです。(磯田道史著「日本人の叡智」新潮新書) そういえば、“Here Comes The Moon ほら、月が顔を出すよ”という名曲もありました。
さあ、お月さまと一緒に、この自然の酸味と真のエレガンスを感じる香り高きワインをゆっくりと楽しみましょう。

テクニカル・データ
品種: ケルナー 100%
畑: 北海道余市 藤澤農園、荒農園
収穫: 2017/10/25、30(藤澤農園)72%
2017/10/22(荒農園)28%

収穫時の糖度 約22°Brix(平均)

醗酵: 葡萄を選果した後、やさしくプレスして得られた果汁をステンレスタンクに入れ、約13~20℃の温度で野生酵母によって約1~2ヶ月間ゆっくりと醗酵させた。一部は酵母醗酵後樽に移し、MLF(マロラクティック醗酵)を促した。
熟成: 1樽以外はステンレスタンクで約9~10ヶ月熟成。
瓶詰: 澱引き後、無ろ過・無清澄でビン詰。
ビン詰日: 2018/09/25 本数: 4,757本(750ml)
アルコール: 13.4 %   酸度: 0.83 g/100 ml   残糖: 0.32 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは、クリアな淡いレモンイエロー。ゆず、レモンピール、ライムの清涼感のある香りに、湿った石の様な香りも。口当たりは、スムーズで、ゆず、グレープフルーツ、香りとの一体感のある味わい。シャープな酸味が余韻まで伸び、柑橘の皮のような風味、塩気、ハーブ様の苦味が全体を引き締めている。今年は、キリッとした辛口のワインに仕上がっている。
料理との相性: キスの天ぷら、鯵のカルパッチョ、ハニーローストポーク レモンバターソース、魚介のアクアパッツア、海老とブロッコリーの塩焼きそば、ハーブチキンのグリル、ブリー・ド・那須、カマンベール、レモンメレンゲタルト、グレープフルーツのジュレ
飲み頃: 今から、向こう2、3年は、フレッシュな果実味のある味わいが続くだろう。いい保存状態で、5〜7年くらい熟成させると、オイリーさとぺトロール様の熟成感がでてくるだろう。向こう10年は十分熟成できるだろう。

2018/10/08

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2016 サン・ヴァンサンロゼ ワイン・データシート

冬、葡萄の剪定の頃、ヨーロッパのワイン産地では、葡萄の守り神である“サンヴァンサン”のお祭りが開かれます。こころみ学園の葡萄畑でも、剪定後の葡萄の枝を、薪(たきぎ)にしたり、ロゼワインに飾って“サンヴァンサン”をささやかにお祝いします。国際線ビジネスクラスに搭載されたこともある素直に美味しいロゼワインをサンヴァンサンのロゼワインにしました。鍋料理や具だくさんのシチューなど冬の食卓を美味しく彩ります。

テクニカル・データ
品種: カベルネ・ソーヴィニョン 44%
メルロ 21%
マスカット・ベーリーA 17%
セイベル 10%
その他   8%
畑: 山形県上山
長野県高山村
長野県須坂
栃木県大平
山梨県甲州市勝沼
山梨県穂坂
北海道厚沢部
収穫: 2016/9/16, 19, 26, 27   10/04, 06, 07, 08, 09, 10, 12, 13, 16, 18, 20, 22, 27, 31
醗酵: ブドウの実を傷つけないように除梗し、やさしくプレス。時間をかけ丁寧に搾られた、フルーティーで旨みのあるジュースに、コクを出すため若干補糖する。フレッシュな果実味を保つために、低温で 2~3週間かけてじっくり野生酵母で醗酵。
熟成: ステンレスタンクにオリ引きし、低温で約4ヶ月熟成後ブレンド。ろ過後、ビン詰。
瓶詰: ビン詰日: 2017/03/15, 16
アルコール: 10.4 %   酸度: 0.53 g/100 ml   残糖: 1.4 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
色は淡い桜色。香りはさくらんぼ、苺のシロップなどの綺麗でフレッシュな印象とともに香ばしさも感じる。口中は、優しい果実の香りが優しく広がり、さくらんぼ、ラズベリーやチェリーなどの素直なやわらかい果実味たっぷりの味わい。
料理との相性: 酢豚、生ハムとメロン、ポークソテー フルーツソース添え、クリームチーズのスモークサーモン巻き、フルーツの盛り合わせ、ラタトゥイユ、カレー、タイ風春雨サラダ
飲み頃: 2019年頃までは若くフレッシュな味わいを楽しめる。以降は熟成により、さらにやわらかい味わいになるだろう。

2018/12/01

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2013 北ののぼ ロゼ ワイン・データシート

 「2013北ののぼロゼ」は、北海道余市の木村農園で2013年に収穫されたピノ・ノワールとシャルドネ、ピノ・ムニエから伝統的なビン内二次醗酵方式でつくりました。よいスパークリングワインには豊かな酸が欠かせません。そこでそれぞれの葡萄を、最適なタイミングで収穫。岩見沢の醸造場(10R)で房のまま搾り、フリーランの果汁だけを取り出し、野生酵母で一次醗酵させました。そして翌2014年の春、このキュヴェ(原酒)を足利の醸造場(ココ・ファーム・ワイナリー)に運び、蔗糖と酵母を加え、すばやくビン詰して王冠で打栓。このティラージュビン詰の後は、涼しいセラーで53ヶ月静かに寝かせました。ワインはビン内で二番目の醗酵を行いながら、繊細で細やかな泡を生み出し、熟成を経て、さらに香りの複雑さとボディの厚みを加えていきました。
 2018年の秋、最高の状態になったワインを、こころみ学園の園生たちが、毎朝毎晩ビンを45度ずつ回してルミュアージュを行い、澱をビン口に集めました。その後、澱を冷却機で凍らせて取り除き、糖分を加えないナチュールの状態で打栓し、ワイヤーをかけました。ルミュアージュやデゴルジュマンをはじめ、ほとんど全ての工程が手作業による“北ののぼロゼ”。美しい色、芳醇な香り、のびやかな酸、上品なコクをお楽しみください。

テクニカル・データ
品種: ピノ・ノワール 79 %
シャルドネ 20 %
ピノ・ムニエ 1 %
畑: 北海道余市郡余市町登 木村農園
収穫: 2013/10/10, 14, 15, 17, 21(ピノ・ノワール)
2017/10/27(ピノ・ノワール)
2013/10/04, 05, 07, 08(シャルドネ)
2013/10/08(ピノ・ムニエ)
醗酵: 房のままプレス。フリーラン果汁の澱を軽く沈めた後、野生酵母にてステンレス・タンクで醗酵。
熟成: 選抜酵母でのビン内二次醗酵をへて、53ヶ月酵母の澱と接触させながら熟成を待った。
瓶詰: 澱引き後、清澄せず無ろ過でビン詰。原酒に赤ワインとして仕込んだ2017年のピノ・ノワールを少量加え、味わい・香りのバランスを整えた。
ビン詰日: 2014/05/30(ティラージュ)  2018/11/01, 02、2019/02/05(デゴルジュマン)
本数: 1589本
アルコール: 12.3 %   酸度: 1.31 g/100 ml.   残糖: 0.9 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは、クリアなサーモンピンク。リンゴ、レモン、ブリオッシュの様な香ばしい香りに、チェリーやラズベリーの赤い果実の香り。口当たりは、なめらかさがあり、赤い果実や、柑橘のシャープな酸味とふくよかさを感じる。しっかりした酸味に、芯のある旨味、塩気、香ばしさが混ざり合い、余韻が長く続いていく。
料理との相性: ローストビーフのサラダ、生ハムとメロン、鰹の塩たたきを柚子ダレで、ホタテのコロッケ、アランチーニ、海老の棒春巻き、サーモンとクリームチーズのカナッペ、海鮮ちらし寿司、ラ・ロッサ、シャウルス等のクリーミーなチーズ、レアチーズケーキ、イチゴのショートケーキ
飲み頃: 今から、向こう2年はフレッシュで華やかな印象を楽しめるだろう。5年くらいの瓶内熟成で、熟成感と香ばしさが合わさり、複雑さ、余韻がさらに伸びると思われる。

2019/02/19

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2017 Kaze no Rouge Wine Details

Japanese

Kaze no Rouge is a full-bodied, full-blooded red wine made chiefly from Hokkaido-grown Zweigelt grapes. Deeply scented, rich, and with a powerfully structured mouthfeel, these wine can be drunk young, but also handsomely repay cellaring. Pair with stews, game, or well-aged cheeses for a wonderful experience.

TECHNICAL DATA
VARIETY ZWEIGELT 95 %, PINOT NOIR 5 %
VINEYARD Nobori Yoichi Hokkaido (ZWEIGELT)
Misono Yoichi Hokkaido (PINOT NOIR)
HARVEST
DATE
11th, 18th, 22nd, 25th October 2017 (ZWEIGELT)
18th October 2017 (PINOT NOIR)
Brix @the Harvest(average): 21.5oBrix
BOTTLING Bottled on: 17th 18th September 2017
The number of bottles: 13,797(750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 12.5 %  Total acidity: 0.55 g/ 100 ml.
Residual Sugar: 0.08 %

6/Nov/2018

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2017 風のルージュ ワイン・データシート

English

 「2017風のルージュ」は、ツヴァイゲルト種の葡萄からつくった赤ワインです。意外にも、この赤ワインに使われた葡萄は北海道・余市で育ちました。なぜ“意外にも”かといいますと、赤ワイン用の品種は熟すのに、たっぷりの日光、暖かさ、時間が必要です。しかし、余市の藤澤農園に育ったツヴァイゲルトは、冷涼な気候にもかかわらず、薫り高くよく熟していたからです。そこで、この葡萄の良さを引き出すためにていねいに醗酵させ、慎重に樽で熟成させました。そうして生まれたのが、涼やかな風を感じるエレガントなこの赤ワインです。
 ちなみに、「2006風のルージュ」は2008年北海道洞爺湖サミットの7月8日の夕食会にてお使いいただきました。外務省ホームページのG8サミット事務局のワイン紹介には次のように記されています。
「1970年代、ウイーン郊外の修道院から北海道にツヴァイゲルトの苗がもたらされたが、その苗が徐々に広がって今ではこの品種のワインが北海道を代表する赤ワインとなりつつある。冷涼な気候を反映した若々しく豊かな果実味とフレッシュな酸と程よい渋味が身上のこのワインは、飲み応えも十分。未だ知名度は低いが知られざるツヴァイゲルトの魅力、北海道の赤ワインの可能性を存分に感じさせる」
北海道サミットから10年、北海道に深く根づいたツヴァイゲルトの魅力をお伝えできれば幸いです。

テクニカル・データ
品種: ツヴァイゲルト 95 %
ピノ・ノワール  5 %
畑: 北海道余市 藤澤農園(ツヴァイゲルト), 荒農園(ピノ・ノワール)
収穫: 2017/10/11, 18, 22, 25(ツヴァイゲルト)
2017/10/18(ピノ・ノワール)

収穫時の糖度 約21.5°Brix(平均)

醗酵: 完熟した葡萄を選果し、二つの方法で仕込んだ。大半の葡萄は、除梗の後ステンレスタンクまたはオークタンクに入れ、野生酵母で醗酵させた。十分に皮から成分を適度に抽出するため、醗酵前半は1日に1回、後半は2日に1回ルモンタージュをしながら約2~3週間醸す。その後マストを搾り、ワインを皮と種から分け小樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促した。一部の葡萄は、全房でステンレスタンクに入れ、14~17℃の室温下でMC(マセラシオンカルボニック)を約3週間行った。その後プレスし、約1週間醗酵させた後、小樽に移し野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を促した。
熟成: 1樽はステンレス樽で、その他はオークの小樽で約10ヶ月~10ヶ月半熟成。
瓶詰: 無清澄・無ろ過でビン詰を行った。
ビン詰日: 2018/9/17,18  本数: 13,797本 (750ml)
アルコール: 12.5 %   酸度: 0.55 g/100 ml.   残糖: 0.08 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは、黒みがかったルビー、エッジは赤紫色。カシス、ピンクグレープフルーツ、黒胡椒・赤胡椒、焙煎したコーヒー豆の香り。口当たりはなめらかで、フレッシュなピンクグレープフルーツの酸味主体の軽快さのある味わい。カカオのような苦味もあり、後口を引き締めている。アフターに、香木のような香ばしさもある。
料理との相性: ローストビーフやマグロのカルパッチョ バルサミコソース、ジャンボン・ペルシエ、鹿肉のステーキ 黒胡椒風味ソース、ブリしゃぶ、トマトと牛肉のオイスターソース炒め、ブリーなどの白カビのチーズ、グレープフルーツのジュレ、ブルーベリーのタルト
飲み頃: 今から2〜3年は、フレッシュな果実味のある味わいが続くだろう。いい状態で熟成させれば、向こう7年は熟成できる。

2018/11/7

2017 風のルージュワイン・データシートPDF(プリントに最適です)

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2016 zweigelt Wine Details

Japanese

Zweigelt?….. Zweigelt????
What is it? How does one pronounce it?
The Zweigelt grape variety certainly has it’s share of identity problems. It is not very well known outside of some tiny corners of the wine world. And it’s name—rather clunky and unpoetic—doesn’t help attract followers. “Pinot noir” and “Chardonnay” sound delicious, mellifluous and rounded as the names roll off the tongue. Say “Zweigelt” and it sounds like you’re choking on a fish bone.
Which is all too, too unfortunate. Because Zweigelt (some call it “Zwei” to save time) is a very high quality red wine grape, uniquely suited to making wines of depth in the cold north of Hokkaido. The grape variety comes from Austria, where it was developed in the early 1900s by one Dr. Zweigelt (how’d you like to go through life with THAT name!). What Dr. Zweigelt was hoping to achieve via grape breeding we can only guess, but by crossing the St. Laurent and Blaufrankisch grape cultivars he ended up with an early ripening variety that yields (when done well) wines with excellent fruit, structure, color and aroma.

The 2016 COCO TOARU ZWEIGELT is our inaugural attempt with this wine from new vineyards planted in Yoichi’s Nobori sub-region. It is actually a blend of two vineyards…. The NAKAGAWA vineyard is “hidden” among a series of hills in Nobori’s northeast sector, a very sheltered spot with sandy soils and little wind. The KONISHI vineyard is in a far more exposed site, a hilltop overlooking the town of Yoichi and the Japan Sea.
In the cellar, in keeping with the Coco Toaru philosophy, the grapes were lightly crushed, fermented with wild yeasts at moderate temperatures, pressed gently, and then aged in a mix of wooden barrels and small-volume stainless steel tanks.
Nothing is added to the wine except a modicum of sulphur dioxide at bottling, and nothing is removed as we avoid the use of damaging filtration equipment.
We hope you enjoy our attempt at a Coco Toaru Zwei. We had great fun making the wine, and are encouraged by the results. A Votre santé!

TECHNICAL DATA
VARIETY Zweigelt 100%
VINEYARD Nakagawa vineyard, Nobori, Yoichi, Hokkaido
Konishi vineyard, Nobori, Yoichi, Hokkaido
HARVEST
DATE
26th~30th October 2016 (Nakagawa vineyard)
24th, 25th October 2016 (Konishi vineyard)
BOTTLING Bottled on : 19th 20th August 2018
The number of bottles : 5,547 (750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol : 11.9 %  Total acidity : 0.55 g/ 100 ml.
Residual Sugar : 0.04 %

31/Oct/2018

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2017 pinot rose Wine Details

Japanese

The 2016 COCO TO ARU Pinot Rose marks our 4th vintage for this wine.
We originally began to produce this rose as a “one off”, an unplanned use of some grapes that seemed more suited for rose than for red wine. The reaction to that first wine was overwhelmingly positive, and so we decided to make the wine every year. We are very happy to do this as it is our firm conviction that dry rose wines can be some of the most refreshing, the most complex, the most food-friendly wines around.
With the decision to make this wine every year, we have continued to refine the process, exploring the best way to make a dry rose. In many cases, rose is made by blending lesser quality white and red wine to make a simple quaffing rose wine. Not so with the Coco To Aru Rose. Here we start with the best grapes possible—100% Pinot noir from the famed Kimura Vineyard in Yoichi, Hokkaido. We then undertake a very long, cool carbonic maceration of the whole clusters of grape in tank… this process, aided by the cold Hokkaido weather, allows for a very gentle extraction of aroma, flavor, umami and just the right amount of color (hence, the rose ‘blush’) from the skins. We then press the grapes, and continue the fermentation in specially selected barrels and stainless steel tanks. Post-fermentation aging on the lees helps to promote a gentle mouthfeel and complexity of both aroma and taste.
Rose production has a rather checkered history: of late, it is typically a wine, neither red nor white, made from red wine grapes insufficiently ripened or white wine grapes that don’t have anywhere else to go.
This is a sad thing, as carefully grown and vinified rose wines can be supremely enjoyable for both the casual wine drinker and the serious student of wine.
We hope you find this wine to your liking, as a compliment to your meal or your gathering of friends.

TECHNICAL DATA
VARIETY Pinot Noir 100%
VINEYARD Kimura vineyard, Nobori, Yoichi, Hokkaido
HARVEST
DATE
12nd 13rd  October 2017
BOTTLING Bottled on : 29th August 2018
The number of bottles : 3,596 (750ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol : 10.9 %  Total acidity : 0.70 g/ 100 ml.
Residual Sugar : 0.18 %

31/Oct/2018

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2007 Echi di Zoccoli d’Asino Wine Details

Japanese

Echi di Zoccoli d’Ashino (“The Footfall of the Donkey”) is an unusual dessert wine made from dried Koshu grapes that are gently pressed and fermented in old oak barrels. The drying process intensifies the flavors in the grape, and adds a pleasing caramel note. Rich, honeyed and deeply satisfying, this ultra-sweet wine is a beautiful grace note to an evening of fine dining, especially when paired with a nut tart or dried fruit.

TECHNICAL DATA
VARIETY KOSHU 100%
VINEYARD Katsunuma, Yamanashi
HARVEST
DATE
26th October 3rd November 2007
16th 22nd October 2006
23rd 28th October 2011
28th October 2009
Brix @the dried(approximately): 40~45oBrix
BOTTLING Bottled on: 15th June 2018
The number of bottles: 1,039(375ml)
ANALYSIS
DATA
Alcohol: 13.3 %  Total acidity: 1.00 g/100 ml.
Residual Sugar: 21 %

5/Nov/2018

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2007 ロバの足音 ワイン・データシート

English

 「ロバの足音」の原料となる日本固有品種・甲州種の葡萄は、勝沼の契約栽培農家さんの畑で収量を低く制限され(35hl/ha)、完熟を待ってできる限り遅い10月下旬~11月上旬頃収穫されます。収穫された葡萄はまんべんなく乾燥するよう手作業で軸ごと細かくカットされ、干椎茸を並べるためのエビラに平らに並べられます。その後、エビラごと椎茸乾燥機で乾燥させ、乾燥により糖度が約16度から40度台まで凝縮された葡萄は、小型タンクに移され、ドイツにおけるトロッケンベーレンアウスレーゼの手法と同様に、前年産のワインで潤し数日間マセラシオンします。圧搾して得られる果汁は非常に微量で、換算すると7hl/haという希少なものです。約18℃で醗酵は始まり、その高い糖度のため約6ヶ月続きます。醗酵終了後、酵母が安定したらオリ引き、そして熟成。醗酵が始まってから10年以上経った後、ようやくビン詰の段階となります。フランス、ハンガリー、ドイツの貴腐ワイン、イタリアのヴィン・サントなど素晴らしいワインへの敬意のもと造られたデザートワインです。

テクニカル・データ
品種: 甲州 100%
畑: 山梨県甲州市勝沼 芳王遊覧園(46%)、秋玉園(54%)
収穫: 2007/11/03(芳王遊覧園)
2007/10/26(秋玉園)
2006/10/16, 22(秋玉園)
2011/10/23, 28(秋玉園)
2009/10/28(秋玉園)

乾燥後の糖度 約40~45°Brix

醗酵: 干した葡萄をプレスし、フレンチオークの木樽で醗酵。約18℃の温度で約 6ヶ月醗酵が続く。
熟成: 醗酵終了後、約9割を樽で、約1割をステンレスタンクで2018年6月まで熟成。
瓶詰: オリ引き後、清澄せず無ろ過でビン詰。
ビン詰日: 2018/06/15 本数: 1,039本(375ml)
アルコール:13.3 %   酸度: 1.00 g/100 ml.   残糖: 21 %
このワインについて
テイスティング・
コメント:
色合いは、茶色がかった琥珀色。ディスクにはオレンジ色も現れている。カラメル、黒糖、ブランデーケーキ、ドライプルーン、干し柿、複雑さのある香り。柔らかい口当たり、レモンピールの砂糖漬けやメープルシロップなどの濃密な甘さを感じ、後半にかけて、ドライアプリコットの風味、香ばしさ、オーク、長い余韻が続く。
料理との相性: フォアグラのテリーヌ 金柑のジャム、鶏レバーのムース グリヨットと共に、クレープ・シュゼット、パン・デ・ピス、ババ・オ・ラム、クレーム・ブリュレ、みたらし団子、信玄餅、ブルーチーズにハチミツを添えて
飲み頃: 今から、すぐに楽しめる。セラー温度ぐらいが好ましいが、冷蔵庫で冷やしてから、温度を上げつつ、ゆっくり楽しんでほしい。開栓後も、ゆるやかに酸化するので、しばらくは楽しめる。いい状態で保存できるなら、向こう20年以上熟成できるだろう。

2018/11/05

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