●2017年04月07日 さくらさく
葡萄畑の麓にあるさくらと菜の花が満開になりました。(写真・左)
ワイナリーには山の中腹にも桜があるのですがこちらはまだ3分咲きといったところ。(写真・右)
見頃は来週末でしょうか。
日あたりや樹齢もほとんど変らないのですが、生育場所の標高や土壌、水はけなどがほんの少し違っただけで、こんなにも成長のスピードが変わるなんて・・・。
ほんとうに面白く葡萄の栽培にも共通するので興味深いです。


●2017年02月28日 大地のルモンタージュ
醸造場では、ビン詰めもはじまったココの早春。
葡萄畑では、2月上旬に剪定が完了し、今は急斜面の畑の整備に取り組んでいます。
ココの葡萄畑は、平均傾斜38度ですから、数年経つと表土が少しずつ麓に落ちてきてしまいます。
そのままにしておくと山頂や中腹の道も荒れて作業が困難になってしまうので、葡萄の休眠期に土壌の修復をします。
この仕事には一輪車が大活躍、大きな石やたくさんの土をみんな元気いっぱい下から上に運びます。
何度も何度も下から上に運びます。頼もしい限りです。

秋、アルコール醗酵中の樽やタンクのなかには、炭酸ガスと熱が発生し、果皮や種などが表面に浮いてきます。
よい赤ワインを造るために、表面の果皮や種はそのまま放置せず、櫂棒で沈めたり、表面の果皮や種の上からワインを掛けて全体を混ぜていきます。
「ピジャージュ」や「ルモンタージュ」と呼ばれるこの作業は、何度も何度も繰り返し行われます。

葡萄畑で、土壌を掘り起こし、運び、危険な場所を修復し、地面のバランスをとり、良い葡萄が成熟するような土壌に整えること。
醸造場で、赤ワインに酸素を供給し、糖分や酵母や温度を均一にし、果皮や種の成分を抽出し、味わいを深める「ピジャージュ」や「ルモンタージュ」。
なんだかよく似ている気がします。


●2017年01月31日 スタート
剪定はのんびり1月からスタート。順調に進み2月中旬には終了する予定です。
この間まで大寒波が来ていたことが嘘かのように、ここ数日の昼間は16℃まで気温が上昇、暖かい日が続いています。
2016年は秋の長雨に苦しみましたがその分、2017年の収穫時期は天候に恵まれ良い年になりますように。




●2016年11月02日 最後はてっぺん
2016年は山頂付近で栽培しているMuscat Bailey Aが最後の収穫となりました。
今年は日照不足や台風の大発生、9月の長雨など難しい年でしたが、
そういう年だからこそできることがあります。
1粒1粒、病果を取り除いたり、株まわりの草むしりをしたり、
枝が絡まって風通しが悪くならないようにつるを切って整枝したり、
黙々と丁寧にみんなで葡萄の世話をしました。
例年より収穫量は減ってしまいましたが、収穫期を遅くした結果、
凝縮感と熟した複雑な香りを持つMuscat Bailey Aが収穫できました。
たくさんの苦労と引き換えに楽しみなヴィンテージとなりそうです。


●2016年10月25日 やっと・・・
2012年に開墾した、こころみ学園から歩いて行ける平らな畑「テラスヴィンヤード」で収穫をしました。
植樹して5年・・・わずか280s(樽1つ分)ですが色づき、香りも良く将来とても高品質の葡萄ができると期待している畑です。
昨年が初収穫の予定でしたが猪の被害を受け収量は激減、樹の枝を折られたり大変な被害を受け自然の厳しさを思い知らされました。
その影響から枝がしっかり伸びるか心配でしたが問題なく順調に新梢を伸ばしてくれました。
来年はうまく行けば2t程度の収穫が見込める畑なのでこれからもしっかり管理していきます。


●2016年09月24日 気象観測装置
8月後半から前線や台風の影響を繰り返し受け、記録的な多雨となっています。
ここ数年は天気を予測しにくい異常気象が続いています。

少しでも自社畑の正確な気象情報をピンポイントで得たいと思い、観測装置を設置しました。
計れる項目は、気温・気圧・相対湿度・風向・風速・日射・感雨・雨量の8項目です。

今までなんとなく把握していた夜温や湿度変化が手に取るようにわかり満足しています。

この気象情報を基に防除や作業の最適なタイミングをはかり、よりよい葡萄栽培に繋げていこうと思います。


●2016年08月16日 台風7号接近中
台風上陸前に大あわてで、自家畑の小公子を収穫し、仕込みを行いました。
2016年収穫の小公子は全体の色づきがよく、味と香りも例年より凝縮感があります。
この葡萄を使って「のぼっこ」という新酒(ヌーボー)をつくります。
この新酒は醗酵中にできた二酸化炭素によって発泡するワインなのですが、
今年はスティルワイン(非発泡)でもおいしいのでは?とメンバーから声があがったりもしています。
葡萄が元気にその魅力を最大限に発揮できるよう、「葡萄がなりたいワインになれるよう」、
葡萄の声に耳を澄ませ、ワインをつくっていきたいます。
どんなワインになるかはこの小公子が決めますから、気長に楽しみに待ちたいと思います。


●2016年07月29日 14万枚
関東もやっと梅雨明け、暑い日差しが照りつけるようになりました。
約1カ月続いた傘・袋かけの枚数は約14万枚。
その後はカラスやヒヨドリなど鳥の食害から葡萄を守るために、ネットを張ったり、摘粒の作業に追われています。
こころみ学園の皆、雨や暑さにも負けず今年も力強く頑張ってくれています。
葡萄も早いものは着色期を迎えこれから一斉に色づく時期、楽しみです。


●2016年06月30日 湿気対策
6/5に栃木県は梅雨入りし、毎日のように雨が降り気温も上昇しているので枝がぐんぐん伸びています。
湿度のあがるこの時期は少しでも葡萄の周りの環境を整えてあげることが大切です。
湿気がこもらないように枝や葉を取りのぞく、摘芯や除葉をおこなったり、
より凝縮したおいしい葡萄を収穫できるように一つの枝に生る房数や大きさを調整する摘房や摘粒を行っています。
6/20からは傘かけや袋かけもスタートしました。


●2016年05月31日 日々成長
全畑の芽かき終了、ぶどうの状態は開花中から粒が3〜5mmの大きさに膨らんでいるものまで様々です。
照りつける暑い日差しの中、毎日伸び続ける枝を誘引したり、枝が絡まないようにつる切りの作業をしています。
そろそろ梅雨の時期が迫ってくるので草刈などをしっかりして病害虫の被害に悩まされないよう準備をしていきます。



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